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操縦する暮らし

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#子育て

耳で聴くこと、体を動かすこと、連想すること、繰り返すこと

6月末で、ひよこが3歳半を迎えました。軒先が斜面になってる我が家は子供用プールを持っておらず、去年一昨年の夏の水遊びは、洗濯物入れに使っているスタックストー40L(Amazon)か、わたしの足湯用のタブトラ浅型(写真)でしのいでいました。この1年で身長が10cmも伸びたから、もう今年はサイズ的に無理だろうと思っていたのだけど、先週末あまりに暑くて出してみたら、案外、楽しんでくれて。服のまま、ほとんどはみ出して浸かっているのが写真の図です。今年もこれでいけるやん。やったー。

3歳児の、ちいさな小さな肩

全国チェーンの某写真スタジオに行ってきました。会社の後輩にもらった、6月末期限の撮影料&写真1枚無料の優待券を握りしめて。過去、いわゆる記念撮影――お宮参りや七五三――はすべて、趣味でカメラをやってらっしゃる夫のお父さんにお願いしていたので、ひよこにとって、初めてのスタジオ撮影でした。 ディズニープリンセスの影響で、ドレスとティアラに憧れを抱いていたひよこ。わたしのスカートを履いて、裾を擦らないように持ち上げて「ありの~ままの~♪」と階段を駆け上がるシーンを熱演したり、西松

ひよことわたしは、別人格

昨晩、台所でお皿洗いをしていると、黙々とリビングでレゴを組み立てるひよこに、「おうちつくったの、見て見てー!」と声を掛けられまいた。壁からにょきっと顔をのぞかせてみると、そこで待ち構えていたのは、写真の作品。いや、これ、ロボットやん。というか、むしろ、土偶やん。わたしの目にはそのようにしか映らないのですが、氏曰く、あくまでも「おもーりひよちゃんの部屋はここ(土偶の両目)で、おかーさんはここ(土偶の右ワキ)で、おとーさんはここ(左ワキ)やねん」な、おうちなんだそうです。 彼女

質問すれば答えが返ってくるのが当たり前、ではない

ひよこ3歳。年少さん。もうすっかり昼間はパンツっ子な彼女が、この2週間、連日、保育園のお昼寝時におもらしをしています。寝入りばなの日あり、起きてから「ぬれちゃった☆」な日あり。その前までは週1回あるかないかだったのが、突然の「毎日」。起きてるあいだは一切漏らさないし、週末に家(や車中)でお昼寝するときも大丈夫なのに。なぜ。なぜなぜ。 さりげなく本人に聞いてみても、ニヤニヤして要領を得ません。普段ハキハキものを言う子が毎度毎度はぐらかすので、「触れてほしくないんやね」というこ

丈夫な心と、かしこい身体

「暮らしのヒント集4」の五味太郎さんのインタビューがとても良かったです。 タイトルは、「個性を伸ばし、社会を豊かに育む4つのヒント」。 1. 絵本は子供のためのものじゃない 「文学は文学本、絵は画集、料理は料理本、音楽は音楽本と、どんどん分化している」いまの時代に、絵本は「未分化」。子どもの「まだカテゴライズされていないぼんやりした心と強いパワー」の魂が、絵本に反応する。「そして、絵本好きの大人の魂も。」 2. 丈夫な心とかしこい身体を持つ 「子どもの個性を大切にす

母のくちぐせ

母いわく、わたしは「夢と希望」、弟は「宝物」だそうです。子どものころから、耳にタコができるほど、何十回も何百回も言われてきました。あるときは、2人で膝をつき合わせて。あるときは、よその人の前で。恥ずかしげもなく。今でもバリバリ言ってくれちゃいます。 どっちが大事とか、姉弟に優劣はないけれど、あんたたちは別モノだよ、位置づけが違うんだよ、ということだったんでしょうね。わたしはそう解釈しています。わざわざ確かめませんが。わたしに何を託してるのか、弟の何を囲おうとしているのかも、

わたしはボタン付けができない

ヘッダーの写真でひよこが着ているワンピースとかぼちゃパンツは、夫のお母さんが去年の夏に作ってくださったものです。すっかり、つんつるてん!ワンピースはもはやチュニックだし、かぼちゃパンツは太もも部分のゴムがきつくなって抜いてもらったし。ずんずん成長していく様子は、我が子ながら、見ていて気持ちがいいですね。 ここ1週間、Facebookのタイムラインには、「子どもの入園(入学)式でした~」「園グッズ、なんとか縫い終えました~」の慶びが連なっています。おしゃれな子がこしらえたモノ

保育園での娘のマークと、ひらがなが読めるようになること

年度が明けて、営業日で3日がたちました。夫とわたしは、仕事を取り巻く環境に何の変化もなく、平常運転です。乳児組から幼児組に切り替わったひよこの保育園生活も、部屋も先生も過ごし方も変わることに身構えていましたが、おおむね穏やかに移行できた模様。 制服類や用品類への名前つけが、「進級」どころか「入園」ばりに大量だったのが、1番のハプニングでした。まさか、大人の片手サイズの箱に、積み木が42個も入っていたとは!年度末の先月30日・31日の朝にnoteを書けなかったのは、ぺったんぺ

公園の遊具と、運を持ってるか、度を知ってるか

一昨日、保育園がお休みなひよこと出かけたのは、夙川公園でした。パーカー要らずのぽかぽか陽気のなか、どんどこどんどこ阪急電車に揺られて、夙川駅へ。せっかくなので、甲陽園線のホームで発車待ちしてる電車を、すぐ脇の踏切から見上げて、とことこ公園へ。夙川という川の河川敷沿いが公園になっていて、ちょうどこの季節は、川の両岸に植えられた桜を愛でるひとたちで大賑わいです。 わたしたちの目当ては、シーソー。ひよこによく、おもちゃでモノボケを暗に求められるのですが、このあいだ、細長いレゴを渡

先生との、さようなら

今日は、保育園が「新年度準備するので、家庭保育ヨロシク!」な日なので、有休をとっています。年度末に快く(ないかもしれないけど、嫌味ひとつなく)休ませてくれる職場に感謝しつつ、電車に乗って少し遠くの公園へ行って、しこたま遊んで、お弁当を食べて、半ば無理やり連れ帰ってきて、眠りの森に押し込んで、いまに至ります。ほっと一息。 ……という書き出しで、昨日途中まで書いたのですが、末尾に至る直前でひよこが昼寝から覚めてしまい、公開できず。時制とかちょいちょい直して、ただいまアップします

会話がするするつながる関係、に恵まれたこと

てんてんこさんのお試し企画に参加します。 「人との交わり(social)」は、幸福学で云うところの、幸せを感じるための3要素のひとつ。他者と良好な関係を築くことは、「幸せになるための必須条件」なんだそうです。 ひよこを産んで、いま住む家とこの街のことが、いっそう好きになりました。そびえる山で四季を感じ、山を起点に東西南北が明らかで、交通の便が良くて、商店街が近くて、もともと暮らしやすいと思っていたけど、人にも恵まれていたんです。 ご近所さんと、ひよこの同級生のお母さんた

子育てと、親の務め

あべ@beさんのトークを見て、そういえば、あべ@beさんのノートにこんなコメントをしたのを思い出しました。 「その場面でどう動くか」の感受性を育むという面では、自分が高校卒業とともに親元を離れたこともあって、「高校卒業まで」かなぁと思います。それ以降は、親が調える範囲にとどまらない(とどまってほしくない)ので(^^) 職場で、人事面談のたびに、上司から「後輩育成に期待している」的なことを言われます。いやいや、後輩いうても、もうみんな(新卒で入って)30代になってるし、わた

そんなことを感じるくらいだったら、はじめからやらなければいいんだ

連休2日目。晴れ。今日も今日とて、公園あそび。四六時中くっつき虫だったひよこも、3歳をまたいだあたりから、ひとりで散策に繰り出すようになりました。風にあおられて折れた木の枝を集めまわる子と、砂場の淵に腰かけて、延々と、カップに砂を詰めて型抜きする母。ひよこを視界の端に収めつつ、「おかーさん、見てないよ」を演出しつつ。 保育園様々で「公園から出ない」は理解しているし、慎重派なので危ないことはしないだろうと踏んでいますが、それでも、視界から消えてなかなか戻ってこないと、ちょっと

目の前のことに集中する、踊る阿呆になる

今週は連日残業でした。本来7時間勤務を1時間短縮する代わりにお給料2割カットの身としては、たかが1時間の残業も、気持ちは「されど」です。微々たる残業代はつくとはいえ、短時間勤務してる意味ないやんかー。それでも、知恵を文殊ったり、編み出した解を紙に落とし込んだり、相手の言葉の意味をつかまえたり、嗚呼、コミュニケーションっていいよねって場面もあったから、1時間残った甲斐はありました(と思わないと)。 積もった身体のだるおもを解消すべく、今朝は、早起きはあきらめて、6時まで爆睡。