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【つぶやき】ひとりっ子の不安事

一人っ子独身30代女性
小さな会社の社員。

時折、生きていく理由を失う時がある。

家族や部下、
守るべきなにかがなにもない自分。

このままの生活が続いたら
10年後は何を目指して生きていくのだろうか。

私が一人っ子には理由がある。

両親が兄弟仲が良くないので
子供を産むなら一人っ子と決めていたらしい。

子供の頃は一人っ子がさほど嫌ではなかった。

というよりも、
親から兄弟姉妹はいても良くないものだと
刷り込まれていた気がする。

自分が子供を産むなら
私も一人っ子だろうと思っていた。

30歳位になり、
周りの友人たちの子育てや
結婚してからの義理の兄弟姉妹の話を聞くと
兄弟姉妹も悪くないと気付かされるようになった。

いや、むしろいいなと思うことが増えた。

私は昔から大家族ものが結構好きで
もしかしたら影の自分はどこかで
兄弟に憧れがあったのかもしれない。

もちろん大変なことや嫌だと思うことも
多々あるのが現実だと思う。

ただ大家族石田さんチが
兄弟で両親への旅行をプレゼントしたりしていると
色々な意味で役割分担も出来るし、
出来ることの幅も増えていいなと思ってしまう。

ネットから拝借

友人が姉や妹と出掛けたとか
恋愛相談受けているとか
普通に羨ましい。

異性の兄弟がいる友人たちも
甥や姪が可愛くて仕方ないと聞くと
一人っ子には体験できない感覚だなと感じる。

私の周りにも一人っ子は多々いる。

ただたまたまかもしれないが
みんな結婚が早かった。

唯一独身一人っ子の知人がいたが
私が知らないだけで長いことパートナーがいて
気がつけば結婚していた。

なんだかんだ焦りを感じさせなかったのは
パートナーのありなしにも関係するのかもしれない。

裏方業界は出世が全体的に遅めなので
(というか上が詰まってる)
同じように下が入ってこない、
いつまでも下っ端と言ってる人も多い。
(中には即昇格なエリートコースの人も稀にいる。)

が、わりとみんな早くに結婚する。

業界内結婚も多いので
職場でも優遇されることが多い。

また同業種以外の独身の友人は
フリーランスで活動している人もいるが
甥姪を溺愛している。

自分が好きでやっているが、
結婚祝い、出産祝い、子供への手土産、
時期によっては誕生日やクリスマスプレゼントなど
出費もかさむ。

独身なんて誕生日を祝っていただけるのが精々。

友人の中には子供がいないと国からの恩恵がないと
結婚5年を超えて出産した友人もいる。

ママたちからは離婚したい話も多く、
シングルマザー手当のために
ペーパー離婚する人も多いなんて聞いて
愕然とする。

少し前に『もし1億円があったら~』という話を
noteに綴ったが、
独身には国から何の恩恵もないなと思う。

一人っ子、独身、部下なしは
周りを見渡してもいない。

当たり前だし仕方がないことだが、
この話は合うけど、この話は合わないが出てきて
なかなか不安を吐露出来る相手がいない。

まだまだ私が厄介をかけてることが多いが
これから両親2人の面倒が私一人に伸し掛る。

特に母とはあまり馬が合わないので
父に先立たれて…と考えると不安しかない。

そして親のことも去ることながら
自分自身の不安も山ほどある。

親戚付き合いもないので
このまま1人だったら私の葬儀は誰がやってくれるのか。

というか、
両親がいなくなったら身元保証人は
誰に頼めばいいのか。

そんな不安を埋めるため、
終活セミナーを受けた。

1つは終活サポートのエンディングノートセミナー
https://shukatsu-support.jp/

もう1つは終活協議会の心託サービスのセミナー
https://shukatsu-kyougikai.com/shintaku/

終活サポートでは
同じ一人っ子の方が話をして下さり、
結婚はされていたものの晩婚だったから
ちぇり子さんも頑張ってねと言われ、
過去一婚活の励ましで胸打たれた方だった。

そんなお話をして下さった池原さんのnoteを見つけ
やはり共感している。

また終活協議会の心託サービスについて伺い、
今は身元保証人の代理、病院の付き添い、葬儀まで
やってくれるサービスがあることを知った。

費用も200万円あればあの世に行くまで安泰と分かり、安心も出来た。
死んでしまったら希望通りの葬儀かは
浮遊しながら見て違ったら化けてでることくらいしか出来ないが。笑
(比べて結婚相談所、確約ないのに入会金からして高っ!!と思ってしまった。)

ただし、
家の問題だけは残る。

持ち家は相続人がいなければ
空き家=廃墟化してしまうと言われた。

一般住宅は企業などの寄贈も難しい、
ご友人などに受け渡すか、
どこかで見切りをつけて家を売り老人ホームに入る、
この2つの選択になるだろうと言われた。

私の周りはいい人が多い、
でも家を譲り渡すなどありがた迷惑な話は
持ち出せない。

というか私が老人ホーム入る頃、
みんなも老人だよね。笑

友人たちは優しいから
「一緒に老人ホーム入ればいいじゃん」と
言ってくれるが、

それはそれできっと惨めだと思う。

昔母が老人ホームのボランティアに行っていた時に
知り合ったおばあちゃんと長い付き合いがあった。

たまたま母の日に会いに行ったら、
周りは家族の面会があるのに
そのおばあちゃんは面会がなく
1人むすっとしていた。

そんな時に登場した私たちを見て
スタッフさんや周りの人に
「娘家族が来た!!孫なの!!」と言っていた。

認知症とはではなく、
おばあちゃんの心を満たす嘘。
子供ながらにその気持ちが伝わってきたので
私も両親もそれに合わせていた。

そこからは毎年母の日に合わせて
面会に行くようにしていた。

私もきっと、
周りの友人には子供が会いに来るのに
自分には会いに来る人がいない、
きっとその時は笑顔で過ごす、
でもきっと夜一人で泣いたりするのだろうな。

仕事でバリバリ稼いでいれば
良い老人ホームでそこそこの暮らしが出来るが
今のままでは難しそうだ。

八方塞がり。

渡る世間は壁ばかり
どんどん狭まる壁の襲来

早くに婚活しなかったのも
根がモテないのも
市場に出れば出会いはあるが
良くない引き寄せになってることも

仕事で成果を出せてないのも
転職すると決めたのも
0スタートになってしまったのも

早く家を買ったのも

全て自分。
身から出た錆。

友人たちはどんなに良い人たちでも
やはり他人。

転職活動中も婚活中も
精神的支えにはなってもらっていたが、
物理的な手助けは誰もしてくれない。

noteだから許して欲しい、
寂しい、淋しい、悲しい、辛い、惨め。

そう感じてしまう。

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