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デザインと経営

先日、徳島県の三好市へ行ってきました!

友人がやっている里山ようちえんのオープンスクールに参加したり、ずっと行って見たかったシモノロパーマネント(カフェ)に行ってみたり。

里山ようちえんも、シモノロパーマネントも、廃校を利用した同じ敷地内にあります。

シモノロパーマネントを運営されているハレとケデザイン舎さんは、同じく三好市にある廃校、出合小学校も活用してカフェやホステルを運営されています。

オーナーさんは、デザイナーでもあり、作成されたロゴも空間も素敵。地域内のいろいろなデザインも手がけられているようです。

今回の訪問で感じたのは、地方では、デザインだけでなく、経営もできる人材が求められているなあということ。

両方できなくても、経営とデザイン、どちらもできると強い。経営をもっとかみ砕いて言うと、地域にある資源を活かす能力といってもいいかもしれません。

デザインが良いと、一定の信頼を勝ち取ることはできるけれど、売り上げにつながるかどうかはまた別の話。

ホームページも作って終わりではなく、作ってからがスタート。あくまで、商品の良さや想い、裏側にあるストーリーを伝える手段でしかありません。

地方には、デザインの観点から、改良したらもっと良くなる商品があることは確かです。一方、デザインだけ変えても、その商品の良さをきちんと伝えられなければ、売り上げにはつながりにくい。

地域にある資源の魅力に気づき、それを必要な人に届ける。届け方を工夫することで、新たにファンを作る。

デザイナー、それ自体もプロフェッショナルな職業。けれど、経営や伝えるというコミュニケーション設計の部分も担える人材が、ますます必要とされているなあと感じた訪問でした。

\読んでくれてありがとうございます!/ 頂いたサポートは地域の中で使い、ご縁をぐるぐる回していきたいと思います。