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強迫性障害の過去を振り返って。


一番上の実姉の孫に強迫性障害の女の子がいます。
と言っても、もう28才位。
以前にもnoteに書きました。
最近待ちに待ってた事が起きました!

小学生高学年から不登校。きっかけはいじめから。
それから強迫性障害になり家族とも折り合い悪く、働けないのに一人暮らしをさせなくてはならない。
家族も大変でした。

強迫性障害はご存じの方もあると思います。
家の鍵を掛けたのに、不安になり何回も確かめに帰らないと気が済まない。
銀行に行ったらお金を落としたのでは無いかと何回も確かめる。手を何回洗うか決めて洗い続ける。
ドアノブを何回か決めて、開け閉めする。
知らない所のトイレは使えない。
読書しても句読点が何個あるのか数えて読む…
キリがありません。

そういった不安神経症や強迫観念に囚われると日常生活がとても困難になります。
家族も巻き込んでいきます。

彼女はここ2、3年で随分変化し、克服への道を進んでくれています…
私はそんな彼女に10年近く前から、これは放っておけないと関わって来ました。
毎月会いに行き、料理を教えました。
認知行動療法、森田療法等あらゆる手を尽くし変えなければならなかったのです。

試行錯誤を経て今では実家で家族と仲良く暮らし、仕事にも行けるようになりました。

その辺で前回のnoteは終わりでした…
が、しかし、そのあと見事に変化があったのです。

親の車での移動しか出来なかったのが、新幹線に乗り、父方のお爺さんのお祝い事に参加したと言うのです。
強迫性障害の当事者だったら分かるのですが、こんな楽しい事がなぜすんなり出来ないのかと言う位、ものすごく勇気がいることなのです。
途中のトイレのこと、食事の事。何かあったらどうしょう…と強迫観念に囚われることなく克服したのです。

私にとっても本当に嬉しいことでした。

寒くなると咲くヒイラギの花

もうこれで彼女は自信がつき、仕事の研修にも参加できるし、何も社会人として心配する事は無くなりました。
私の出る幕は終わりです。
あと伝えているのは、お金を稼いだら、しっかり貯蓄する事を言っています。5年前から。それも聞くところによると大丈夫そうです。
かなり沢山貯まったことでしょう…💰😌 
安心、安心😮‍💨
また、機会あれば続編を書きたいと思います!
ではまた👋