完全保存版!自由研究をする前に読んでおこう!~家で勉強すると決めた姪へ
そろそろテストが始まっているだろうか・・・初めての期末テスト。ねぇねもドキドキだよ。
ところで、たぶん?夏休みには自由研究があるんだと思うんだよね。普段大人しい理科の先生の最大の見せ場みたいな課題(笑)
何だろう・・・教科的によくしゃべってたのは国語だった気がする。そ
して英語と数学。人数が多いからかな?
理科の先生は寡黙な先生が多かった。でも、理科準備室は変な匂いだ
し・・・見た事も無い(触らせてもくれない)ものばかりで・・・まる
でホグワーツみたいで好きだった!(そのころホグワーツは無いけど)
荒木健太郎先生の解説はとっても丁寧だったから、必ず読むようにしてね!リンク先に飛ぶと、もっと丁寧に書き込めるスペースのある印刷可能ページがあるからからね。それをプリントアウトしてメモを書き込みながら進めると、それが自分の研究資料になって、それを拾いながら書くだけで自由研究ができあがるよ(簡単な事では無いけど)
その17ページに「こんな書き方でまとめればいい」という例があるんだけど、研究をまとめると言う事は、こういう情報が必要なんだって。
①タイトル(これ以外に重要!noteでもタイトルは悩むんだよ!)
意外に悩むのが「自由研究のタイトル」設定。探したらおもしろいタイト
ルだけを紹介してくれているところがあったから紹介するね。科学自由研
究.info さん。
②名前と所属
③はじめに
もちろんこれは「なぜ自分がこれをすることになったのか」と言う事な
んだけれど、できるだけ長い文章を目指してね。例のように1枚で終わ
るのなともかく、数ページに分けるならちゃんと普段の様子も織り交ぜ
ながら疑問に至るまでの経緯をまとめるんだよ。(例)普段のこういう
ところからこの疑問が生まれた・・・その背景だよ。
④目的
目的は、さっき出た「疑問から仮のゴール」までを簡潔に言い表せばい
いと思うんだ。
⑤仮説
さっき書いた「仮のゴール」っていうものの根拠が『仮説』=仮の説
明・自分の意見の理由だから、それをきちんと文章化するんだよ。
(例)溶けたソフトクリームでも、凍らせれば・・・とかね!
⑥使う物
たぶんだけど、研究の発表という物は「誰もが再現出来るように」と記
録したものなんだ。だから、自分以外の人が安易に想像出来るように、
使う物を別にまとめて紹介するんだと思うよ。
⑦方法
箇条書きにして「こうやったら→こうなった」、次に「こうしてみたら
→こうなった」と書いていくんだ。その時に日付や天気温度なんかも必
要なら記録しておくと参考になるかも知れないね。そして、その1つ1
つがデータになるんだよ。
⑧結果
結果はグラフにまとめる・・・というよりも『グラフにまとめられくら
いの数のデータを集めよう』の方が正しい気がするな。1回や2回で終
わったらグラフにも成らない。データは沢山集めよう!
⑨考察
これは本当に文章力の試される部分。
ねぇねは・・・・期末試験より後の国語の授業はすべてこの「自由研
究(論文)の書き方」に充てるべきだとすら思うよ。国語力がためさ
れるのはこういう部分なんだから。毎年、評価の有無にかかわらず、
期末後の数回(各学期後)を集めたらかなりの時間が確保出来るはず
なんだけどなー。
⑩結論
ここは、「はじめに」と「目的」と「仮説」をミックスしながら別の言
い方で表現するんだよ。これも国語力。本当に事実が理解出来ているな
ら、別の表現で言い表せるはず。類語辞典とかも使って色んな表現を実
験的に入れてみても面白いかも知れない。
⑪謝辞
そこには「カナダのねぇね、アイデアをありがとう」と書いておいてく
れたまえ。
⑫参考文献
本は図書館に行けば良いよ。大事な事は、「今から問題を見つける」と
いう前向きな意思。答えを探しに行くんじゃ無いよ。問題を見つけに行
くんだ。そして問題は書かれてなよ。そういう視点で本を読むっ
て・・・すごいことだよ~
去年の夏にたまたま流れてきた荒木先生のツイ。ようやくここで姪っ子ちーちゃんに紹介する事ができました。ただ、これをプリントアウトして「はい、これ見てちゃんとやっときな」ではダメだと思うんです。
ちゃんとって何んや!?って思いません?一つ一つかみ砕いて「なぜそういう言葉があるのか、そこにたどり着くまでの思考プロセス」これを一緒に伝えなければ、子どもには意味不明だと思います。日本の大学生が論文が書けないと言われている原因もココにあるんじゃ無いかとすら思ってしまいます。
もうすぐ夏です!だからなんだって話で、大人には夏もなにも関係ないけれど・・・大人も子どもも生活ががらりと変わるのが夏。あと少し!頑張って!
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