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音楽のはなし

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毒にも薬にもならない話... もしかすると,毒は少しくらい入ってるかも...
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記事一覧

「音楽」は「音を楽しむこと」ではないのです...

「音楽って音を楽しむことだ」なんて言う人が時々いるけど,それは違うんだ。音楽とは「音で神…

jun
2か月前
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バークリー音楽大学の音楽教育コース “Teaching Popular Music in the Classroom”の…

修了証獲得ふふふ,久々のバークリー音楽大学@Courseraのコース修了証獲得! 1年半くらい前…

jun
2か月前
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CalArtsの音楽理論のコース” Approaching Music Theory: Melodic Forms and Simple H…

1年半くらい前からCourseraにある音楽関係のコースの受講を続けている。 今回受講が終わったの…

jun
2か月前
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1オクターブ53鍵盤くらいに...

以前の記事「ぇ? 調律なんかしないほうがいいんじゃないの?」に書いたが, ドの周波数を3/2倍…

jun
3か月前
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ぇ? 調律なんかしないほうがいいんじゃないの?

ある音の周波数を2倍にした音を1オクターブ上の音と呼ぶ。1オクターブ違う音を同時に鳴らすと…

jun
4か月前
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ベートーヴェンさん,ツェルニーさん,ショパンさん,みんなスピード違反です!?

ツェルニーやベートーヴェンやショパンは,メトロノームの数字を使ったテンポ指示を多くの曲に…

jun
4か月前
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楽器を弾く時は耳栓を

先日受講が終わったCourseraのコース"Fundamentals of Rehearsing Music Ensembles"(「音楽アンサンブルのリハーサルの基本」)の最後のほうの講義ビデオで説明されていたのは,「耳を大切にすること」。 金管楽器や打楽器の音は近くでは100から115デシベルの大きさになる。85から90デシベルくらいの音を2時間聞き続けると耳を痛めることが多い。だから,こういった楽器の近くで演奏している奏者は耳を痛めやすいし,他のポジションでも, ホー

絶対音感が残念な話

音楽演奏では,絶対音感よりも相対音感のほうが大事だ。 日本には今でも絶対音感神話がある気…

jun
5か月前
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楽器と呼吸

今,Courseraにあるコース「Fundamentals of Rehearsing Music Ensembles」を受講している。 …

jun
5か月前
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ピアノとハモリ

先日の「絶対音感が残念な話」の続き。ピアノは(概ね)平均律で調律される。ただし,本来綺麗に…

jun
5か月前
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リズムの揺れとリズムキープ

音楽の表情を作るため,リズムを揺らすことがある。このリズムの揺れを使って効果的な表現をす…

jun
5か月前
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練習は曲の最後から

随分前に「ストリング」という雑誌に,あるコントラバシニストの連載記事があった。失礼ながら…

jun
5か月前
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弦楽器のスケール練習用伴奏(G major/minor)

弦楽器でスケールの練習をするとき,一音弾くごとにチューナを覗き込んで音程の答え合わせした…

jun
5か月前
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チェンバロは打楽器のように!?

現在,Courseraのコース“Fundamentals of Rehearsing Music Ensembles”を受講中だが,ようやく最終週のコンテンツに入った。ソリストや伴奏者と指揮者の関係の話がいろいろあって面白い。 その中に,バロック音楽のチェンバロ伴奏についての説明があった。 それによると,アンサンブルでのチェンバロは打楽器的な役割。 和声的な役割はチェロなどのバスを奏でる楽器の担当。 ぇぇー,まじかよ😓 おら,もう20年近くチェンバロ習ってるのに,そん