見出し画像

観察脳の鍛え方。 [ 15 ] - コラージュ

コラージュ - 自画像

大きい課題は前回で終わりなので、今回はデザイン・アートのメジャーな手法の一つであるコラージュに挑戦する。題材は今までの学びを応用しやすいということで「自画像」にした。

必要なもの
・画用紙(B4程度)
・ちぎって貼ったりするための印刷物
・クレヨン(オイルパステル)
・水彩絵の具(赤・青・黄・白の4色)

このnoteの趣旨や目次は[ はじめに ]をお読みください

目的

  • デザインに有効な手法の中でも一般的なコラージュの制作を体験する。

  • 今まで学んできたことを応用しつつ、新しい表現と組み合わせる練習をする。

手でちぎる

ハサミやカッターは最後の調整時のみの使用で、基本的に印刷物は手を使って破くこと。手で破くことでランダムな形になり、思いがけない面白さがうまれることもあることを知ってほしいからである。これらのような”CGの制作では味わえない楽しさ”があることを知ることはデザインの柔軟さにもつながると考えている。

鉛筆で簡単な下書きをした後に千切っては貼っての作業になる

色を塗る

印刷を貼った部分に補強として色を少し足すことで、コラージュに説得力を持たせることができる事例も紹介する。

とはいえ、これは明らかに塗りすぎ…その場合は筆で色を少し取ってあげる

完成

完成まで漕ぎ着けなかった生徒もいたが、それぞれ印刷のバランスを考えて配置しており、個性がとても良く出た課題になった。

終わらない生徒は顔だけは終わらせるように指導する


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?