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実は世界の精神病棟の4分の1が日本にある。


 最近知った事実だが、世界の精神病床の約4分の1が日本にあるとのこと。人口あたりの病床数も当然ダントツの一位。世界的には精神病棟は減りつつあり、一般人との共生が進んでいる。イタリアに至っては精神病棟は全廃したらしい。

 日本では伝統的に精神患者を隔離して治療することが多く、入院日数の長さも平均285日(2014年)とダントツで多い。調べると精神病棟は入院患者に対する医師数は一般の3分の1看護師数も3分の2で良い特例がある為、診療報酬が低めに設定されている。これにより稼働率を上げる為入院日数も長く設定されているらしい。日本の精神科医が全てそうではないだろうが、これが精神科医の標準的ビジネスモデルなのかもしれない。

 以前に比べ精神科に通うことのハードルは低くなったとはいえ、まだまだ欧米の様に日常的な病気と一緒ではない。そのことは精神病=隔離病棟というイメージが影響していることはないだろうか?


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