見出し画像

ハイキング|吉野山からぐるり歩いて吉野山へ

吉野まで歩き1泊した翌日
のんびり観光して帰る予定が
宿でリフレッシュし過ぎて
また山に登りたくなってしまった😂

前日の疲れは残ってたけど
なんていうか…少し疲れた状態の方が
歩き始めは楽やったりする😑

長時間使ってない機械よりも
前日使った機械の方が初動は良い…感じ

宿から見た青空

歩き終わり直後は無理でも
食事して風呂入って睡眠とったら
体の疲れはだいぶ回復🙌

前日は歩き通す目標は達成できたけど
生憎の天気で景色楽しめず…
そんな中、翌日の青空を見てしまうと
歩きたーい🍃と気持ちが爆発😆

完全に思い付きでルート定まらずやったけど
幸い吉野山周辺歩くのは今回が3回目♪
ひとまず以前歩いたルートを辿りながら
気になる場所へ行ってみることにした👍


吉野山と周辺ぐるり

吉野山は奈良盆地に都が営まれていた古代から、大峯の山々を背景として吉野川の向こうに望まれる聖なる山として信仰を集め、都人にも広く知れ渡る霊山であった。

Google map地形図に書き込み

吉野川の南岸(上地図では下側)から青根ヶ峰まで、直線距離にして8km連なる馬の背状の尾根が吉野山の中心といえる。

吉野山から山上ヶ岳(俗にいう大峯山)までを金峯山きんぷせんと総称する。金峯山の山上あたりにあるために名付けられた山上ヶ岳には山上蔵王堂(大峯山寺)が、山下にあたる吉野山には山下蔵王堂(金峯山寺蔵王堂)が建立されて、それらを中心とした寺内町が形成されてきた。

現地の看板一部抜粋

以前、吉野訪問時に知った内容
前情報として書いておきます

さらに、吉野を起点に大峯山を越え
熊野本宮大社にまで続く
大峯奥駈道おおみねおくがけみちは約80kmで
紀伊山地の霊場と参詣道として
世界遺産に登録されている
今回はその一部も歩きました

吉野山と言えば桜が有名で
それを目当てに訪れる人多いけど
今回は桜はまだ枯木状態😂

けど桜目的ではないので問題なく
逆に桜に目を奪われることなく
桜見物の人に遮られることなく
ありのままの吉野をのんびり静かに
散策できたんがよかった🤗

如意輪寺と後醍醐天皇陵

歩き始めは宿の玄関から🍃
日陰はピリッと冷えた空気やけど
日向に出たらポカポカ陽気

木漏れ日道

前日の夕方に歩いた道
天気と時間が変わったら
別の道のように感じた

小判井戸

後醍醐天皇が吉野の行宮で歌をお詠みになる時の御料水になったと伝えられ、太閤秀吉が吉野山で花見の際には茶の湯の水として用いられたという名水です。

現地の看板

車道のすぐ脇の井戸が
なんかすごい歴史でした

如意輪寺にょいりんじ 山門

宿から歩いて30分で到着
聞いたことはあったけど
ほか社寺と離れてるので初訪問

本堂

平安時代の延喜えんぎ年間に日蔵にちぞう上人により開かれたと伝わる。南北朝時代、後醍醐天皇が吉野に行宮を定めた際の勅願ちょくがん所とされたが、天皇は還京叶わぬまま崩御して本堂の裏山に葬られた。

Wikipediaより

本堂横の建物から奥は
拝観料500円が必要らしいが
再訪機会もありそうなのでパス

裏山へと延びる階段
後醍醐天皇塔尾陵とうおのみささぎ

通常の天皇陵は南面しているが、後醍醐天皇陵は京都(吉野より北)に帰りたいという願いを表し北面しているという。

現地の看板

歴史に疎い僕でも知ってる方の
お墓参りできただけでも
来てよかったと思えた🙏

上千本から水分神社方面へ

如意輪寺をあとにしてからは
ゆるゆると登り坂が続く

石畳が雰囲気を醸し出す道を
水分みくまり神社方面へと向かう

上千本エリアを抜ける道は
枯木のお陰で景色は見通せて
吉野の町と蔵王堂を確認できた

緑色の部分が杉林で
それ以外が桜と思われる
桜の時期は綺麗なんやろうけど
同時に人も多いんやろなと…
個人的には静かな吉野が好きです😆

立ち止まると自然の音だけ🍃
水分神社方面へ…
分岐は右へ

左 櫻木 いせ
右 子守

古い標識の文字

左は前日吉野へ歩いた時通った道
途中、桜木神社があったのと
昔は吉野からの伊勢参りにも使った
とあったので当時の標識かもな✨

花矢倉展望台

子守地区にある展望台からは
吉野の町がある尾根と奥には
金剛葛城山地、生駒山系が一望

子守地区
吉野水分神社

世界遺産に登録される神社で
吉野では有名なスポットですが
以前立寄ったので鳥居まで…

さらに奥へ行くと雪が…

高城山から見えた山

高城山へ

山頂は何度か登ったけど
景色良さそうなので登ってみた

右側の山が前日登頂の竜門岳
木々の隙間左の尖った山が高見山

標高698mの高城山からは
予想通りの絶景が望めましたが
ここにきて想像以上に寒い🥶

高城山山頂

南側にはさらに奥の山々が見え
地図で方角と山名確認してた時に
今回登る百貝岳を知りました🏔

写真でいうと右奥に見える山で
稜線伝いに登れる未登頂な山✨
加えて周辺に未踏の社寺もあり
行ってみることになった🙌

金峯山四門の二門(修行門)

目的地が明確になると
自然とペースも上がる♪

金峯きんぷ神社

雪と若干の凍結が不安やけど
道中の安全祈願のため参拝🙏

金峯神社までは舗装路やったけど
ここから先は山道になる
観光地から山になる場所な感じ

左が熊野へ通じる大峯奥駈道
今回は右へ行くんですが…
大峯方面を望む場所に寄り道

奥千本エリア

幾重にも連なる山々が望めた
いつか大峯奥駈道を歩いて
あの先の山にも行ってみたい…
そんな気持ちを抑え分岐へ戻る😑

百貝岳から…

古い石碑では貝が螺で
百螺岳とも称されるそうですが
ここでは百貝ひゃっかい岳と書きます

山名の由来は、聖宝が宇多上皇の勅命を受けて、大蛇によって閉ざされていた大峯を開山するにあたり、山頂に登り吹き鳴らした法螺貝の音が百の法螺貝と思えるほど山々に響き渡ったためといわれる。

Wikipediaより

は"かい"と読まないのに
の代わりに使われてるのが
なんか不思議やなと感じたけど
法螺貝が由来ならそういうことかと…
(モヤっとするがひとまず解決😂)

稜線伝いに登るため
山頂直下まではゆるゆる

西行庵の分岐から先は
初めて足を踏み入れる道🙌

ここまでは吉野から歩く人が多く
鳳閣寺ほうかくじ方面は少ないみたい
道間違え防止なのかこの先しばらく
西行庵は逆方向という案内があった

ふわふわな雪
百貝岳登り口

標識の雰囲気違うな思ったら
吉野町を出て黒滝村入ってた👍

隙間から山頂を確認

粉砂糖をまぶした様な
踏み跡の無い道の先が山頂

吉野から徐々に登ってたので
そんな登った感覚なかったけど
意外と高い標高861mの山頂到着🙌
眺望無いけどしっかり満足♪

ここから来た道を戻れば
負担なく最短で吉野に戻れる…
けど鳳閣寺にも行ってみたい…
そうなると反対側下山になる🤔
登り直しは面倒やけど…

鳳閣寺から鳥住に下山

悩んだ結果、時間もあるので
鳳閣寺に下山し別道で吉野を目指す
行けるかな?歩き旅をすることに😙

百貝岳からの下山道は
急坂な上に雪もあり慎重に…

鳳閣寺びょう塔 石造宝塔

1369年、大工薩摩権守行長の作。屋根の垂木を一本一本彫り出すなど作品としての精巧さ、亀の背に乗る宝塔というデザインのユニークさが高く評価され、国の重要文化財に指定されている。

現地の看板
標高下がると雪もなくなる
鳳閣寺本堂

山名の由来となった
聖宝が山頂で吹いた法螺貝と
退治した大蛇の骨はこの寺に
保管されてるそうです

予想外やったのは眺望の良さ
境内に立派な展望台があった🙌
こっち下山してよかった♪

鳥住春日神社

神社を抜けると集落が見え
細い道で麓へと下っていく…

山間部にある鳥住集落

斜面に張り付く集落の中を
ジグザグ細い道で下ってきた
不便やろうけど住みたい雰囲気🍃

黒滝村から吉野山に戻る

集落に下山したが交通手段はなく…
帰阪の最短ルートは吉野に戻ること😆
この先は山地図とGooglemap見つつ
通れそうな道を歩いてみました

集落から川沿いに出て
県道48号で下市町に入る💨

奈良県やから?

杉丸太がチーかまに見えた時
ああ腹減ってるんやなと実感💦

県道を3kmほど下って分岐
吉野山方面へ登っていく🙌

林道っぽい道やったけど
吉野山アクセス道やからか
結構交通量が多かった😥

金峯山寺脳天大神方面へ
行きたかったけど通行止😨
徒歩なら…とも思ったが諦める💨

歩いてきた道でも吉野行けるが
道幅狭く交通量多いの避けるため
別のルートで登ることにした

歩くこと30分ほどで
吉野山の町なかに到達🙌
ゴールやないけど安心感凄い✨

蔵王堂もすぐ近く
金峯山寺 本堂(蔵王堂)

遠くから見下ろしてた
蔵王堂を見上げる場所に到着😆

蔵王堂から竜門岳も見えた🏔

その後は尾根上の町からの下山
再び山道に入って駅へ向かう

無事に吉野駅まで歩けました🙌

気持ちは大満足やったけど
かなりの空腹状態💦
蔵王堂近くで腹ごしらえ考えたけど
飲食店は既に閉店準備してて入れず…
駅前の店も既に閉店してた😢

テイクアウトだけはやってたので
餡子入りおやきを買い一時紛らわし

がっつり腹ごしらえは
天王寺駅近くの天一でした🙌

今回のルート

YAMAP軌跡マップ

宿から気になってた如意輪寺
以前歩いたことある道を辿って
高城山、金峯神社まで登り
その後は初めてのルートを歩く💨
同じ道通りたくなかったため
谷に下りぐるりと回って再び吉野山へ…

歪な道のりになってしまったけど
また違う吉野を味わえた気がします♪

・時間:約6時間30分、・距離:20.5m
・登り:1118m、・下り:1279m
花見塚楽 (宿)→如意輪寺花矢倉展望台→水分神社→高城山修行門金峯神社百貝岳石造宝塔鳳閣寺→鳥住集落→金峯山寺→近鉄吉野駅

🍃吉野の関連記事まとめ

2022年から3年連続訪問してて
毎回様々な魅力を発見する吉野は
記事の数も多くなってました😂

今回スルーした場所についても
以前の記事では書いてたりするので
興味あれば他の記事もどうぞ🙌

■2024年3月9日~10日(今回)
ハイキングと歩き旅

■2023年11月4日~5日
ハイキングと芸術鑑賞

■2022年11月5日~6日
ハイキングと芸術鑑賞と宿坊


この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

アウトドアをたのしむ

最後まで読んでいただきありがとうございます。 旅先で見たもの、感じたこと、ふとした思いつき、気になることを投稿し毎日更新3年目。よければスキ、フォローしていただけたら嬉しいです♪