パニック障害でも、すんなり歯医者に行けるようになった話|治療体験記
こんにちは。抹茶です🍵
パニック障害を含め、様々な体調不良に悩まされながらも自分らしく楽しく生活できることを目標に、日々を過ごしております。
同じような症状を持つ方の参考になればと思い、noteを綴っています。
治療中にパニックにならないか、という予期不安
さて、先日からかなり久しぶりに歯医者に通いはじめることになりました。コロナ後遺症の頭痛により強烈な食いしばりを起こしてしまい、顎の頭の軽減のために歯科でマウスピースを作ってもらいました。
なんとか耐えて通院できているものの、毎回思うことが「治療中にパニックを起こしてしまわないか」、「クリニックや他の患者さんの迷惑になってしまわないか」という予期不安に襲われるのです。
不安感が重たく、ひどいときは前日の夜に過呼吸を起こしてしまうくらいで、これが正直とてもつらいのです。
歯科でパニックにならないために
しかしながら、数ヶ月悩まされている頭痛や食いしばりの苦しみから解放されるには、頑張って治療を受ける他ありません。
コロナ後遺症によって長期間の頭痛に悩まされていましたが、歯科で診てもらったところ、強烈な食いしばりと親知らずが生えていることによる圧迫で頭痛が長引いているのでは?とのことでした。
すでに親知らずが4本ともしっかりと生えてきていたので、食いしばりと共に顎全体が圧迫されて余計に頭痛に繋がっていたようです。そりゃ内科でも脳神経外科に行っても頭痛の原因特定ができなかったわけだ・・・。
もしかしたら、同じようにコロナ後遺症の頭痛で悩んでいる方の中にも、同じ状況の方がいるかもしれません。
私もそうでしたが、自分では気付かないうちに食いしばりをしていて頭痛が起きているかもしれません><
ということでしばらくぶりの歯科通いがスタートしたわけですが、パニック障害持ちの私としては毎回一大事なのです。
たかが歯科で?と大袈裟かもしれませんが、パニックと共存するのはとても大変なことで・・・。そこで、治療当日にパニックにならないために、私が心がけていることを紹介します。
基本的なことといえばそうなのですが、意識して取り組むのとそうでないのでは違うと思うのです。
上記を心がけているおかげで、前日に過呼吸やパニックを起こしていたとしても、当日は落ち着いて受診することができるようになりました。(以前は当日のパニックがひどく、直前のキャンセルでご迷惑をおかけしてしまったこともありました・・・反省です。)
受診が難しい時は、無理せず
同じようにパニック障害で悩んでいる方は、歯科だけではなくその他のいわゆる「パニックになってもすぐに逃げられない環境」にとても苦痛を感じていると思います。もちろん私もその一人です。しかしながら、治療や受診を先延ばしにしてしまうことで、もっともっと体にとってつらい状態が待ち構えていることは事実です。
無理に「パニック障害でも、すぐに受診しよう!」とは絶対に言いませんが、パニックであることをあらかじめ伝えた上で受診ができるところがあれば、1日でも早く行ってみることをおすすめします。
私自身、そうして色々な治療を先延ばしにしてしまったことで、ダラダラと続く体調不良に悩まされてしまっています。
パニックが起きる原因やトリガーは様々なので、一概に上記の心掛けが良いとは決して言えないのですが、少なからず私は以前よりスムーズに受診ができるようになり、抜歯の際もパニックを起こさずにいることができました。
同じように、以前はパニックを起こしてしまいなかなか行けなかった美容室も、施術完了まで落ち着いて過ごせるようになりました。
病院まで行けなくても、途中でパニックになって帰ってきたとしても、家の外に一歩でも出られた自分を褒めてあげてください。
以前の私は「どうしてパニックになったんだ」「最後まで我慢できなかったのか」と自分を責めてしまいました。責めることで回復することは絶対にありません。
受診しようとして予約を取ったことがえらい!
着替えて準備をして、家から出ようとしたことがえらい!
病院の前まで歩いて行けたことがえらい!
診察台に座れたことがえらい!
と、半歩ずつでもステップアップしている自分を褒めてあげてください。
時間がかかっても、きっと行けるようになる日が来るから大丈夫ですよ。
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