日本橋の窓際でフルーツサンドウィッチをひとつまみ
ー私も大人になって薄切りフルーツの良さがわかるようになりましたー
最近のマイブーム、平日の日本橋さんぽ。
ランチを食べて、少し歩いた先の千疋屋総本店へ。
エスカレーターを登って2階へ行くと、そこには大人の世界が広がっていた。
ゆったりとしたスペース、ゆったりとした時間の流れ、きらびやかな内装。
憧れてはいたけどなかなか入れずにいた千疋屋。
ついに来ちゃいましたか。
名前を書いて外のベンチに座って待つ。
しばらくして名前を呼ばれた。
すると今度は中にあるソファーの待合室で待つシステム。
謎のワンクッション。
どこかで同じ経験したことある、、と思ったら学食だった。
食券を買うのにまず長蛇の列があって、やっと買えたと思ったら今度はごはんを盛ってもらうのにもまた長蛇の列があった。
懐かし、、。
・・・
話は千疋屋様に戻って、
通されたのは大通りに面した窓際の席。
いい具合に日差しが明るくて、清々しい。
何を食べるかはもう決めてあったけど一応メニューを一通り見て、結局最初から決めていたフルーツサンドを頼む。
こういうときにあんまりプランが覆らないタイプ。
登場したのは理想通りのスタイリッシュなサンドウィッチ。
角がツンと立っていて、おすましさんな感じもいい。
真っ白なお皿とオフホワイトなパンと真っ白な生クリームのバランスもまたいいのだけれど、これをファッションに取り入れようとすると、「ちょっと白の色味バラバラじゃない?」と言われそうで怖くてできない。
どどーんと8切れ。
「お昼ごはんの後に食べるものじゃなかったかな、ミスったかも、、」と思いながら食べ始めた。
ひとくち。
キュン!!
いちごとパイナップルとキウイ。
こんな主張の激しい酸っぱい系フルーツたちも、薄切りにされると一気に協調性が増す。
どれも甘酸っぱいけど想像していたよりもずっと甘い。
さすがだった。
繊細でつつましいフルーツサンド。
食パンもしっとりもっちりしていて、「ああ、こういうところがやっぱり千疋屋様だ、、!」と思わされる。
(初めて来たくせに)
そこに気休めのマンゴー。
やわやわとろとろで、無条件に私を受容してくれる絶対的安心空間な甘さ。
う〜〜マンゴー!
おしゃべりしながら食べていて、気づけばあっという間に最後の一切れになっていた。
ペロリ。
お昼ごはんを食べてから来たことの心配なんて無用だった。
これはれっきとしたティータイムだった。
今まではフルーツごろごろ系フルーツサンドをこよなく愛していたけれど、フルーツ薄切り系フルーツサンドの可憐なおいしさも知ってしまった1日だった。
・・・
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