見出し画像

スロヴェニアとの出会い

スロヴェニア(スロベニア)という国を聞いたことがありますか?
名前だけ見ると、スロヴァキア(スロバキア)とよく似ているのですが、
ヨーロッパの中央部に位置する小さな国です。
隣接する国は、イタリア・オーストリア・ハンガリー・クロアチアがあり、
国の西側には、アドリア海(地中海)が臨んでいます。
スロヴェニアは四国ほどの小さな国ですが、北はアルプス山脈、東はハンガリー大平原、中央より少し西にはカルスト地形、西はアドリア海と変化に富んだ地形をしており、主な民族はスラブ民族(南スラブ)であるにも関わらず、ゲルマン系(ドイツ・オーストリア人)やラテン系(イタリア人)、マジャール系(ハンガリー人)といった3つの異なる民族が国境を接しているので、多くの文化が溶け込んだのではないかと考えられています。
また、歴史的にも周辺国の影響を強く受けており、街並みはオーストリア、言語はイタリアとスラブに近く、ハンガリーのように温泉が湧く地域もあれば、リゾート地と塩田のある海沿い、日本並みに降水量が多い首都など、多くの魅力溢れる土地柄となっています。

日本人の多くの人にとってメジャーな国ではないと思いますが、私がなぜスロヴェニアという国に興味を持ったのか、見ていきたいと思います。

①音楽との出会い
私がスロヴェニアに興味を持つきっかけとなったのは、音楽(特に民族音楽)です。
大学生の頃にYouTubeを通してスロヴェニアの音楽を知ったのですが、以前より私はアルプスの民族音楽に興味を持っており、スイスやオーストリア、南ドイツの音楽を聴く機会が多くありました。
中でもスイスの民族音楽は中学1年生の頃から興味を持っており、きっかけはテレビ番組でヨーデルを取り上げていたことでした。
私はヨーデルの高音と低音を巧みに使い分ける歌唱法を聞いて感動し、YouTubeやCDで普段から曲を流すほど好きになっていました。
スロヴェニアの音楽も当初はドイツ語圏の音楽と見分けがつかないほど似ていたので、最初は気づかなかったのですが、ヨーデルとは違うポルカ調の軽快なリズムに魅了されるようになっていました。
私は音楽を通して、スロヴェニアという国を知り、スロヴェニアに興味を持つようになったのです。

言語については、今度取り上げたいと思います。


この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?