先日の日経プラスワンを見ていたらちょっとショッキングな記事を見つけた。

　現在老後の2人世帯で必要な最低必要生活費は23.2万円/月。ゆとりある生活費が37.9万円/月
ところが、もし毎年物価上昇が2%ずつ上がるとすると、20年後最低必要生活費は34.5万円/月。ゆとりある生活費は56.3万円/月。となるらしい。

　今の日本の物価から見て年2%物価上昇は考え難いが、日本の物価が世界的に低い水準であることがかなり知られる様になった今、世界水準に追いつく為上昇することがあってもおかしくない。

　もちろん、公的年金は物価スライド制制をとっているのである程度の上昇は望めるだろうが、公的年金だけ上がっても物価上昇に追いつけないこともあり得る。

　その為に長い期間働くのか、個人年金を増やすのか選択肢はある。殊更慌てる必要もないが、物価・賃金の動向には目を向け、自分で計画することも考えておくべきかもしれない。