短歌連作七首「卒業のうた」
もう少しあともう少し夢の中。
僕ら春待つ息吹のように
卒業の歌はいくつもあるけれど。
校歌はひとつしかないんだね
マーチングバンドのように肩並べ
踏み出したらもう、それぞれの春
君が君のやさしさで苦しまぬように、
君の味方でいたい春です
島を出ていく君たちがこの島の
宝なんだよ「行ってらっしゃい」
この曲を教えてくれた君の声
ばかりで再生されてる曲だ
大丈夫、それでも日々は続くから。
「さよなら、いつか、また会ましょう」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?