見出し画像

小さな異空間・カプセルホテルに泊まる

数年前までは安宿を求めて
よく利用してたカプセルホテルですが
最近は年に数回行くか行かんか・・

そんなカプセルホテルに
8月は2回宿泊してきました🤗
やっぱり定期的に泊まりたくなる宿

高級宿とは違う非現実が味わえるんが
カプセルホテルの良さ👍
好き嫌い分かれると思うけど😓

今回はあまり語らないけど
実は好きなタイプの宿である
カプセルホテルについて書いてみます

人生初のカプセルホテル

初めて宿泊したカプセルホテルは
大阪駅から徒歩圏内にある
サウナ&スパ カプセルホテル大東洋

当時は神戸市内に住んでて大阪勤務
利用したのは職場の飲み会終わりでした
(当時は付き合いで飲んでた🍺)

上司に大東洋へ行こうと誘われ
大東洋ってなんや?と思いながら
ついていったのが初カプセルでした😆

上司が泊まるというので
なんか面白そうやと一緒に宿泊🛏

宿泊料金:1泊¥3,200〜
サウナ&スパも利用可能で
館内着、タオル、歯ブラシなど有

初カプセルやのに酔ってたので
あまり記憶はなく・・
ただ意外と快適やったなって感じて
その後は旅先の宿泊先として
選ぶことが増えていった気がする✨

カプセルホテルって宿としては
ちょっと特殊な感じなので
今思えば初めては躊躇するかもな🤔
なので誘われて行ったのは良かったんかも♪


安宿という部類ではゲストハウスも
初めてはかなり躊躇しましたが
こちらの初めては自分の意思でした😓

興味ある方はこちらの記事へ

日本初のカプセルホテル

初のカプセルホテルは1979年開業の
カプセルホテル・イン大阪だそうです

そしてカプセルユニットの設計は
有名建築家の黒川紀章きしょう氏で
大阪万博でカプセル住宅を展示してたのを
カプセルホテル発案者が見てオファーしたそう

黒川紀章氏でカプセル住宅といえば
中銀カプセルタワービルが有名
当時としてはというか現在でも
特徴的すぎる斬新なデザインの建物
(残念ながら現在解体中😖)

中銀カプセルタワービル(2015年撮影)

中銀カプセルタワービルは1972年竣工で
日本初のカプセルホテルはその7年後
年代と設計者が同じということで
ユニットの大きさは違うけどそっくり

住宅ユニットを寝ることに特化し
コンパクトにまとめたのが
カプセルホテルのユニットという感じ

そして設計者が提唱していた
独立した部屋は取替えが可能という特徴
(ビルでは実現しなかったけど)
ホテルでも可能な構造なので
実現してたりするんかな😆

様々なカプセルホテル

カプセルホテルと一くくりにされるが
カプセルのタイプにより様々で
同じ施設内でも広さや設備などで
ランク分けもされてる👍

快適さを求める上でそれは重要ですが
個人的に重要視したいのは
カプセルが作られた年代です😆

カプセルホテル・イン大阪

黒川氏が設計したユニットが設置された
オープン当時のカプセルホテル・イン大阪
そこに並ぶレトロヒューチャーなカプセル
これが一番好きなタイプのカプセル

広さは最小限で設備も古いけど
これこそカプセルホテルという印象
包まれているという安心感があるので
狭さはマイナスではなくプラスにも感じ
一番の魅力は独特なデザインからくる
非現実的な空間い入れることかな😙

ここからはレトロや最新など
宿泊したカプセルホテルを紹介します

レトロカプセルホテル

1989年頃に開業したカプセルホテルで
宿泊したのは先月19日で一番最近
久々に好きなタイプのカプセルでした😆

カプセルは好きなタイプですが
レトロカプセルホテルは立地が独特😓

ホテルのある通り

ホテルがあるのは雑居ビル
ネオンがレトロさを醸し出す

エレベーターでフロントへ

フロントまでが薄暗いのも
このタイプの特徴かもな

ロッカールーム

フロントで鍵を受け取るが
部屋のではなくロッカーの鍵
貴重品以外の荷物はここに入れて
館内着に着替えてカプセルへ向かう

整然と並ぶカプセル

レトロタイプの特徴としては
下段の真上に上段が設置されて
階段はカプセルの間にあることかな

今回は下段やったけど上段の時は
手すりを持ち梯子を登った後に
体をひねりカプセルに入る(~_~;)
出る時は梯子が見えにくくて
酔ってたり寝ぼけて出ると
転落しそうになるのでかなり危険😂

カプセル入口

天井左の突起物はテレビです
ブラウン管テレビを設置するため
このような形状になってると思うが
このタイプのカプセルに入る際は
どこかしらをこの突起で強打する💦
(レトロカプセル入る時あるある)

カプセルの奥
設備機器の操作盤

タッチパネルの時代に見ると
逆にかっこよくもある操作盤👍
故障して使えない機器もあったけど
寝るだけなので問題なし♪

カプセルホテル・イン大阪

日本初のカプセルホテル開業当時の
カプセル内装のイラストと見比べて
ほぼ同じ形状をしていました✨

てことは黒川紀章氏設計のカプセル?
その時代のカプセルに宿泊できたのが
なんか嬉しく感じてしまう🤗

宿名:ゴールデンタイム高松
場所:香川県高松市瓦町2丁目1−7
料金:カプセル1泊¥3,000〜(男性専用)
最寄駅:瓦町(ことでん)

快適なカプセルホテル

2016年12月開業したカプセルホテルには
レトロカプセルの1週間ほど前に宿泊

カプセルホテルがあるのは
アーケード商店街の中でした
フィットネスジムの文字が大きいため
一瞬見過ごしてしまった😓

フィットネスジム併設は初めて見たかも
もちろんサウナとスパもあるが
宿泊者よりもフィットネス目当ての人が
多く利用してるような感じでした

整然と並ぶカプセル

6年前に開業したホテルなので
カプセルも真新しい雰囲気でした
そしてレトロタイプと異なり
下段と上段が互い違いに配置され
上段でも体をひねる必要もない👍

カプセル間も広く配置され
互い違いにすることで全体数が
若干少なくなるけど使いやすさ重視
ってのは最近の傾向っぽいな♪

カプセル入口

レトロカプセルにあった
テレビの突起がないため
シンプルな内部形状でした

右手前が鍵付きロッカー

カプセル同士の間を広くしたことで
寝床以外のスペースも配置できてて
TVや荷物置き場を確保してました

フロントで渡される鍵は
カプセル内にある荷物置き場のもので
館内着などもここに入ってるため
別でロッカールームに行く必要なし

収納されてたテーブル

レトロカプセルにはなかった
テーブルまで収まってました😂

最近のカプセルの機能性はさすが✨
ここにこもってテレワークもありかも

宿名:駅前人工温泉とぽす仙台駅西口
場所:宮城県仙台市青葉区中央2丁目1−25
料金:スタンダード1泊¥4,300〜(男性専用)
最寄駅:仙台

デザイナーズカプセル

そう言うんか知らんけど
オシャレすぎるカプセルホテルを
勝手に命名してみました😙

2019年12月に開業の
ナインアワーズ水道橋
開業直後に行った時の写真

外観

東京ドームシティの最寄駅
水道橋駅から徒歩数分の場所に建つ
斬新すぎる外観の建物

ガラス張りの1フロアは
ラウンジスペースになってました

男女でフロア分けされてて
女性専用エレベーターに乗るには
専用の鍵が必要になるらしい

洗面スペース
カプセルフロア

並びは最近っぽい互い違いですが
滑らかなカーブを描く形状は
レトロタイプと似てるようにも感じる

6階ラウンジスペース
階段状の床とテーブルがある

外から見えてたガラス張りのラウンジ
首都高やJR中央総武線が近いため
忙しなく行き交う車や電車が見えるが
都会の中のオアシスのような空間なので
静かに読書するのも良い場所かも

朝のラウンジスペース

夜の雰囲気も良いが
朝の清々しさも良かった
ここでのんびりモーニングも
有りやったけどこの日は
六本木モーニングでした🤗☕️

宿名:ナインアワーズ水道橋
場所:東京都千代田区神田三崎町3丁目10−10番1号
料金:カプセル1泊¥4,200〜
最寄駅:水道橋


ナインアワーズ水道橋
こちらの建築設計をしたのは
建築家の平田晃久あきひさ

水道橋だけではなく
多くのナインアワーズを設計してて
どこの店舗も斬新なデザインで
機会があれば全て泊まりたい😙

ちなみに平田晃久氏は事務所設立前
伊東豊雄氏の事務所勤務だったらしい

これは完全な余談ですが
一番好きな建築家が伊東豊雄氏で
設計された建物も魅力的✨
弟子にあたる方が設計したホテルに
魅力を感じたのは伊東建築の雰囲気が
感じられたからなのかな〜😆


カプセルホテルのこと書こうと思ったのに
最終的に建築的なこと書いてました💦

最初の方でレトロカプセルが一番だと
熱弁したんですが書き終えて思うのは
カプセルホテルという小さな空間が
デザインする人によって様々な
形や機能や雰囲気を醸し出せることが
面白くもあり魅力的でもある👍

毎回カプセルホテルに泊まるのは
旅の醍醐味が薄れてしまうけど
都市部で宿泊する機会には
カプセルホテルも良いもんです🌱

この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

泊まってよかった宿

最後まで読んでいただきありがとうございます。 旅先で見たもの、感じたこと、ふとした思いつき、気になることを投稿し毎日更新3年目。よければスキ、フォローしていただけたら嬉しいです♪