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【興味・得意を伸ばす③】千代田区からアクセス可能な自然科学と触れ合える場【近隣・23区内】

■はじめに

・特定の物事への興味や好奇心が強い子供や独自のこだわりを持つ子供は、好きなことや得意なことを伸ばすことが推奨されています。
・しかし好きなことや得意なことを伸ばすようにと言われても何をすればいいのかわからない保護者は多いのではないでしょうか。
・そこで、千代田区からアクセス可能(近隣)で、広く自然科学に触れることができる場を紹介します。
・広く様々な体験をしてみたのち、もし興味を示した分野があれば別記事で紹介するような専門家との繋がりを持ってみるとより興味を深められるかもしれません。

●自然系

〇北の丸公園(千代田区)

 ・池の東側の森、内堀沿いの森(池の西側エリア)で自然観察が可能。様々な季節の植物や昆虫を観察可能です。
 ・池の東側エリアは平坦かつ人口密度も低いのでお子さんも安全に遊ぶこと可能です。
 ・池の西側エリアは人口密度が非常に低く草花も豊富なので散策や自然観察を楽しむことが可能です。
 ※小さいお子さんや特性のあるお子さんの留意点:
 ・北の丸公園を南北に抜ける道路に面するエリアは車が通るため、お子さんの飛び出し注意。
 ・池の西側エリアは急な坂道や階段などがあるので安全が気になるお子さんは注意要。

〇皇居東御苑(千代田区)

 ・北桔梗門から入る西側エリア(本丸のある付近)は大きな芝生があり小さいお子さんも安全に遊べます。
 ・平川門、大手門から入る東側のエリアでは雑木林エリアがあり自然観察が楽しめます。こちらも危険なエリアは特になく、かつ閉鎖エリアなのでお子さんも安全に遊べます。

〇外濠公園(千代田区)

 ・四ツ谷駅から飯田橋までの間の遊歩道。ヤマモモや桑の木、木苺など子供が喜びそうな植物が生えています。ヤマモモが実をつける6月頃は夜になるとヤマモモの木にハクビシンが集まることもあります。
 ・基本的に一本道で車も入ってこないのでお子さんでも安心して散策することができます。

〇附属自然教育園(白金)

 ・南北線または三田線の白金台駅から徒歩7分の場所にある、ほぼ自然の森の状態に近い植物園。大人は入園料が必要ですが国立科学博物館の関連施設のため共通の年間パスポートがあれば無料で入園可能です。
 ・全体を散策すると大人でも30分程度歩きます。ひょうたん池、水生植物園エリア以外は一本道かつ階段もないのでお子さんでも安全に散策できます。

〇小石川植物園(文京区 白山)

 ・三田線の白山駅から徒歩10分(長めの坂があるので注意)。ほぼ自然の森に近い状態の植物園です。大きな温室があり最新の研究内容も展示されています。
 ・園内は桜並木や売店や温室のある平地の北側エリア(正門から坂道を登っていったエリア)と、池が並ぶ南側エリア(正門からすぐ西側に抜ける道)とがあります。
 ※小さいお子さんや特性のあるお子さんの留意点:
 ・北東側から南西側へ抜ける道は薄暗く階段や坂道が多いので、安全が気になるお子さんは温室や売店付近の開けた場所や、奥の芝生エリアで遊ぶと安心です。

●博物館

〇国立科学博物館(上野)

 ・生物、鉱物、恐竜をはじめとする化石、宇宙まで多分野の展示が充実しています。入園料が必要ですが国立科学博物館の関連施設のため共通の年間パスポートがあれば無料で入園可能です。
 ・リンクにある通り、各分野や研究者の活動ページの内容も充実しているので家で研究に触れてみることもできます。
 ※小さいお子さんや特性のあるお子さんの留意点:
 ・土日は人が多いため人混みが苦手な場合は注意。

〇科学技術館(北の丸公園)

 ・企業の協賛が多く、産業系分野の展示が多いです。体験型の展示が多いため、ゲーム感覚で楽しむことができる点が大きな特色です。
 ※小さいお子さんや特性のあるお子さんの留意点:
 ・土日は人が多いため人混みが苦手な場合や体験コーナーの順番待ちが苦手な場合は注意。

〇日本科学未来館(お台場)

 ・体験型のコーナーが多め。展示の分野は化学、物理、生物と幅広いようですが産業関係など社会と関わる内容が多めのようです。
 ※小さいお子さんや特性のあるお子さんの留意点:
 ・土日は人が多いため人混みが苦手な場合や体験コーナーの順番待ちが苦手な場合は注意。