桜が咲くときだけの散歩ルートがあります。

自分で決めた散歩ルートは５つ。選んでクルクル回っています。だけど、桜がきれいなルートは春限定。いよいよ桜が咲き始めてそのルートを歩けば…「こんなにいい道だっけ」となって旅行してる感すらあります。

お盆休みにだけ入る喫茶店があります。

近所にある老舗の喫茶店。行くのはお盆休みだけ。「こんないい感じの喫茶店だっけ」となって毎回新鮮。２階にあるお店の窓から見下ろして、別の街を見ているみたいな感じを楽しみます。たまたま最初に入ったのがお盆休みで、その時の印象がすごく良くて定番になりました。

夏に１回だけ読む本があります。

それ以外の時は読まないようにしています。夏、いよいよ読んでみると「これこれこの感じ」と同時に「こんな部分あったっけ」となります。1年経って変わった自分を楽しみます。

「春だけ」、「夏だけ」みたいに制限をかけると、モノや場所がいっそう輝く。それが私にはとても面白く感じます。こんな感じでルールを設定している人、いらっしゃいますか？私はよく「変わってるね」と言われるので独特なルール設定かもと思いつつ文章に残しました。

※ 以前に書いた夏に読んでいる本の記事です。