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診察とカウンセリングの記録(4/2)

休職期間延長で診断書が出ました。
主治医の先生からはすぐ延長の判断で、復職の話はありませんでした。

主治医の先生からすれば、
まだ復職できる状態ではないみたいです。

私自身、
そろそろ復職したいな
まだ休みたいな
って気持ちがあります。

自分の気持ちはどっち寄りなんだろう…
今日の診察がドキドキでもありました。


休職延長と言われて、
復職出来なくて残念というより
また休んでいていいという安心が強かったです。

まだ休むときなんだなぁと思います。


カウンセリングです。
なんか今日はうまく言葉がまとまらなくて、ちゃんと喋れませんでした。文章ぐちゃぐちゃです。

『どうでした?』
「落ち着いて過ごせていました。焦りもちょっと減って、意識的にゆっくり過ごせました。」

「ただ色々あった2週間で、祖父が亡くなったり、異動が決まったりしました。」
『そうなんですね、それは大変でしたね。』

『異動って?』
「休職中のひとが行く部署ってのがあって、そこに所属が変わりました。復職するときになって、また改めて他の部署に配属されると思います。」

『そういうのがあるんですね。それ聞いてどう思いました。』
「ちょっと焦る気持ちがありました。なにについて、焦っているのか自分でもよけ分からないなって思うんですが…」

「あと、社会に異動が提示されたので、私が休職中だって知らないひとがいなくなって…なんか、はやく戻らなきゃなって思いました。」
『そうなんですね。休職中のひとが行く部署だから、暗に休職中だってのが分かってしまうってことですね。』

『異動って、ほかの人もたくさん動きますよね?ーーさんを探したり、異動表をすごく見るひとじゃないと分からないです?』
「そうですね、会社には私のこと知らないひともいっぱいいるので、そういう人からしたら、ふーんってすぐ忘れることだと思います。」

『おじいさまは、お母さんのほう?』
「母方です。でも、しばらく入院してそろそろかも知れないってのは分かっていたので…」

「葬儀の日も、父の車には乗れないので、いとこに乗せてもらったりしました。」
『自分で負担の少ないほうを選べたんですね。』

『いろいろあったんですね。』
「でもいいこともありました。コンサートのチケットが当たってコンサートに行ったりとか、インコが1歳のお誕生日を迎えて、プレゼント買いに行ったりしました。」
『そうなんですね!それはいいですね。』

「あと、さっきクリニックの診察で…休職延長の診断書が出ました。」
『ちょっと安心しましたかね。』

「自分自身、そろそろ復帰したいなって思いが湧くようになってきて。けどまだ、体調が良くないのと、復職が怖いなって思いがあって…」

「自分自身で、気持ちがどっち寄りなんだろうって思っていたんですけど…今日延期の診断がおりて、復帰できなくて残念って思いよりも安心のほうが強かったです。だから、まだ休むときなんだなって思いました。」

『そうなんですね。診断書が出るたびにいろいろ思うことがあると思いますが、復帰しなきゃ!ってところから、自分はいまどっちがいいんだろうって思えて…そこは、すごく考えが前向き?に変わってきているかな』

『今週は、嫌なこととかあまり考えず、過ごせました?』
「そうですね…嫌なことはちょっと考えちゃって。」

「恋人のことを夢に見ることがありました。」
『どんな感じの夢だったか覚えてますか?』
「あることないこと彼の想像で話が膨らんで、そのことについて、責められたり怒鳴られたり罵られたり…って夢でした。」
『そうなんですね。その当時のことを再体験というか夢で見ちゃった感じですかね。』

「そうですね…たぶん、その前に日中、不注意でガラスのコップを割ってしまって。それで、投げつけられたコップを思い出してしまったのが、きっかけだったかもしれないです。」
『どんな嫌なことがあってもね、コップ投げつけるなんて、すごく怖い体験だったと思います。そういうのが記憶に残りやすいですからね。』

『でも、今は安全なので。安心してください。』

恋人だった彼のことについては、思い出したり気持ちが湧いてきます。ただ、性被害のことについては、無理やり押し込めている感じがあります。なんで表現したらいいんでしょうか。ちょっと思い出しかけても、しっかり思い出す前に無理やり頭を停止させるというか、別のことを引き出すというか…

『今は、目の前の出来ていることと、良かったことや楽しいこと、自分自身の気持ちも前向きになってきていることとかに目を向けて、そっちを広げていきましょう。』

性被害のことについて考えかけて、カウンセラーの先生の言葉で、今は考えるのをやめようと思いました。


「前回のカウンセリングのときに、顔色を伺うのではなくまっすぐ見るようにするって言っていただいて…自分でもちょっと考えていたんですけど」

「なんで顔色を伺うのかを考えてて」

「相手との衝突を避けたい。」
「いい評価、優等生でいないといけない。」
「正義感を感じてしまう。」

「…とかがあると思うんです。それがある限り顔色を伺うをしてしまうと思って…自分の気持ちのセーブの仕方というか、扱い方がわからなくて…」

『気持ちが湧いてきちゃうってことですね。』

『どうしたらいいって思いました?』
「相手の反応とか行動を、気にしないように…」

『気にしないようにしたらいいとは思うけど、なかなか出来そうにないってことですよね。』

『今のって、どれも”しなければならない”ってものだと思うんです。自分に対して、そうじゃなくてもいいって許してあげられますか?』

「優等生でいなくてはいけないってのを、そうじゃなくてもいいってのは、なんとなく分かるんですけど…衝突を避けたいってのは」

『まあ、衝突してもいいとはなかなか思えませんよね。でもそのために、ーーさんだけが顔色を伺う必要はないです。全部の責任は負わなくていいです。』

『関係性って、お互いにいい関係を保てるようにお互いが頑張るものです。片方だけが頑張らないといけないのは、そういう相手とはそもそも避けてもいいです。そういう相手とも衝突とか向き合うこととか、そこまで付き合わなくていいんです。』

『正義感っていうのも、基本的にはいいところなのでね。自分が苦しくなるまで犠牲を払ってまでは、しなくていい。って感じですかね。』

「そうですね…」

自分のなかで、
きっと正義感がいちばんやっかいです。

この辺で時間でした。

また来週、診察とカウンセリングです。

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