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スピーチなんかしたことないのに、教訓だけ思いついた。【大学生ブログ】

ドトールで、「店内でお召し上がりですか?あ、禁煙席と喫煙席どちらになさいますか?えー、ポイントカードお持ちですか?あと、スピーチの経験はございますか?」と聞かれたらみなさんはなんと答えますか?

僕は、ポイントカードはありますし、店内の禁煙席で抹茶ラテを飲みますが、スピーチの経験はありません。

「最近はカフェもコンビニも聞くこと多くて店員さんは大変そうですね。」みたいな「あれ?こいつなに言ってんだ?」みたいな一言目から最終的に感動や笑いに落とし込むタイプのスピーチに憧れてはいますが、経験は一切ありません。

そもそもドトールは自分で席を見つけるタイプのお店か。

1.ない教訓


もったいぶって無駄にハードルが上がっても困るので最初に出しておきます、僕がスピーチの経験なくしてたどり着いた"スピーチ原稿を考える上での教訓"を。

「スピーチは、歌詞を考えるように書くといい。」

というものです。簡単に説明すると、Aメロで組み立て、Bメロで変化をつけながら期待感を煽る。そしてサビではわかりやすく盛り上がれるように。さらに、同じテーマを保ちつつラスサビで"転調"することで、最高潮の盛り上げを起こす。最近の流行りを取り入れつつ、最後はAメロの繰り返しで終わるとおしゃれ。みたいな感じで。

ちなみにAメロはサウダージで言うところの「嘘をつくくらいなら〜」のとこ、Bメロは「涙が悲しみを溶かして〜」のところです。サウダージのラスサビ転調、いいですよね。

「なんだそんなことかもう誰かが言ってるよ」と思った方、よくわかります。ただ、このコンテンツ氾濫時代において何か新たなことを生み出すのなんて、産業革命期に蒸気機関を発明するより難しいと言っても、過言、か。どちらにせよ何も調べずに、そしてスピーチの経験なく、ここにたどり着いたことをとりあえず褒めて欲しいんです。さあ。

2.実験の場

教訓が先行してしまうデメリットはこれが本当に「教訓」として成り立つかどうかわからないこと。当たり前ですね。

と、なれば、試さない手はありません。教訓は役にたつから教訓なのであって、机上の空論であれば教訓にはなりません。思いついてしまったからには、大失敗のリスクを取ってでも僕が身を張ってこの教訓の有効性を確かめなければいけない。

と、いうことで、みなさん、スピーチの機会をください。実験に付き合ってほしいんです。これから結婚する友人はさして仲良くなかったとしても友人代表の挨拶を任せて欲しいし、原田マハの「本日はお日柄もよく」よろしく政治家のスピーチ原稿とかの依頼が訳のわからないルートで僕に舞い込んできてくれたっていい。

こんな邪な思いで動く人間が考える邪な原稿が聞き手の心に刺さるはずもないんですが、もし、万に一つどこかで成功し、「教訓」が成立した日には、多くは望みません。みなさんでこの教訓を広めていってください。

そんでもってドトールあたりで「もうその教訓も聞き飽きたよ、もっと違うアドバイスくれよ」という会話が聞こえてくるようなところまで押し上げてください。

、、、Aメロで終わろうとして、失敗しました。大丈夫、みなさんのスピーチのときはきっとうまくやりますから。

まずはカフェで打ち合わせでもしましょう。もちろん飲み物は奢ります。ポイントはしっかりいただきますけどね。

、、、2敗目です。

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