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林 芙美子

日本で働いていた時に、社長から「林芙美子記念館へ行け。」と言われたけれども、忙しくて、結局行かずじまいでした。

そのため、林 芙美子という名前を聞いたことがあったけれども、作品を読んだことはありませんでした。

今回、日本大使館の図書館で林 芙美子の本を借り、一気に読みました。

特に印象に残ったのが、『浮雲』です。地下鉄の中で読んでいましたが、最後は、涙が出てきて大変でした。

戦中、戦後の描写が実によく、不安定な国際情勢の現在だからこそ、読む意味があるなあと思いました。

そして、日本にいた時に行かずじまいだった林 芙美子記念館へ、次の帰国時は行けるといいなと思います。

【5月13日の過去記事】


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