オンライン料理留学「Serie A」10月①キノコ&ポレンタ
オンライン料理留学「Serie A」10月①、テーマは「イタリアのキノコ&ポレンタ」
オンライン料理留学「Serie A」は、イタリアのマンマからオンラインで直接ディープな郷土料理を学ぶ、シェフも参加する上級料理講座です。
10月①、テーマは「イタリアのキノコ&ポレンタ」
舞台は北イタリアへ。
ディープなイタリアのキノコとポレンタの料理を学びます。
前半は講義で食材について体系的に学び、後半はマンマの料理デモでディープな郷土料理を学びます。
前半:キノコ&ポレンタの講義
今回クローズアップして見ていく、イタリアの重要なキノコは5つ。
それぞれ、特徴、産地、伝統、食べ方の観点から、1つずつ深堀りします。
余談ですが、説明していて感じるのですが、イタリアのキノコって、ほんと水物なのですよね〜。だから、秋の季節は、みんな心を躍らせる。キノコ狩りに良い大人が夢中になる。
逆に、日本のキノコって、今や大部分が’工場生産’。
例えば、ポルチーニは100%天然なのに対して、我が国が世界に誇るシイタケは、9割が菌床栽培(おがくずに菌を植え付けて肥料水をスプレーする)、原木栽培はわずか1割です。
そこまで’便利’がほしかったのでしょうか。資本主義で失ったものの1つは、秋の愉しみですね。
さてさて、そんな秋の風物詩、イタリアのマンマが黙っているわけがありません。前菜、プリモ、セコンドと、あらゆるキノコの使い方をご紹介。
そして、もう1つのテーマ食材はポレンタ。
いわゆる’ポレンタ’は15世紀のトウモロコシ流入以降のものですから、歴史は500年ほど、割と新入りです。が、北イタリアを飢えから救ってきた重要な料理でもあります。
しかし、「ポレンタ」という名のついたあらゆる食べ物が存在します。
地域色が出ていて面白いですね。
ヴァッレ・ダオスタのチーズ&クリームたっぷりポレンタ、ヴァルテッリーナのそば粉のポレンタ、ヴェネトの白ポレンタ、そこで採れるものと融合するのですね。
後半:マンマの料理デモ
一気に5品、デモンストレーション!
1)Polenta classica:基本のポレンタ(とうもろこし粉の使い方)
2)Polenta con broccoli e cardoncelli:カルドンチェッリとブロッコリーのポレンタ
3)Polenta piastrata con taleggio e porcini:ポレンタ焼き、ポルチーニとタレッジョ載せ
4)Pizza di polenta con provola e champgnion:プロフォラとシャンピニオンのポレンタピッツァ
5)Chips di polenta con humus di zucca:ポレンタチップス&カボチャのフムス
6)Biscotti di polenta:ポレンタのビスコッティ
補講レッスンではいくつか私と一緒に作っていきます〜!
カルドンチェッリとブロッコリーのポレンタ
焼きポレンタ、キノコとタレッジョ載せ
シャンピニオンのポレンタ・ピッツァ
ポレンタチップスとカボチャのフムス
ポレンタのビスコッティ
なんと、私が9月に持っていった落雁!マンマ、センスが光る!💓
というところで、学びがぎゅっと詰まった2時間でしたね〜。
オンラインで、こうしてイタリアのマンマから直接学べるなんて、奇跡の時代です。
ビデオ受講
好評のビデオ受講はこちらから。
では、10月回②カボチャの回に続きます!
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