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noteクリエイター・コンテストで一次予選通過しました

こんばんは。

これはちょっと嬉しいことでした。私のことと、私の小説プロジェクトのことを少しでも多くの人に知ってもらいたいと思い、cakesコンテストのハッシュタグを気ままにつけていました。それが、一次を通過したことで、noteの上の方の人に私の名前を憶えてもらえるのなら、こんなラッキーなことはありません。

9600名もの中から137人に絞られたというのだから驚きです。しかも137名には、noteをやっている方ならほとんどの人が名前を聞いたことのある人気投稿者ばかりです。そんな方々の中に、私の名前を見つけたときは不思議な気持ちでした。

もちろん、優勝を狙っているわけではありません。過度な期待をするのはおこがましいと思うから。いつも私の投稿を読んでくださっているみなさまには、いつも感謝しています。

一次発表されてから、noteの投稿の中に、がっかりだとか、怒りだとか、恨みがましい内容を書いている投稿者もいて、本気で優勝を狙っていた人がこんなにも多かったのだなと思いました。彼らの投稿を読んでいると、どこか自己顕示欲の塊みたいに感じられて、少し残念な気がします。

言葉というのは謙虚な気持ちで書かなければ、人を動かすことなどできない。私はそう思うのです。私が、俺が、と我を出すことも表現なのかもしれないけれど、あなたに伝えたい、という一途な気持ちこそが読者に本当に届く部分なのだと思います。

今週の土曜日に都内でcakes&noteのパーティーがあり、そこで優勝者の発表があるそうです。おそらく今頃すでに優勝者は内定していると思うので、その方に今ここでエールを送りたいと思います。

私はnoteが大好きです。なので優勝者の方には、これからますますnoteを盛り上げて頂きたいです。cakesとnoteで日本のネット界をどんどん繁栄させてほしい。

私たちは日本語を話し、日本語を書きます。それだけで英語圏の人たちから見たらマイノリティです。

私が学生時代を過ごしたアメリカでは、それほど有名ではないのにブロガーとして生計を立てられている人が多くいます。それは彼らの使う言葉が英語だから、という理由もある。英語で書いたブログはアメリカ国内に留まらず、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、フィリピン、イギリス、アイルランドなどなど、瞬時にして世界を駆け巡ります。

本もそうです。紙の書籍しかり、アマゾンkindleでも英語圏では個人出版でもかなりの収益を出している人は少なくない。たとえば、サンフランシスコの自宅のパソコンでkindleにアップした自分の本が、人口の多いニューヨークに広がり、ロンドンでも売られ、南アフリカの人も読んでくれる。そんなふうにして英語は世界を駆け巡るパワフルな言葉なのです。

なので、日本語話者であるだけで私たちはすでに不利です。

このように書くとマイナス思考に見えるかもしれませんが、これを打開する策として私が考えるのは、ユーザーの密度を高めることです。

ネットユーザーが多くても、宙に浮遊するようにみんながバラバラではなく、多くのユーザーが互いの投稿にある程度しっかり目を通していて、しかも互いにディスりではない良好なリアクションを交わせる状態にある。そのようなプラットフォームがあることで、日本語というディス・アドバンテージを克服できると思う。そしてそのようなプラットフォームこそnoteだと思うのです。逆に英語圏ではnoteのような質感のあるプラットフォームはそれほど多くはないですし、気の遠くなるほど多様性あふれる英語圏の世界でnoteのようなプラットフォームを生み出すのはかえって難しいと思います。

なので、私はnoteと出会えたことに感謝しています。

そして優勝者の方には、cakes&noteのユーザーたちを照らすトーチのような存在になってほしいと思います。

頑張ってください。応援しています!


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