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頭の良さの尺度

 頭の良さの尺度。学生時代は試験の点だったり、偏差値の高い学校に合格したりと多少運の部分があるものの、客観的な評価基準があった。

 ところが大人になるとこの基準が覆される。多くの人があげるのは「話す」能力であろう。説明する。説得する。交渉する。場合によっては論破するも。いくら知識があっても難易度の高い大学を卒業してもその所持する知的資源が「話す」ということで実現されないと、「使えない奴」ということで切り捨てられ、「頭がいい」の範囲から外される。

 しかも「話す」能力はある程度若い頃の鍛錬で養われるようで、若い頃それを怠っていると後から取り返しにくい。恐らくこの能力は訓練+環境+潜在能力が影響している。

 とは言え話す能力のない自分は、今さらこの能力を鍛錬する気もないので、こんなところでぶつぶつ愚痴る。もしこれから実業で成功したい若い方がいたら是非この能力を鍛錬して下さいと言いたいが。

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