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診察とカウンセリングの記録(3/19)

今日は、対人関係の不安なことをメインで話しました。文章ぐちゃぐちゃです。

『どうでした?』
「眠気とか疲れやすさはあったんですけど、気分的には落ち着いて過ごせてました。」

「前回のカウンセリングで、復職についての不安みたいなところを話して、自分自身でも考えてきたんです。」
『自分で、そういった時間をとったんですね。』

「やっぱり、人との関わりの不安が強いなと思いました。」

『今はね、色んなことがあって、休職してて、自信がなくなるのも仕方ないです。もともと人と関わるのは不安を感じやすいですが?』

「もともと、人見知りなタイプです。」

『けど、道端で困ってるおばあさんに声掛けたりとか、学生時代に生徒会やってたりとかしましたよね?それは、できる?』

「そうですね。…人見知りだけど頑張れば出来るくらいですね。」
『人見知りだから、関わらない!じゃなくて、頑張って関わってみようって出来るんですね。』

『人見知りと人見知りじゃないひとと、新しく人と関わるのはエネルギーがいることだと思います。今はいろんな出来事があったりして、エネルギーがないのかなと思います。』

「私は、ひとを信じやすいというか、いいひとだと思いやすいところがあって…いい人と悪い人の区別がつかないんじゃないかと…人と関わるのが怖いです。」

いいひとと悪いひとの区別がつかないって話のとき、涙が堪えられませんでした。過去の性被害の相手や恋人だった彼のことを、どうしても思い返してしまいます。

いまの私の対人への恐怖は、この2人の影響によるところがかなりあります。

『いい人だと思いやすいってところは、いいところだと思います。ただ、そこにリスクがあるって感じですかね。』

『いい人、悪い人って、完全にいい人を見つけるのって難しくて、どこまでが許容できるかって人によっても違うと思うんです。自分の好みも関わってきますしね。』

『〜〜さんは、どういうひとと付き合いたくないですか?』

「高圧的なひと、不機嫌を態度に表すひと、裏で悪口を言うひと…とかですかね。」

『それは関わりたくないですよね。そしたら、そういう人に当てはまるか、ちょっと様子見期間を設けるのはどうでしょうか?仕事ぶりだったり、他のひとへの関わり方だったりで、見えてくるんじゃないかなと思います。』

『そういう人とは距離を取ったり、仕事のやりとりだけにして関わっていければいいです。』

『〜〜さん自身が、関わるひとを選ぶって姿勢を持つことが大切です。出来そうですかね?』

「そうですね…やってみてって感じです。」

『たしかにね、最初は勇気がいると思います。けど、そのうち自信になって、こういう考え方ができるようになってくると思います。』

「高圧的なひととか、私自信が顔色を伺いやすくて、人との衝突を避けたいと思ってしまうんです。そうすると、高圧的なひととかともうまくやらないといけないのかと思ってしまいます」

『顔色を伺うときって、顔を下から覗き込む感じじゃないですが、上から目線で伺うことってないと思うんです。で、高圧的なひとっていうのは上から目線で強く出るタイプなので、コミュニケーション関係が出来あがっちゃうんですよ。』

『伺うんじゃなくて、まっすぐ見つめるようにするといいです。高圧的なひとって全員に高圧的なんじゃなくて、弱い立場のひとに強く出るので、伺うようにしなければ、高圧的な態度も取りにくくなると思います。』

『伺うってところが、”頼まれたら断れない”とか”困っているひとを見過ごせない”ってところに繋がってきてるんだと思います。断った結果、相手が不機嫌になることまで、〜〜さんが責任は負わなくていいと思います。』

「あと、そういう人で理屈っぽいひととかがいると、自分の反論に自信が持てなくて…結局従ってしまうっていうのが…」

『自分の反論の気持ちがあるのはとてもいいことです。そこに意思があります。』

『反論しても受け入れてくれなくて、また理屈を投げてくるみたいなひとには、付き合わなくていいです。』

『普通だったら反論して受け入れてもらえますけど、相手は要求を押し付けたいんだと思うので。体調が悪いです!とか、今は手元の仕事でいっぱいなんです!とか、わたしはしません!って断ってしまっていいです。』

『相手に納得してもらうとかは考えなくていいです。断った結果、どうするかは相手の責任なので。自分が潰れるまで応じることはないです。』

「顔色を伺うって断れないのは、たしかにそうだと思いました。困っているひとを見過ごせないってのも同じですか?」

『そうですね。高圧的なひとは怖いって思いなのと、困っているひとは助けたい可哀想って思いなのと、気持ちは違いますが、同じ感じだと思って大丈夫です。』

『困っているのをほっといても、相手が別の人を頼るかもしれません。赤ちゃんとかじゃないので、相手にも力があります。相手の力を信じる。そのあとどうするのかは、相手の責任です。』



就職して1年目の夏、同じ係の、ひとつ年上の女性先輩が仕事に来なくなったことを思い出しました。

頭痛で休みます。って日がだんだんと増えていき、そのうちすぐ休職になり、しばらくして退職しました。

休みながらでも頑張って出勤してきた先輩が、休みの間に溜まった書類を、残って片付けていました。上司もあまり気にかけておらず、サービス残業だったようです。

「何かできることはありますか?」
『大丈夫だよ。』

当時、入社数ヶ月の私に出来ることをありませんでした。

先輩の同じチームの職員は、なにを手伝うだの声を掛けることもせずに帰ってしまいました。残っていたのは先輩と、私と私のチームの先輩だけでした。

私はあのとき何かできたかもしれないと、気に病んでいました。困っているひとを放って置いて、冷たい先輩や上司だとも思いました。

今日のカウンセリングで、困っている人を見過ごせないというのも、顔色を伺って断れないことなのだという話になって、たしかにと思いました。

誰かがちゃんとケアしていれば、先輩はやめなかったかもしれない。先輩は、手助けを必要としてなかったかもしれない。助けを必要としてたけど頼れなかったのかもしれない。ほかの職員にヘルプは出したのかもしれない。出したうえで、ダメだったのかもしれない。私にうまい立ち回り方があったかもしれない。

かもしれないは、かもしれないに尽きません。

ただ、先輩は、赤ちゃんじゃありません。
先輩には、先輩の力があるのです。

私が必要以上に気に病むことはなかったのだと、今日のカウンセリングで思い出しました。

だからといって、線引きが難しいですが…

ってなに言ってるのか、よくわかりませんね。
考えが言葉にうまく纏まりませんでした。



以下、主治医の先生の診察です。

『どうでした?』
「疲れやすさと眠気が強いです。気持ちが不安定になることはあまりありませんでした。」

寝付きがとにかく悪いです。
エスゾピクロン1錠半から2錠飲んでも、1時間半から2時間くらいは寝付けないでいます。ただ、最近、中途覚醒は減りました。

薬はいつも通りです。

来週はカウンセリングがおやすみなので、診察だけです。

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