わきあがれ!ココロの音!〜ぼく、わたしの太鼓づくり〜

ちびっ子よっといDay✨
夏休みの太鼓づくりワークショップの記録

テーマ
『わきあがれ!心の音!ぼく、わたしの太鼓づくり』

日時  2022.8月11日(木)
    11:00-12:30

場所  京都府長岡京市勝竜寺公民館

【ご挨拶】
夏は暑い!みんなのココロも熱い!
3歳から10歳までの子どもたちと
親御さんが集ってくださいました。

可愛い声、笑顔、真剣な眼差し。時に涙。
発達段階が様々な子どもたちの色と形に、
米光自身も刺激を受け、 
心がたくさん動いた日でした。

集ってくれた子どもたちと親御様へ
本当にありがとうございました。

そして、環境を提供してくださった
勝龍寺の皆様に今一度、心から感謝申し上げます。

地域アートプロジェクトの一貫として、
全世代の居場所のモデルケースとして、
これからも多種多様な活動を展開できるよう
備えたいと思っています。

その準備の過程で感じるのは

〝アートはいつでも、よき仲介者になってくれる〟

ということです。

初めての素材。
初めての人。
初めての場所。

緊張した子どもたちと支援者の仲介者は
〝アート〟であることを再確認できた日でした。
また、それが支援者の自己満足ではなく、
実りある活動だったかを確かめるのは、
子どもたちの笑顔の記録です。
笑顔の写真や動画は、
100年以上先まで続く財産です。

【なぜ太鼓か~活動の概要~】

この創作の原点は〝アフリカの智慧〟 にあります。
ヒーリングドラムの歴史について少し紹介します。
ヒーリングドラムの発祥地ミニアンカ。
その地で育ったヤヤ・ジャイロ氏の書籍を、
紙芝居に可視化して、子どもたちと鑑賞しました。

世界には時と場面にあわせた
リズムや音楽があふれています。

人々は嬉しい時、悲しい時も音楽とともにあります。
とりわけ、自然界の厳しさを知るアフリカの人々は、
自然を敬い、先祖や霊を敬い、そこに信仰を向け、
共同体を調和へと導く生活をおくります。
人々の中に流れる波動(リズム)を整えるツールとして、太鼓が用いられます。

例えば、波動(リズム)の乱れから病を引き起こした
クライアントには、太鼓と薬草による治療が行われます。

この癒し手として選ばれた〝治療音楽家〟だけが太鼓を奏で、クライアントの病の元となる波動(リズム)を整えることができます。もちろん治療としてだけではなく、コミュニケーションの手段として、文字をもたない人々の間の生きる糧にもなってきました。

このストーリーから子どもたちに伝えたいこと。
それは、〝歴史的・文化的・宗教的背景を知ってほしい〟ということではありません。この先子どもたちが苦難に直面した時、

〝自分で自分を癒すことのできるツールは
 たくさんあるんだよ。〟

ということです。

絵を描くこと。歌うこと。踊ること。演じること。
太鼓は、数あるヒーリングツールの中の1つですが、

「太鼓の皮をたたく」という行為は、

疲れや悲しみ、憤りの表出と消化をシンプルに助けることにつながります。

大切な君たちへ

今日つくった世界でたった1つの太鼓はね、
中身は一見、空っぽだけれど、
たくさんのビジョンとアイデアを
詰め込むことかできるんだ。
君たちの相棒となり、友となり、
いつも寄り添うツールとなってくれますように。

大人の図工塾管理人 米光智恵
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