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『Think clearly』で私のココが変わった

『Think clearly』
(ロルフ・ドベリ著、安原実津 訳)
 52の思考法のうち
25番目がわたしの考えを変えました。

25  死よりも、人生について考えよう

著者のロルフ・ドベリ氏は言います。

死ぬときのことを考えてみても何もならないし、死の瞬間についてばかり考えていたら、良い人生を過ごすことから意識がそれるだけだ。


まず気をつけなければならないのは、人生最後の体の衰えた時期だけで、あなたの人生を評価してはいけないということだ。

わたし、有名な方が亡くなった時なんかに、その最期だけとらえて「あぁ、あんなに活躍してたのに最期が残念だったな」とすぐ考えちゃうタチでした。昔の人に対しても「ゴッホの絵って魅力的だけど、最期がなぁ」とか「哲学者のセネカっていいなぁ、でも最期がなぁ」という具合で死に様がすごく気になってしまう。でも、死ぬまでの人生の輝きは?


体の衰えについても同じ。直近だと認知症の義母に対して「自分の意思も無くなって、固形物も食べられず、自由に出かけられないなんて…こんな人生ってどうなんだろう?」と思っていました。でも、認知症になる前の人生は?

「最期とか衰えた状態だけでその人の人生を総括するのはやめた。」するとオマケで自分も老いや死が怖くなくなった。これが『Think clearly』を読んだ後のわたしの大きな変化です。





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