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プロコフィエフ関連の本

3月5日は、プロコフィエフの命日ということで、

プロコフィエフ関連の本を紹介します。

私が持っている本というだけで、プロコフィエフの書籍をすべてカバーできているわけではありません。


プロコフィエフ 音楽はだれのために?

まず、「プロコフィエフって、誰?」という方には、ひのまどかさんが書いたプロコフィエフの本をおすすめします。

プロコフィエフ 自伝・評論

ひのまどかさんの本で、プロコフィエフってどんな人なのか?というのが、ざっと分かったら、次におすすめなのが、プロコフィエフの自伝です。

この本は、モスクワのレーニン図書館の東洋部門にも所蔵しています。

プロコフィエフ 自伝/随想集

平成になってから、新訳も出ています。

プロコフィエフ 短編集

プロコフィエフは、作曲家ですが、お話も書いていて、それも翻訳されています。

作曲家別 名曲解説 ライブラリー プロコフィエフ

プロコフィエフの楽曲について知りたい場合は、こちらがおすすめです。

古本で買った

このあと紹介するのは、私が卒論を書くときに、読んだ本です。当時は、プロコフィエフ没後50年になる前だったので、著作権の関係で、資料は少なかったです。

神保町の古賀書店に行って、プロコフィエフに関する本があれば、片っ端から買いました。
この本は、プロコフィエフの伝記と作品を知ることができます。

プロコフィエフ その作品と生涯

この本は、卒論を書いている頃、出版され、当時、一番新しい文献でした。

山田耕筰著 私の観た 現代の大作曲者

これは、確か、大正時代か昭和一桁の頃に出版されたものです。
山田耕筰がプロコフィエフとの出会いについて書いてありました。

私は、この本を読んでいて、山田耕筰とプロコフィエフが会ったことがあるのを知っていたので、2013年12月に、プロコフィエフの家博物館に行ったときに、プロコフィエフが持っていた木の本に山田耕筰がサインをしたのを見つけることができました。

モスクワに住んでから、このプロコフィエフの本が売られていることを知り、博物館で見た物を同じ本を買うことができました。

ロシアを旅行中に買った本

旅行で来ているときに、夫が楽譜屋さんに連れて行ってくれて、そこで、プロコフィエフの古本を見つけました。

ソビエト時代の1990年に出版された本で、現在は、ロシアでも入手が難しい本です。ロシアの図書館で読むことができます。写真も豊富な伝記です。

サンクト・ペテルブルクを旅行中に、ドーム・クニーギでプロコフィエフの本を探して買いました。
2009年に出版された本です。

この本は、日本の国会図書館の東京本館と東京都立中央図書館に所蔵しています。
日本でも読むことができます。

さらに、ネットでも全文が公開されています。
こちらのサイトから読むことができます。

サイトで公開されているので、自動翻訳をすることができ、だいたいの意味も分かります。

もう1冊同じ時に買いました。
この本は、プロコフィエフの自伝です。
CDがついています。このCDは、プロコフィエフの自作自演の録音です。2007年の出版です。

本屋さんで見つからない時は

今回紹介した本は、古いものも多く、手に入れるのは大変かもしれません。

それで、入手できそうなところは、神保町の古賀書店と書こうと思いました。
しかし、なんと、2022年12月で閉店してしまったようです。
古賀書店で買った古本はたくさんあり、思い出の本屋さんだったので、閉店してがっかりです。時代の流れで、やはり難しかったんだなあと思いました。

そうなると、図書館になります。近所の公立図書館にあるといいです。
もしない場合は、公立図書館を通じて、館外貸し出しの手続きをして、近隣の公立図書館から取り寄せて閲覧することもできます。
また、東京近郊に住んでいる場合、国会図書館、東京文化会館の音楽資料室、音楽大学の図書館などへ直接行くこともできます。

国会図書館
満18歳以上であれば、国籍を問わず利用することができます。


東京文化会館の音楽資料室
中学生以上であれば、無料で閲覧・視聴することができます。

音楽大学の図書館も学外の人でも利用条件に当てはまれば、利用することができます。

音楽大学によって、利用条件が違い、予約が必要なので、そこにしかないという時に利用することになると思います。


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