Činamija(チナーミア)

土地・音・心を繋ぐ想造者です。 心の声に従って自分を愛し、ありのままで生きることを大切…

Činamija(チナーミア)

土地・音・心を繋ぐ想造者です。 心の声に従って自分を愛し、ありのままで生きることを大切にしています。 幼少期より想像して作り出すことが好きで、土地(地理や地誌)・音(音楽や語学)・心(心理学やセラピー)の分野に関心を持っています。

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アルプス諸国について②

Dober dan!(こんにちは!)  ドベル ダンという言葉は、スロベニア語で「こんにちは」という意味です。 隣国のクロアチアでは、「ドバル ダン」になるので、似てますね! スロベニアとクロアチアは、共にスラブ系の民族(南スラブ系)で、言語も共通した特徴を持っています。(ちなみにロシア語もスラブ系です) 今回はアルプス地方に位置していながら、東欧の玄関口ともいえるスロベニアについて、お話しようと思います! ①スロベニアは多様な自然環境に恵まれている 皆さんは、スロベニ

    • 【短編創作】磁石(私の彼より)

      私の彼は工芸職人の仕事をしている。 木や石、ガラス、煉瓦、粘土を使って色んな物を作る。 家もログハウスのコテージで彼が作ったの。 部屋は爽やかな木の香りで包まれており、窓を開けると風が木々を揺らす音や、小鳥のさえずりが聞こえてくる。 そんな彼の作品の中で、私のお気に入りは「丸底のガラス瓶」だ。 庭で採れたリンゴやアンズ、スモモを使ってジュースを作り、このガラス瓶に入れて蓋を閉める。数日後に瓶を開けると、酸味と甘みが絶妙なバランスに変わっていて、まろやかで香りも味も両方楽しめる

      • 音楽のジャンルに語学を加えてみたら

        こんにちは、チナーミアです! 皆さんは普段、どんな音楽を聴きますか? クラシック音楽、ポップス、ロック、民族音楽、レゲエ。。。 音楽って色んな種類があって、私たちを楽しませ、時には癒してくれます! 私は音楽ってメロディー、リズム、言葉が合わさってできているのだと思っています。 (他の要素も知っている方は教えて下さい!) 音楽のジャンルによって、メロディーやリズムの速さ、言葉遣いも異なっていて、例えばロックミュージックのように、テンポが速く、表現も激しいものが多い音楽があ

        • 【物語】エミナとユラの対話

          登場人物(全て架空の名前です) エミナ:佐藤絵美奈 年齢は28歳で、職業はカウンセラー。旧姓は鈴木。 ユラ:遠藤由羅 エミナと同じく28歳で、サービス業に従事。旧名は由都。 ~この物語は全てフィクションです。~ エミナとユラは幼馴染みの友達だ。スモモやブドウの収穫が始まる初秋のある日、ユラはエミナにお話を聞いてほしいと頼み込む。2人は街角のカフェで待ち合わせをした。電灯の光が付き始める夕方はお客さんも少なく、店内に流れるクラシック音楽も相まって落ち着いた雰囲気を醸し出して

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        アルプス諸国について②

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        • 土地・音・心の繋がり
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        • 土地
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          歌のテーマ「繋がり」

          自然との「繋がり」をテーマにした曲です。 2023年の夏から秋にかけて作曲しました。 曲はアカペラで歌っています。

          歌のテーマ「繋がり」

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          地理の勉強が楽しくなるヒント

          あなたは社会や地理の学習が好きですか? それとも、暗記するものが多くて難しいと思っていますか? 小学校の社会の授業から高校の地理、そして大人になっても地理の勉強で学習したことは生活や趣味で大いに役立ちます。 今回は、地理の学習が苦手で悩んでいる方も、地理が好きな方も読んでいただけたら嬉しいです! ①地理とわたし 私は小さい頃から社会科が好きで、地元の農業や特産品、人口・面積などの統計データの資料をよく読んでいました。 身近な地域の特徴について知るのが楽しく、次第に他の都道府

          地理の勉強が楽しくなるヒント

          アルプス諸国について①

          Živjo! (こんにちは!) ヨーロッパで最も有名な山脈の1つに、アルプス山脈があります。 古代から南ヨーロッパと北ヨーロッパを分ける壁としての役割を持ち、 言語・文化・食・気候といった様々な要素がこの山脈の南と北で分断されています。 今回は、アルプスに属する国々について、ラテン系とゲルマン系の話題を中心に述べていこうと思います。 ①スイスについて 日本人にとってアルプスといえば、スイスを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか? 「アルプスの少女ハイジ」の舞台であるマ

          アルプス諸国について①

          小さな町が住みやすいと思えるには

          「便利で豊かな街で生活したい」 あなたはそのように思ったことはありますか? 高校を卒業すると、東京や大阪、名古屋、札幌、福岡といった大都市で進学や就職をする方は多いと思いますが、「選択肢の多い都会で生活して、自分の視野や可能性を広げたい」と想像するだけで夢が膨らむと思います。 都会ではない「小さな町」では豊かな生活が難しいと感じてしまうのか、一方で海外の映像を見ていると小さな町でも豊かに生活しているように見えるのはなぜなのか、そして小さな町が住みやすいと思えるために必要な

          小さな町が住みやすいと思えるには

          暮らしやすい地域についての話

          あなたにとって、暮らしやすい地域とはどのような場所でしょうか? 暮らしやすさは人によって異なりますが、ここでは暮らしや生活スタイルについて一緒に考えていきたいと思います。 ①気候 ・暖かい気候が好き(夏の暑さが厳しいが、冬は比較的暖かい) ・涼しい気候が好き(冬の寒さが厳しいが、夏は比較的涼しい) ・カラッとした気候が好き(肌は乾燥するが、晴天が多い) ・しっとりした気候が好き(曇天や雨天が多いが、肌はしっとり) ②地形 平坦な場所が好き(景色は単調だが、自転車や車の移動

          暮らしやすい地域についての話

          自分の能力に気づく時

          あなたは、自分の能力について考えたことはあるでしょうか? 得意なことや苦手なこと、好きでずっと続けられること、嫌いでするのを避けたいことは、人によって異なります。 今回は、私の体験談を基に能力についてお話していこうと思います。 ①周りの人より能力差が大きいと感じていた 私は得意なことと苦手なことが幼少期からはっきりしていました。 幼児期は、地名や数字・歴史の年号を覚えることが好きでしたが、工作やボール遊びは苦手でした。 小学生の頃は、社会や音楽は好きでしたが、図画工作や運動

          自分の能力に気づく時

          スロヴェニアとの出会い②

          Živjo!(ズィウヨ) こんにちは! 私は前回の記事で、スロヴェニアという国に興味を持ったきっかけとして、 音楽と言語に魅力を感じたことをお伝えしました。 今回は、なぜスロヴェニア語に興味を持ったのかというテーマでお話していきたいと思います。 ①言葉には興味があったものの、苦手意識があった 私は小学生の頃から日本語、外国語問わず言葉に関心を持っていました。 私は幼少期から歴史や地理に興味があり、それらの本を読む中で日本語の中には多くの方言、また世界には多くの言語があるこ

          スロヴェニアとの出会い②

          スロヴェニアとの出会い

          スロヴェニア(スロベニア)という国を聞いたことがありますか? 名前だけ見ると、スロヴァキア(スロバキア)とよく似ているのですが、 ヨーロッパの中央部に位置する小さな国です。 隣接する国は、イタリア・オーストリア・ハンガリー・クロアチアがあり、 国の西側には、アドリア海(地中海)が臨んでいます。 スロヴェニアは四国ほどの小さな国ですが、北はアルプス山脈、東はハンガリー大平原、中央より少し西にはカルスト地形、西はアドリア海と変化に富んだ地形をしており、主な民族はスラブ民族(南スラ

          スロヴェニアとの出会い

          "周りと違う”ことを”自分の個性”と思えるまで

          はじめまして、チナーミアと申します。 私は地方都市に住む20代で、アルプスの文化と美しい景観を見ることが好きです。普段は会社で働いています。 そんな私には、小さい頃から周りの人と違っていたり、標準から外れていることに対してコンプレックスを持っていました。 標準から外れていることで、周りの人に受け入れられるのだろうかと常に不安に感じることが多くありました。 私が体験した”周りと違う”ことを、”自分の個性”として思えるようになれたエピソードを紹介しようと思います。 1.

          "周りと違う”ことを”自分の個性”と思えるまで