Risa@ごゆるり

食堂ごゆるりのオーナー / ひとさら作家。元リクルート。 食を通して、自分にも他者にも…

Risa@ごゆるり

食堂ごゆるりのオーナー / ひとさら作家。元リクルート。 食を通して、自分にも他者にもやさしく生きるきっかけをつくりたい。 みんなが笑顔でいきいきと生きることができる、平和な世界を作りたい。 Instagram: @risainsea / @goyururi_hitosara

最近の記事

1200人と作り上げてきた100回の「一生に一度のひとさら」

2019年10月27日にオープンした食堂ごゆるり。先週2022年7月30日でついに100回目の「一生に一度のひとさら」を皆さんに提供することができた。 食堂ごゆるりの「一生に一度のひとさら」とは 食堂ごゆるりでは、来てくれるお客様全員に事前アンケートに回答してもらう。その中で、好きなもの・苦手なもの・食べたいもの・好きな色・最近の体調などいろいろなことを聞いていく。それから、集まったみんなの回答をノートに全部書き出して、共通する要素や取り入れたい一人ひとりの要素を選び、要

    • 「やさしさ」の循環で誰もがハッピーな世界を作りたい!

      こんにちは! 週に一度の完全予約制の〈食堂ごゆるり〉を運営しているRisaと申します😊 私は2018年に新卒でリクルートに入社し、新卒2年目から本業と並行して食堂をオープンしました。自分の夢を形にするためにより多くの時間を使うべく、社会人4年目である昨年2021年6月に会社を退職して独立しました。(私の夢と独立までの経緯はこちら) このノートでは、私たちが〈ごゆるり〉を通して、どんな世界を実現したいのか、社会の中でどのような役割を担いたいのかについて、文章にしたいと思います

      • みんなで「おいしいねえ」と言えるひとさら|今週のひとさら#10

        この日最後に来てくれたある4人家族。先日5分だけ出演したJ-WAVEの番組を聴いてくれていたお父さんが予約をしてくれた。 事前アンケートはお父さん・お母さん・10代の娘さん・息子さんがそれぞれ回答してくれていた。娘さんがアンケートで「この日は両親の結婚記念日で、父の誕生日でもあるので、家族で楽しく過ごせたらうれしい♡」と書いてくれていたので、この日はダブル記念日をお祝いするのにふさわしいひとさらにしようと心に決めた。お誕生日だというお父さんはカレーが好きで、スパイスを使った

        • 「一生に一度の」に込められた意味|今週のひとさら#9

          ごゆるりのひとさらがなぜ「一生に一度の」なのか。そこにはいくつか理由がある。 アンケートで事前に聞いた「好きなもの」や「ごゆるりで食べたいもの」「今の調子」などをもとに、ごゆるりのひとさらにはその日に来る一人ひとりの要素が詰め込まれている。ゲスト一人ひとり自身も常に変化していて、好きなものも、食べたいものも、こころと体の調子もその時々で変わっている。だから、その人の要素として取り入れられるものは毎回違う。そして、その日に集まった人たちが別の日にその顔ぶれでまた集まることはお

        1200人と作り上げてきた100回の「一生に一度のひとさら」

          日常の小さなしあわせ|今週のひとさら#7

          ごゆるりでサービス提供開始したオンライン献立メンタープログラム〈りぶごゆるり〉。ひとりひとりが思い描く毎日の食生活を実現するべく、その人の色の好みやライフスタイル、料理の習熟度などを踏まえて、1週間分の作り置き料理8品前後を2時間で作り切れる献立・レシピ・買い物リストをごゆるりが毎週コーディネートして提供する。 この〈りぶごゆるり〉を利用してくれているユーザー一人ひとりと個別で毎週10~15分の定例ミーティングをオンラインで実施しているのだけど、その時間が私のとても楽しみな

          日常の小さなしあわせ|今週のひとさら#7

          話してくれてありがとう

          最近、そんな感覚になることが続いている。 ダイバーシティ、という言葉が色々なところで聞かれるようになったけれど、その実態はなんだろう。その言葉は、一人一人の人間レベルでリアルにイメージできているかなと思うと、意外とそうでもないと思う。 他人のことを完全に理解すること(その人と全くおんなじ感覚になること)は不可能だと思う。その人には、その人しか見てきていない世界がある。その人しか体験していない時の流れがある。けれども、わからないけれども理解しようと思うこと、その姿勢を持つこ

          話してくれてありがとう

          give の方向|与える人と受け取る人

          私は誰かを喜ばせる(どうやって喜ばせよう、笑わせようかと妄想している)時間が好きで、考えてる時にやにやしてしまう。 ご飯を誰かに作ることもそのひとつの形。そうやって考えられている時「わたしはしあわせだなぁ」とおもうので、それで人に喜んでもらえると、自分の幸せなことで人もハッピーにできて、なんてしあわせなんだ。最高だな〜。とさらに思う。 ・ これは、「私が○○さんにごはんをつくる(つくってあげる)」私→○○さんという方向にgiveがなされていると表面的にはみえるけれども、私の気

          give の方向|与える人と受け取る人

          非日常

          最近の私の『非日常』3選。 実家東京都内に実家があり生まれも育ちも東京の私が、一人暮らしを始めたのは社会人になってから。丸2年がたった。 そんな私にとって、”実家に帰る”という行為が一つの『非日常』になっている。 学校の遠足、友達とのディズニー、みたいに前日からちょっと楽しみになるイベントのよう。 私は、どうしても実家にいると、家族とぶつかることが多く、かつ自分の時間の確保がかなり難しかったので一人暮らしを始めたんだけど、今は親の一つ一つにありがとうって思えるし、みんな

          世界を初めて見るように

          今日読んだ本。 『人生を変えるオズの魔法』 名作『オズの魔法使い』から私たちが得られる教訓について解説してくれている本で、今年の2月、私をラジオから元気にしてくれるハリーさんが翻訳を出してくれた。 そこに書いてあったことば。 『世の中を初めて見るかのように見てみよう。』 普段無意識にそこにあるのが”当たり前”になってしまっているもの・こと、すべてがキラキラして、可能性に満ちていると気づくことができる。 消火器の赤い箱この本を今日の午前中に読了して、いつもお世話になって

          世界を初めて見るように

          日日是好日

          前から気になっていた、樹木希林さんの出演している映画。 今日、親友の一人と電話していた時にお勧めされて、電話の直後から見始めた。 私は最近これからやることを形作る大前提としてあることをよく考えている。 それは『人の心の健康はどう作られるのか (つまり、どうしたらみんなハッピーに生きていけるのか) 』ということ。 (決して今の私は病んでいるわけではない。あくまでポジティブなエネルギーに満ちて、毎朝6時50分から10分間、窓からさしてくる太陽の光を浴びながら考えている。)

          三度の飯が一番好き

          今朝、『自分に向き合うタイム』をしていた。 元々わたしの休みの日の朝の恒例行事で、最近は仕事の日も朝ごはんの前に毎朝10分くらい、ひたすら頭の中をノートに書き起こす時間をとっている。 前から『もやもや』について何度か書いてきたけど、 引き続き私は毎日自分の生き方について毎日思いを巡らせていた。 今日も、『私は何がやりたいのか』について考えていた。 そして、今朝はかなり調子が良く、自分の正直な気持ちを言葉に起こすことができたので、ここに書き留めておきたいと思う。 気づき①

          三度の飯が一番好き

          「意識」をむけること

          今日面白い話を聞いた。 人間は20歳までは新しいことばかりで、一瞬一瞬に必死だから、その一瞬一瞬に「意識」を向けている。だけど、20歳を過ぎてからは、馴れだったり、なかなか新しいことに挑戦することもなくなり、一瞬一瞬に意識を向けなくなる。だから、年々ものすごく早く一年が過ぎ去ったと感じる。20歳までの体感年数が20年としたら、21~80歳の60年間の体感年数は13年だと。 忙しくなるから、時間が過ぎるのが早いと感じてしまうのだと思っていたけど、そうではなくて、”忙しさを理

          「意識」をむけること

          どうでもいいけど、しあわせの数かぞえてる。

          「今日はちょっと違うフルーツ買ってみるか」 そう思って、スーパーをのぞく。 たまたま売ってた愛媛県産の清見オレンジという国産オレンジと、最近ちょっとずつ出てきている国産キウイ。 おお、四国からのフルーツ。嬉しい。 買ってみよう。 次の日の朝、ルンルンでお皿に盛り付けをする。 彩りもばっちり。 スープの横にフルーツがいるの微妙だなあ・・・と思いつつ 良い感じで収まった。 一旦写真を撮る。 さあ、頂こう! まずはあったかいスープから。 トウモロコシと新玉ねぎの豆乳味噌

          どうでもいいけど、しあわせの数かぞえてる。

          朝のしあわせ

          ごはん。 私にとって欠かせないもの。 仕事の時間と誰かと話しているとき以外は きっとほとんどの時間、ごはんのことをかんがえてる。 ごはんをたのしみに生きているといっても、過言じゃない。 朝、おなかすいた。 おなかがすいている私はスッとベッドから出る。 歯を磨き、筋トレして、シャワー浴びて、身だしなみセットして すべてが落ち着いた状態でキッチンに立つ。 さあ、待ちに待った朝ごはんの時間。 お気に入りの朝ごはんはオムレツ。 納豆チーズオムレツ。 文字通り、納豆と卵を勢い

          朝のしあわせ

          心がうごく理由は危機感だけじゃない

          大好きな同期がシェアしてくれた文章を読んで、最近ちょっと自分の中で忘れかけていた感覚を思い出すことができた。 彼がシェアしてくれた「Lobsterr」というマガジンから毎週月曜に届くニュースレターの、今週の一節。 同期が紹介してくれた文章がこちら。 読んでみて、みんなどう思うだろう? ”Small Is Beautiful 文化としてのスモールビジネス 今週、よく行っていたサンドイッチ屋さんが閉店した。ひとりの若い女性が切り盛りしているコッペパンサンドが売りの小さなお店で

          心がうごく理由は危機感だけじゃない

          数年後

          この世界はどうなるんだろう。 まとまらないけど、心の中にある言葉を文字に起こしてみようと思う。 今、全体的に(国も会社もメディアも私たち個人も)、 今をどうやり抜くかという話でいっぱいになっている。 包丁で指を切って、出血が止まらないところに、頑張って絆創膏をして包帯でぐるぐる巻きにして、その上から防水手袋をして。みたいな感じだ。 絆創膏を貼ることすら精いっぱいだ。 今に集中することはある程度しょうがない。 今やり抜かないと生きていけない、 会社は守れない、「経済は破た