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食品ロス削減足踏み?

 先日の日経に事業系食品の話題が出ていた。政府は00年に980万トンだったロスを30年に489万トンまで削減する目標を立てているという。(食品ロスのデータ収集方法やこのトン数の影響が分からないのでピンとこないが。)

 この数字は20年まで順調に減少していたが、21年度に523万トンと前年度を6%上回ったとのこと。このうち、事業系は約279万トン。政府としてはこの事業系が減るよう企業に働きかけているようだ。ある牛丼チェーンは玉ねぎの端材をパウダーにしてパンやピザに提供。酒造メーカーは規格外の果物を利用等々の例が出ていた。

 日本の食料自給率はカロリーベースで38%という。日本は紛争に巻き込まれることがないので、危機感がないがもし海外から物が入らなくなると食料は危ういかもしれない。現に円安もあり、一部果物やカカオの入手難もおきている。本当は1人1人が食品ロスに気をつけるべきかもしれないが。



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