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正しい睡眠・睡眠環境・睡眠の質・寝具ついて

睡眠とは、何もせずにじっとしている時間ではありません。
明日の準備しないといけません。

心身の休養・調整、脳内の老廃物排出、ホルモン分泌、日中の記憶を整理して定着させる、寝返りで骨格の歪みをとるなど、健康や美容、姿勢的にも非常に重要です

寝てる間に体はこれだけの仕事をしないといけません。
これが夢の短時間睡眠法が見つからない理由です。

しっかり睡眠をとれると翌日の調子が良い、という実感をする方は多いのではないでしょうか。
寝不足が続くと体調を崩しやすくなりますが、睡眠と健康には深い関係があります。

人間は睡眠によって5時間かけて脳内プログラムのセルフチェックを行い、
2時間かけてバグ処理を行うらしいです。
睡眠時間が5時間以下の日が続くとプログラムの修正が行われず、
ある日突然通信障害が起きます。
なので睡眠時間を削って、自分の時間を確保してる忙しい方、睡眠時間を削ることは、あまりおすすめできません。

寝てください!!

短時間睡眠で手抜き工事をすればどうなるでしょうか?
当たり前ですが、欠陥住宅ができます。
新築時には分からなくても、早晩ボロが出てきます。

晩御飯が遅い方、毎日アルコールを多量に飲まれる方、夜食や寝酒をされる方、
寝てる間の仕事を増やす行いは程々に・・・
ただでさえ内臓は日中も働いてます。
寝てる時まで胃腸や肝腎がフルで働かないといけない環境って、
それはブラック企業すぎます。

あなたは1日中手のグーパー運動できますか?
10分も無理だと思います。

消化作業は内臓のグーパー運動です。
内臓が休むことなく動きっ放しです。
休日が欲しいですよね〜

たまには一日一食にして16時間~20時間
胃と腸を休ませましょう。

体の中は見えなくても仕事してます。
働きっ放し動きっ放しの臓器を休ませてあげることで元気になります。
それだけではありません
腸内環境は免疫力と密接な関係があります。
胃酸を突破したバイ菌が小腸に達した時に、小腸で体外から侵入したバイ菌をやっつけれるように免疫細胞の70%は小腸に集中しています。
腸が元の正常な状態に戻れるのは休みを取らせてあげた時です。
休みが取れないといつまで経っても腸は正常に戻れません。

16時間は水以外は摂らない

これで休む事が出来て体の70%を司る免疫細胞が正常に戻れます
徹夜が続けば必ず休息が必要なように、休み無く腸を働かせたなら腸にも必ず休息が必要です。

24時間のうち16時間食べないって聞くと無理って思うかもしれませんが、
夜6時に晩御飯を食べると、朝10時まで水だけ、朝ご飯を抜くだけです。
昼から18時までは何食べてもいいと思えばやれます。
たまにはやってみてください!



■ 必要睡眠時間

その人にとって十分な睡眠時間とは、日中にたまった疲労や心身のダメージを回復するのに必要な睡眠時間です。
これを「必要睡眠時間」と呼びます。

必要睡眠時間には大きな個人差があるため「〇時間以上眠れば大丈夫」という万人に通用する基準がない、というのが科学的に正しい答えらしいです。 

健康な20代の若者十数名の必要睡眠時間を測定したところ、
7時間余りの短めの睡眠で十分な人から、9時間を大きく上回る長めの睡眠が必要な人まで、2時間以上の個人差がありました。
多人数で調べれば、もっと個人差は広がるでしょう。

20代の必要睡眠時間は平均8時間30分前後、
そして年齢ととともに徐々に短くなります。
高齢者で必要睡眠時間を測定した研究はありませんが、さまざまな研究データから70代では7時間弱まで短くなると予想されています。


■ 不眠で疲れが溜まるとよく風邪を引く⇒免疫力の低下

人間の身体は外部から進入してくるウイルスに対抗撃退したり、癌などの異常細胞を破壊死滅させたりする複雑な免疫機能が備わっています。

免疫物質は睡眠中に作られます。

免疫力は睡眠や休息によって増強されますが、ストレスがかかると免疫力は落ちます。
ストレスなどで不眠になると疲労が溜まりますが、不眠は免疫力も落ちるのでこのような時によく風邪を引きます。

風邪を引くと免疫物質は、睡眠を促進させるように働き、そして睡眠によって免疫物質の分泌はよくなりウイルスに対抗します。

風邪薬にも眠くなる成分が含まれていますし、病院でも「暖かくしてよく寝てください。」と言われると思います。

よく寝ると風邪の治りも早くなります。

風邪だけでなく身体の全ての異常、病気に免疫機構は働き免疫力がないと
人間は生きてゆくことができません。
睡眠が免疫力を高めるのです。
まさに睡眠は名医です。


動物は、調子が悪い時に飲まず食わずで丸まって動かずにひたすら寝て回復に努めます。

体調を崩してる時に栄養をつけるために食べる!
そんなことをする動物は人間だけです。
間違えてます。
人間にとって1番エネルギーを使いストレスになることは消化です。
何も食べないか、お粥などの消化の良いものを食べて下さい


■ 免疫物質は睡眠中に作られる!

内臓、血管などの働きをコントロールし、体内の環境を整えるのが自律神経です。
自立神経には交感神経と副交感神経があり、身体の同じ器官に緊張と緩和の相反する働きをしています。

極端な言い方をすると日中活動している時は交感神経、
リラックスしている睡眠中は副交感神経が主に働いていますが、
副交感神経の働きが強まると免疫機能が活発に働き、体の悪い部分の修復をし、
免疫物質も作られます。

睡眠中の自律神経の状態は、免疫機能も左右することがわかっています。

健康な人は夜の時間帯に副交感神経が上がる。
一方、免疫が低下した(風邪をひきやすい)人は夜になっても副交感神経が上がらない!

カリフォルニア大学の研究では、
睡眠時間が6時間未満の人が風邪をひく確率は4倍以上。
睡眠時間が6時間未満の人は、7時間以上眠っている人に比べて、B型肝炎のワクチンの有効性が11.5倍も低いという報告。

睡眠と免疫の働きは表裏一体で、睡眠中の副交感神経をしっかり高めることが免疫の機能を適度に上げることにつながると考えられています

自律神経は免疫細胞の司令塔です

交感神経&顆粒球 VS. 細菌

自律神経は無意識のうちに体の機能を調整していますが、自己防衛システムの要である免疫細胞の白血球とも連動しています。
昼間などの活動時に主に働く交感神経が優位なときは、白血球のうちの顆粒球が増え、
夜間などの休息時に主に働く交感神経が優位なときは、白血球のうちのリンパ球が増え、
それぞれのテリトリーで免疫機能を高め、細菌やウイルス、がん細胞などから体を守ってくれています。

●交感神経&顆粒球 VS. 細菌 交感神経は比較的大きな外敵と戦う白血球のひとつ、顆粒球をコントロールしています。

交感神経が刺激されると顆粒球の割合が高くなり、外から侵入してきた細菌や古い細胞の死骸などを食べて処理して、感染症を防いでくれる。
交感神経が優位になりすぎて顆粒球が増えすぎると、
体内の常在菌を攻撃して化膿性の炎症を起こしたり、体の酸化を招く活性酸素が大量発生して、
口内炎や急性虫垂炎、胃潰瘍などの病気を引き起こしたり、シミやシワなど皮膚の老化を招きます。

また、ストレス解消にも睡眠は有効に働きます。

睡眠ホルモンのメラトニンの分泌がないと眠くならず寝ることはできませんが、
このメラトニンにはポリフェノールと同じように抗酸化作用があり、身体の衰えや癌予防などの免疫物質でもあります。

「白血球」は、免疫機能におおいに関係していますが、作られる場所は背骨にある骨髄で作られますが、
立っている状態では作られず体を横にして「骨休め」の状態でなければ骨髄からは作り出されません。
つまり、ゆっくり寝ていないと、白血球が作られないのです。

*現在は血液は骨髄ではなく小腸で作られると言われてます。
腸内環境〜造血〜血球〜白血球〜免疫力


質のよい睡眠とは、眠りの途中で目を覚まさずに一定の深さがあるのが質のよい睡眠とされていますが、質のよい睡眠をとるのが習慣になっている人は免疫力が高く健康です。

最近、不眠と生活習慣病の関係が明らかになりつつあります。
不眠になると高血圧、糖尿病になりやすく、また高血圧の人は睡眠の質が悪いことがわかってきました。

忙しいとついつい睡眠を犠牲にしてしまいますが、実は睡眠が免疫力を作り、ストレスにも強く生活習慣病の予防にもなります。

『睡眠に勝る名医なし』という言葉がありますが、
お医者さんがいなくても寝ていれば病気が治るというものではありませんが、
睡眠は名医に値するものです。



■ 子どもは10時間以上寝ることを推奨されてます

眠らないと勉強がムダになるかも!

日本の教育は思考停止させるための暗記教育です。
テストで点を取るための勉強は、短期記憶でなんとかなるかも知れませんが、長期記憶には繋がらないです。
せっかく勉強するんですから、無駄にならない方がいいと思いますので、その理由を説明しときます。

おおよそ90分周期で訪れるレム睡眠の間に、脳は日中の記憶を整理して定着させていると言われています。

例えば9時間睡眠の人は一度の睡眠の間にレム睡眠が6回訪れるのに対し、
6時間睡眠の人は4回しかレム睡眠を経験することができないという計算になります。

睡眠時間が短ければ短いほどレム睡眠の回数も減少し、記憶が定着するチャンスを逃してしまうということになります。

皆さんも学生の時に一夜漬けで試験を乗り切ったご経験を一度はお持ちではないでしょうか。
確かに翌日の試験は徹夜の勉強で何とか合格したとしても、数日後には覚えた内容が頭からきれいさっぱり消えてなくなってしまいませんでしたか? 
これはまさに、徹夜によってレム睡眠による記憶定着の段階を踏まなかったことが原因であると言えます。

今の子どもたちは忙しすぎます。
幼少期から睡眠不足の子どもが多すぎます。

その理由として、
時代と共に娯楽が変わってきたこと、
習い事が多様化したこと、
教育熱心な親が増えたことなどがありますが、
大人と子どもを含めた社会が、大人に合わせた社会時刻だからだと思います。
保育園、幼稚園、小学校〜高校、
子どもには登校時間が早すぎます。
高校時代から大学時代にかけては、ホルモンの影響などによって、同じ人でも早起きが苦手になる時期です。

ですが、登校時間が早いから、子供たちがみんな寝不足になっています。
早寝早起き運動とか、朝練とか0時間目とか、遅くまで学校とかやってますけど、全く理にかなってません。
朝6時や7時に家を出るって、子どもたちは何時に起きないといけないの??

ほんとにこの国の大人は、無駄を省かずに成果の出ない無駄なことをさせ、そして無駄なことをするのが大好きなんでしょうね・・・
どの業界でも現場サイドでは、なぜこんな無駄なことをするんだろうということばっかり起こってる感じがします。
労働生産性がダントツで低い理由が教育の段階から分かります。

子どもは寝なさい!!

例えば、イギリスでは6万人の高校生を対象に朝10時登校するという実験をしました。

そうすると、たっぷり眠れて、成績も上がりました。
大きな社会実験ですけれど、成功しています。

いかに子どもにとって睡眠が大事なのか・・
睡眠により記憶が定着するので、学ぶことも覚えることもチャレンジすることもない枯れた大人達とは違います。

大人の都合を押し付けるのじゃなく、個人や世代に合わせて、社会時刻を変えてやるという考え方もあっていいのではないでしょうか。

寝る子は育つです。

睡眠中に分泌された成長ホルモンによって骨や肉体が形成され、子ども達の健康な成長が実現します。
成長ホルモンと聞いて、私はもう成長期は過ぎたから関係ないと思った方、
それは間違いです。
成人の場合は身長こそ伸びませんが、成長ホルモンは細胞の新陳代謝を促進し、
傷を治癒したり免疫力を高めたりするなど健康な体を保つための機能も持っており、大人になってもやはり睡眠は必要不可欠であると言えます。


● 睡眠時間が短いと脳の“海馬”が小さくなる

睡眠不足が持つ恐ろしい悪影響

東北大学の研究によって、睡眠不足は脳の機能の低下のみならず、脳の発達自体にも悪影響があるという恐ろしい事実が判明しました。

5~18歳の健康な子ども達290名に「平日の睡眠時間」を尋ね、その子ども達の脳の発達を調べるためにMRIを使って脳の「写真」を撮影しました。

解析の結果、睡眠時間の短い子どもほど、脳の「海馬」という場所の体積が小さかったのです。
「海馬」は記憶を司る脳領域として知られており、睡眠不足は単純に脳の働きを低下させてしまっているだけではなく、その機能を担っている脳自体を破壊してしまっている、もしくは脳の発達を遅らせてしまっている恐れがあるという深刻な事実が判明しました。

子どもはいっぱい寝かせましょう!!


■ 夕食後から睡眠中は、体の中では排泄機能が促進します。

起床時に、目やに、鼻水、吐く息がくさい、尿の色が濃いという現象は排泄の証です。

ほとんどの排泄物は、血液中の汚れが外にでてきているので、朝は、排泄をよくして血液をキレイにしていると捉えます。
自然治癒力が働いている時間帯でしょう

睡眠は、日中に活動した臓器・器官や傷ついた細胞を休息させたり、修復するために必要な行為とも言われています。

とくに食べすぎた時には、
胃腸に血液を大量に送る必要のある心臓や酸素を吸う肺、
過食の為に、老廃物を解毒する肝臓、
腎臓などあらゆる臓器を充分に休息させる必要があるので、
睡眠時間が長くなります。

逆に、少食にすると、睡眠時間は短くてすむと言うことになります。

肉体疲労、気疲れなどの為に睡眠は必要ですが、内臓疲労はそれら以上に睡眠を要するようです。


■ 不眠

不眠で苦しんでおられる方へ

年齢を重ねてきた方に多いと思います。

不眠も考え方ひとつでいくらでも状況は変わります。
ほんとの不眠なのか不眠もどきなのかでも違います。

睡眠薬を全く飲まない方、
少し飲んでいる方、
長い間睡眠薬を飲んでおられる方……

不眠で悩んでる方の状態は様々だと思います。

悩んでる方に共通して言えることがあります。

それはあまりにも眠れないということにフォーカスして、眠れない眠れないと騒ぎ過ぎているということです。

不眠だとおっしゃる方にお話を聞いてみると、
ほとんどの方が、0時前にはお布団に入られています。

それが普通の生活ですから当然だと思います
で、そこから朝まで眠っていられないと言われます。

横になってから朝まで時計を見れば1時間おき。
そして朝になってしまって「私は今夜も眠れなかった……」と落ち込む。

辛いですよね。
寝不足で身体もだるいし……。

でも、時計を見るのは1時間おきでも、その間に知らないうちに「ぐかー!」っていびきをかいているものです

人間は、15分間落ちるとかなり休まります。
お布団に入って目をつぶれば、睡眠と同じ休息が得られると言われています。

夜眠れなかったら、その眠れない時間を有意義に調べ物したり、好きな音楽聞いたり、本読んだりして有意義に過ごしてもいいんですよ!!
夜眠らなきゃいけない法律なんてないです。
夜中に目覚めてそのまま活動してもいいんですよ〜

眠れないと言われる人の大半が、一生懸命、私、不眠症なんですって病気になりたがっているように思えます。
眠れなくて大変なんです。
私を労ってください。
優しくしてください。
こういう心理がだだ漏れです。

ここは考え方を変えて、睡眠中にやらなければいけない作業が、そんなに無かったと思えばいいと思います。
眠らなくていい夢の体です。

人間は視神経と嗅神経は大脳が処理します。
それだけ容量を使うからです。
パソコンやスマホでも動画は容量を取ります。

毎日家で引きこもってるとどうなると思いますか?

変わらない景色、変わらない家の中の匂い、変わらない行動
脳が処理に使う時間がたいして要らないので、短時間作業で睡眠中の仕事が終わります。疲れません。
ボケますよ〜

お年寄りなればなるほど外出してください。
日常と違う景色を見てください。
旅行に行きましょう。
いつもと違う景色
いつもと違う匂い
脳がフル稼働しますので、よく眠れるようになると思いますよ。

年齢を重ねれば筋力や視力が衰え、白髪が生えてくるのと同様に“睡眠力”も衰えてきます。
この衰えは、筋力の衰えよりも激しいです。

筋力は筋トレなどでかろうじて向上や維持ができるかもしれませんが、眠る力はそうはいきません。
中高年になってエネルギー消費量や基礎代謝が落ちてくると、深い睡眠の必要性も低下してきますので、これはもう自然の摂理と捉えるべきです

悲しいかな睡眠力の減退は必然と心得よということです。

それとですね〜
お年寄りは長時間寝なくても大丈夫です。
短時間の睡眠で十分なのに眠らないといけないという強迫観念のもと、
長時間眠ろうとしているのが現代における睡眠問題だと思います。

老人になってくるとものすごく早寝早起きになっていく人が多いと思います。
様々な要因が存在しますが、こうお考えください!!

「歳を取る」ってコトはそれだけたくさんの回数の睡眠経験があるという事です。だから"寝る"ということに熟達しています。
上手になっているので短時間で済む。
もう睡眠のプロです。
(料理でも大工仕事でも整体施術でも、経験すればするほど上手くなる!何でも言えることです)

睡眠が上手くなっているとお考えください!!



■栄養

良質な睡眠をとるために、睡眠ホルモンのメラトニンの分泌

メラトニンが分泌するためにはタンパク質が必要になります。

下の図を見てください。

タンパク質が代謝してメラトニンが作られます。
不足してるとメラトニンまで作ってくれません。
タンパク質不足は不眠や活力の低下、不機嫌などの原因につながります。

安易に睡眠剤を飲むんじゃなく、根本的なことを知り取り組んで行きましょう。

鎮痛剤と睡眠薬は、究極的には、この二つの薬剤は人を安楽死させる薬剤であるという事実があります。
事実、睡眠薬で自殺する人も後を絶ちません。

終末医療はこの2つの薬漬けです。

人の生命力を奪う化学物質ですから、使わないに越したことはないです。
止むを得ず使う場合にも、その副作用や弊害をなるべく少なくする努力をすべきです。

メラトニンは、脳の松果体という部位から夜間(午後9時ころから午前9時ころの間に午前2−3時頃をピークとして)分泌される神経ホルモンで、ヒトでは睡眠を安定させたり、生体時計の調整を行ったりする作用をもっています。

このメラトニン、実は強い抗酸化力も持っています!

その効果は、抗酸化ビタミンとされるビタミンCやビタミンEを上回るとも言われています。

実際に寝不足の状態が続くと、肌にハリがなく、疲れた印象をもたれた経験はありませんか?
こうなるのはメラトニンの減少により、体の抗酸化力が弱まったためです。

抗酸化力が弱まったことにより、体内の細胞組織が活性酸素からのダメージを受けやすくなってしまい、老化を進めてしまうのです。


お肌のゴールデンタイムが変わった!?

睡眠中に分泌されているもう1つの大事なホルモンが、「成長ホルモン」です。

子どもの成長に必要なものと思われがちですが、大人になっても分泌されており、疲労回復には欠かせないホルモンです。

ですから、睡眠時間が短いと、疲れをためやすいといえます。
また、肌をキレイに保つのにも成長ホルモンが関係しています。

ダメージを受けた細胞の修復・再生・肌のターンオーバーの正常化を促し、
アンチエイジングに一役買ってくれています。

この成長ホルモンは、これまで22時〜深夜2時に多く分泌されると言われてきました。
この情報によって、「お肌のために22時には寝ないと」と思っていた人もいるでしょう。

ところが、近年では、様々な研究によって
22時〜深夜2時がゴールデンタイムという考え方は科学的に否定されています。

では、成長ホルモンはいつ分泌されるのでしょう。

それは、“その夜最初に訪れた深い眠りの時”です。
成長ホルモンはメラトニンによっても分泌が促されるので、メラトニンの分泌量が多くなる深夜1〜3時に深い眠りに入っている状態をつくりましょう。

そのためには、日付が変わる0時までには就寝し、7時間以上眠るのが理想的です。

睡眠が最強のアンチエイジングといえるのは、ダイエット効果なども得られるためです。
熟睡感が得られるような睡眠をとっていると食欲中枢が整い、正しい食生活ができるようになります。

さらに、体の代謝も良くなるため、痩せやすいです。

痩せやすいカラダを手にいれるためには、しっかり眠ること。
このように、睡眠は美容面にも大きく関係しています。

高い美容液に頼ったり、食事制限でダイエットに励んだりする前に、まずは熟睡感のある睡眠をしっかりとることを目指しましょう♪


先ほども自律神経の話が出てきましたが、
交感神経をオフにするためには、副交感神経をオンにしなくてはなりません。
しかし、心身が忙しさから解放されれば、副交感神経のスイッチも自動的に入る、というわけではありません。
副交感神経がオンになるためには、副交感神経が働くために必要な栄養が供給されなければなりません。
その代表格がアルカリ性ミネラルです。

副交感神経のスイッチを入れるためにはミネラルが大事です

以前の記事で副交感神経とミネラルの記事がありますので、お読みください



■ 整体

「自律神経のバランスを整えてください!」

最近はコロナのせいもあってストレスがかかり、不眠やイライラ、頭痛など自律神経系の症状を訴える方も少なくありません。
 
自律神経の特徴は自分の意思ではコントロールできないこと!

例えば、台所でゴキブリを見た時 
口は開くけど声が出ず体が硬直したなんてことありませんか?
 
これは、ビックリして体が反応し交感神経優位になった状態です。
 
『目を見開け!』
『気をつけろ!』
『緊急事態だ!』
 
などと、あなたが体に命令したわけではないのに勝手に固まったわけです。
 
また逆に授業中眠くなった経験があると思うのですが、
 こんな時、頭では『眠ったらあかん』と言い聞かせるのに、
まぶたが、勝手に、ゆっくりタラリンと下がって身体中の力が抜けていきます。
 
これは、副交感神経が優位になると勝手に起こることです。
 
このように自律神経は意識的にコントロールできない特徴があります。
 だから、体の状態を良くしておくしか方法はないんです。
 
自律神経をいい状態に保つには
 食事、睡眠、運動のバランスが基本として大事ですが、、、
 

もう一つ整体の領域でできることは体の歪みをとることです。


交感神経幹は頸椎の前側にあります
 
交感神経幹は頸椎の前側にあるため、
 首がバッキバキに固いと交感神経が緊張したままになります。
 

交感神経の過緊張だと

  • なかなか寝付けない

  • 熟睡できない

  • いつも緊張していてリラックスできない

などの症状が出ます。
 
そんな時は首の緊張をとるようにすると交感神経の異常緊張が改善し訴える症状が消えます。
 

副交感神経は仙骨の前に蜘蛛の巣状にある

交感神経と逆の働きをする副交感神経は、仙骨の前に蜘蛛の巣状に広がっています。
 そして、そこから腹部内臓の下2/3に神経の枝を送っています。
 
と言うことは副交感神経が働けない時は

  • 消化吸収がうまくできない

  • 便秘になる

  • 生理痛がひどい

などの症状が出ます。
 

 そんな時は、いつまでも食べ物が動かないで腸にいる気がしたりします
 このような時は骨盤の歪みを整えたり仙骨の動きをつけてあげると症状が改善します。
 上手に歪みをとったり仙骨を動かせると急にお腹がギュルギュル言い出します。
 
 交感神経のトラブルなら首回りを緩める
副交感神経のトラブルなら骨盤の歪みを取り仙骨の動きをつける。

人間は、脳を司令塔とする神経系の働き(神経系のネットワーク・システム)が正常であるからこそ、
脳が身体の状態を把握し、恒常性も維持され、毎日を健康に過ごすことが出来ます。

神経の流れが元気の源であることは医学の基本原理です。
そのために背骨や骨盤、骨格が整ってる状態が重要ですし、歩行や運動、座り方、寝具など日々の生活習慣、環境が大事になります。



■脱水と睡眠薬などのお薬

全然体が緩まない人の問題の1つとして脱水があります
 
特に冬場は、脱水症状の年輩の方が多いように思います。
 
・喉の乾きに鈍感
 ・トイレに行く回数を減らすため
 ・高血圧など生活習慣病があり、塩分を減らしている
 ・お茶や、コーヒーなど、利尿作用の強い飲み物しか飲まないため 
 
こんな原因で、知らず知らずのうちに脱水症状になっています。
 
何かと悪者にされてる塩分ですが、悪いのは精製塩であり、自然塩は非常に重要な食材です。
しっかり摂ってください。

マグネシウムが豊富な雪塩やぬちまーすがオススメです
宮崎の方でしたらフーデリーに売ってますよ。


脱水症状の方の筋肉はほぐれそうでほぐれない、
肩回しすら、なかなか回らないような状態です。
  
もちろん、体温も上がりづらく、血行も悪くなります。
血液や体液も水分ですからね!
ドロドロになってしまいます。


睡眠薬 

睡眠導入剤などを長期に渡って飲み続けている人もなかなか緩みません。
 
その筋肉を例えるなら、「硬いゴム」です。
 全く、緩みません。 
薬の解毒にミネラルやビタミンなど睡眠や体の修復に必要な栄養素を消費してしまいます。
体の中は薬害でボロボロです。

鬱になってる方で、睡眠薬と鬱の薬を併用されてる方は更に酷い状態です。

脱水や、必要じゃないのに安易に飲んでる薬にはお気をつけください。



最強の寝る姿勢は「仰向け」

寝るときの姿勢は背骨に注意!

寝ているときの姿勢が大切だとは、なかなか思わないと思います。
ですが寝ているときの姿勢は大切です。
それも、かなり重要です。
寝ているときは、背骨を安定させる姿勢をとることが大切になります。

背骨を走る中枢神経が体内の主要器官のすべてに直接つながっています。

背骨が歪んで脳と身体の情報のやりとりが途切れれば、深刻な問題が慢性的に現れてきたりします。
また、そういう問題のなかには、睡眠に悪影響を及ぼす根源となるものもあります。

寝るときの姿勢にはいろいろあり、人はお気に入りの姿勢でぐっすり眠ろうとします。
ヒトデのポーズ、落下のポーズ、戦士のポーズなど、寝具で心地よいと感じる姿勢はたくさんあると思います。

いろいろな姿勢があるといっても、実際に寝ているときにとる姿勢は一つか二つに落ち着いてると思います。

図を見て自分がどの姿勢をとろうとするか、確認してみてください。

                                                                          
図のポーズはあくまでも基本形であり、さまざまなバリエーションが存在すると思います。

仰向けが最良の寝る姿勢です

カイロプラクターにどういう姿勢で寝るのが理想かと尋ねると、仰向けで寝るのが理想という答えが大半だと思います。
その裏づけとなる理由がいくつかある。

まず、背骨にとって最適な姿勢は仰向けです(厳密には仰向けでも気をつけるべきことがいくつかありますが)。

仰向けで寝れば、胃酸の逆流といった消化管のトラブルも起きにくくなる。
また、美容に関心の高い人にとっても、仰向けなら顔の肌呼吸が遮られないので、吹き出物やシワが現れにくくなるというメリットがあります。

その反面、仰向けで寝ると、いびきや睡眠時無呼吸を招くリスクが増大します。
重力で舌の根本が下がって気道を塞いでしまい、正常な呼吸がしづらくなるからです。

また、仰向けになると喉の力がどうしても弱まるので、眠っているあいだに喉が閉じやすくなります。

骨格の割に脂肪が多すぎても、喉の周りについた脂肪のせいで空気を正常に取り込めなくなる恐れがあります。
こういう問題を抱えている人は、余分な脂肪を落とし、仰向けではない姿勢で寝るほうがいいかもしれません。

仰向けは、公正に見るともっとも正しい選択ですが、いちばん快適な姿勢とは言い難いです。
背骨にとって最良な姿勢なのは間違いないですが、次のような間違いを犯していると、睡眠にとって最高の姿勢とはならないです。


仰向けで足を4の字にして寝てる人がいると思います。

特に腰が悪い人、あぐらで生活してきた人、内側の筋肉が弱い人などがなってると思います。
できれば脚を真っ直ぐにして寝てください。
股関節も捻れますし、股関節痛や膝痛に繋がります。


内股で寝るのもNGです。

鼠蹊部の血管やリンパが詰まりますので、脚のむくみや冷えなどに繋がります。
浮腫み、冷え、セルライト、脚が太くなります。


うつ伏せ寝は寝違えと顎関節を痛めやすいです

ちなみに、うつ伏せ寝のメリットもあります

うつ伏せで寝ると、胸が圧迫され、横隔膜 というお腹にある風船が下へさがり、
腹式呼吸となり眠りやすいと言われています。
仰向けと違い、舌が喉へ下がらないため、「いびき」や「無呼吸症候群」を防ぎやすいとも言われています。



■寝具

・枕が高いと背骨に悪い

ベッドを枕でいっぱいにして寝ている人がいると思います。
飾りとして枕をいくつも置くのはかまわないですが、寝るときにその全部を使う必要はないです。

仰向けに頭を乗せた枕が高すぎると、背骨の自然なカーブが歪んでしまいます。
そうすると、首や背中、頭に痛みが生じたり、もっと酷いことになったりします。

また、枕という高い山を越えないといけないので、脳への血流も一晩中悪いままです。

眠っているときは、頭があまり高くならないのが自然な姿勢。
眠っているときは唯一、重力に逆らい脳へ向かって血液を必死に送り上げなくてもいい時間です。

枕が高くないと眠れないという人は、いますぐその習慣を改めてください。
高い枕は、背中にも脳にも心臓にも悪いです。

下の写真を見てください。
枕は頭じゃなく首に入れるものです。
首は軽く前弯してる(反ってる)のが正常なので、
その反りを作るため首側が高くなってる枕がおすすめです。
ちなみに同じような形でも、低反発の枕は沈むので意味がないです

この枕の値段は19,250円です


横向きで寝てる時も背骨が真っ直ぐなるように首に枕を入れるのが理想的です


・くたびれたマットレスと柔らかいマットレスはNG

くたびれたマットレスで寝るくらいなら、床で寝るほうがはるかにマシです。

マットレスは本来、身体を支えるものです。
床のように支えが強すぎても痛いですし、ふわふわで支えが弱すぎてもいけないです。

寝た時に背骨の自然なカーブが歪まないのが理想的です。

下の写真は有名な高反発マットレスなのですが、お尻から背中が沈み込んでます。
この状態が立ち姿勢だとしたら良い姿勢だと思いますか?
このような状態で6〜8時間寝るということは、常に姿勢が悪い状態で体は緊張状態で寝ると言うことです。

一日の平均睡眠時間を8時間、
一日の24時間の3分の1は眠っている時間です。
人生80年では、26年間眠っています。

睡眠と寝具、寝具と健康は密接に関わっています。
眠りさえすれば、疲れは取れると単純に信じ込んでいる人が多くいますが、
これは大きな間違いです。
睡眠で疲労を取るには、寝具、敷き布団、枕、それに寝姿勢が密接に関わっています。
人間工学分野からも明らかにされています。

体が沈まないマットレスを使うか、畳にせんべい布団で寝ることをおすすめします


■寝返り

人間は睡眠中に何度も寝返りを打ちます。
育ち盛りの子どもほど寝相の悪いのはそのためです。
健康な大人でも、一晩何10回も無意識に寝返りを打っています。

実験データでは、適度の硬さのある敷き布団に寝たときは、
睡眠時間の45%は上を向いて寝ていますが、
お尻の落ち込む柔らかい敷き布団は、
8%しか上を向いて寝ていないことが分かりました

ベットや敷き布団は、柔らかなものよりも、硬いものの方が、寝姿勢を正しく保つことが実証されました。

マットや敷き布団は、それを使用する場合、
皮膚への感覚=肌当たりがとても重要です。
沈むマットやふとんは、一見快適な当たりではありますが、背骨はかえって歪み曲がりW型と大きくなり、胸腹部が圧迫された形になって寝苦しくなります。

寝返りは疲労回復への道

寝返りは、疲労回復のための生理現象です。
寝返りを打つことで、適度な運動で、昼間の蓄積された疲労が少しづつ解消されていきます。

じっと同じ姿勢で、静かに眠っているのは、重症の病人か死期の近い人です。
寝返りは、活力の証拠です。
その意味から、寝返りが楽に打てる寝具でなければいけません。

ふんわりと身体の沈んでしまうベット、マットレスなどに、上等の綿ふとんを重ねたものなど、いかにも寝心地がよさそうに見えますが、安眠の大敵です。

このような寝具は、身体が沈んでしまい、寝返りも自由に打てません。
寝返りを打つことは打っても、その度どっこいしょと意識的に打つことは、肝心の疲労回復には、少しも役立ちません。

よく寝たつもりが、目が覚めた後まだ、疲れが残っている感じがする人は、柔らかい敷き布団を使用していることが原因かもです。

柔らかくて、身体が沈むことは、脊柱がW字型に湾曲して、腰に力が入るので、
背骨にズレを誘発し、身体の部分部分が圧迫されます。

血液のめぐりが妨げられます。
そのため寝たきりの病人は、床ずれに悩み、健康な人では、疲労残りになり、
肩こりの原因になります。

どんな姿勢でもかまいません

2時間同じ姿勢を維持してください。
疲れますね。
寝ている姿勢でも違う姿勢をとりたくなりますね。
これが夜寝ている間に起こっていることです。

寝返りの回数が少なくさせられているんです。
柔らかい布団では寝返りしにくいんです。

ほとんどの方がそうです。
体が3cm沈んだらダメです。
柔らかいと、寝返り回数が減ってしまいます。
逆に硬すぎると痛くて寝てられません。
一点に体重がかかりすぎ痛いです。

睡眠の質、いかに深い眠りに早くつけるかが重要です。
深い眠りを得られたとき、大事な各種のホルモンが分泌されます。


■おすすめマットレス

私がサロンで使い、お家で寝てるマットレスの説明もしときます。

私が昔所属していたカイロプラクティック団体で取り扱い販売しているマットレスです。

ヘルスウェーブ 骨格矯正マット

夏用 ハイエチレン・日立化成工業(株)
冬用 ソフトロン・積水ウレタン(株)
一流企業による製造です。
委託して作ってるOEMです。

大人にも子どもにも最高級の理にかなった寝具です。

これ以上の寝具はおそらく無いと言っても間違いでは無いと思います。
カイロ団体を辞めてからも色々と学び見てきましたが、これ以上の寝具とはまだ出会えていません。
さすが神経・筋・骨格系の専門職のカイロプラクターが長年にわたる考察と研究を重ねてきた結果作られた寝具やなと思います。

皆さんにも寝てほしいと思います。

世界に何箇所かある長寿村の共通点が竹ベッドの寝具・・・
ヘルスウェーブは竹ベッドをヒントに作られてます。

画像はネットからお借りしました

竹のような丸い物に上から体重をかけると左右に引っ張られる伸張力が働きます。伸張力により、寝ながらにして背骨や筋膜や筋肉を牽引してくれるので、
筋肉、関節がほぐれます。

眠りながら脊椎を伸ばし姿勢を正常に戻す役割!
筋肉のコリをほぐし指圧効果!
睡眠中の寝返り促進効果で骨盤や背骨のゆがみを矯正!

多くの人が、この寝具によって腰痛から解放されました。
磁気や電気は使いませんがシーツがトルマリンなので遠赤効果が
あります。
構造が特殊で、冬は暖かく、夏は涼しく寝ることができます。

マットの寿命は?耐久性はどのくらい?

マットは3分割に分かれていますので、ローテーションをしっかり行えば15~20年は矯正力が持続します。
寝具としては、半永久的に使用いただけます。

健康の土台は睡眠です。


ご自分がお使いの枕や敷き布団やマットレス
そして寝る体勢や、一人で寝てるのか誰かと一緒に寝てるのかなど、
睡眠環境を1度見直されてみてはいかがかなと思います。

枕や敷き布団、睡眠難民の方は遠慮なくご相談ください!

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