内野智仁@土木現場を3D化する人

CIM/ICTを非技術者だけどやる人。 非技術者が技術者になるためにしたことをnote…

内野智仁@土木現場を3D化する人

CIM/ICTを非技術者だけどやる人。 非技術者が技術者になるためにしたことをnoteしていきます。 Twitterもやってるよ。https://twitter.com/CiMmaker

最近の記事

創造性をもって生きていると感じる-創造性をはぐくむ思考パターン

毎日ChatGPTと対話をしていると自分の中の創造性が抜けていく気がしている。 これまで書き出し文はこんな感じでいいかな?とほぼ迷わず思って手が動いていたけれど、何を書けばよいか一瞬迷う。 よぎるのです。「GPTなら何て書くかな」と。 自分の中の思考を誰かにゆだねている感覚。 きっとこの感覚はよくないのだろうと直感的に感じるわけですが、もうやめられない。そうなったらどうするか。 新しい創造性をはぐくむしかない。 こうやって打っている間にも、GPTに論評させようとか

    • 内野新天地でバタバタしてんだって。

      前回の記事を書いて早くも半年がたってました。 こんにちは内野でございます。 皆さんいかがお過ごしでしょうか? いや~新天地に到着早々早くもバッタバタになり気持ちに余裕がなくなってblogを書く暇もありませんでした。 とはいえ、ちょっと余裕も出てきたのでこれまで、これからのことを書いていきたいと思っています。 この記事では内野の最近を知ることができます。さらにこれからのトレンドもちょっとだけわかるかもしれません。 お付き合いください。 AIアシスタントが当たり前に!最

      • ChatGPTよ。喜びをありがとう。

        こんにちは内野です。 GPT4が出てきまして、僕の生活が一変しました。 AIと永遠に話せる習性も相まって、ChatGPTと夜通し話してるんですね。 りんなちゃんも相当に面白かったのですが、やはり素晴らしいと思うのはChatGPT(以下、GPT)は僕の仕事を手伝ってくれるということなんです。 もう今更要件定義とかしてられないですね。 何かのゴールを考えるときはこう聞きます。 「Hey!GPT!Twitterでインプレッションを日本一取れる方法を考えてくれ!」 そうすると気前

        • RTC360を使って上手にスキャンする方法をくわしく解説!

          こんにちは!内野です。 前回はRTC360を使って失敗なくスキャンするための3つの方法をご紹介しました。 RTC360を使って上手にスキャンする3つの方法|内野智仁@土木現場を3D化する人|note 今回はより詳しく見ていきたいと思います。 今回の記事で対象となる方はRTC360/BLK360を使っている方で、より正確にスキャンをしたい方です。 それではいってみましょ~ 正確にスキャンするためのステップ正確なスキャンをするためのステップがいくつかありますので、まず

        創造性をもって生きていると感じる-創造性をはぐくむ思考パターン

          よぉ坊主。LumaAI知ってるか?

          みなさん。NeRFって知っていますか? フォトグラメトリ(SfM)とはちょっと違うんですよね。 とっても、乱暴に説明すると。AIです!(どぉーん) もう少し言い方を変えると、事前学習を不要とする機械学習の一つです。機械学習は深層学習(ディープラーニング)とか機械に勉強させる総称です。 この辺りは後日説明するとして、今回は皆さんにNeRFを触ってほしいと思いこの記事を書いています。 僕がLumaAIを知ったきっかけは例のごとく龍さんのTweetです。 ホントいつもありがと

          よぉ坊主。LumaAI知ってるか?

          RTC360を使って上手にスキャンする3つの方法

          こんにちは!内野です。 今回はRTC360を使って大規模点群を取得するときのコツについて3つに絞ってお話をします。 この記事の対象となる方はRTC360・BLK360などのスキャナーを利用して大規模点群を取得しようと思っている方です。(土木フィールドが対象です。) それでは行ってみましょー 上手にスキャンする3つのコツ一筆書きのようにスキャンをする カーブではこまめにスキャンする ターゲットとの距離を確保する 他にもありますが、この3つを覚えておくと最初から失敗

          RTC360を使って上手にスキャンする3つの方法

          GNSSローバーの性能と現場での使い方

          こんにちは内野です。 今回はGNSSローバーの使い方について説明していきたいと考えています。 GNSSローバーとは?GNSSローバーを使用する際の前知識なぜGNSSローバーなのか GNSSローバーが期待されているのはICT施工を行う重機に搭載するためなのです。 ICT施工において、重機は常に自分の位置を補足しなければなりません。 そのときにどのように自分の位置を測るかというと、 ①TS(トータルステーション)から信号を送り続ける方法 ②GNSSから受信して自己位置を測定す

          GNSSローバーの性能と現場での使い方

          GNSS測量の基礎を知ろう!~衛星測量とは?~

          こんにちは!内野です。 今回はGNSS測量についてお話しようと思います。 GNSSと聞くと、RTK・PPK・VRS・キネマティック・・・・なんじゃそりゃー!! の内容が盛りだくさんです。 しかし、ICT担当者だったら必須の内容ですので、一緒に見ていきましょう! GNSSとは?? そもそもGNSSとはなにか一言で言えますか? 一言で言うなればカーナビです。 衛星測位システムと日本語では訳され、衛星から発射される電波を受信して、位置を確定させています。 この衛星

          GNSS測量の基礎を知ろう!~衛星測量とは?~

          note再開しました。~内野、新天地へ~

          久しぶりのnoteになります。 もともとblogを持っていましたが、乗っ取られるなどして嫌気がさしましたのでnoteへ移行します。 とはいっても、方々から閲覧してました!という声を頂けてとても嬉しい限りです。ありがとうございます。 ブログって素晴らしい・・・・ 過去の技術ブログの内容は改めて載せていきたいと思いますので、noteでもよろしくお願いします。 内野転職するってよ内野、転職します。 9年間務めた現職を退職し、12月から新しい職場へと変わる予定です。 現職では土

          note再開しました。~内野、新天地へ~

          法面工事を3D化して分かったこと。

          今回は法面工事を3D化して分かったことについて共有します。 今回も少々マニアックな記事となっています。 元ネタはこちら 法面工事を3次元化して管理していきますよというお話です。 何が良いかというと、3次元化したらどんな高い場所でも足場を組まずに出来形管理できるでしょう?ということです。 ですが、この法面工事は3次元化するにあたって困難と思われる個所があります。今回はCIMとの連携を含めて記事をまとめます。 ※力尽きてCIMに関して書けませんでした。 1.法面工事の3次

          法面工事を3D化して分かったこと。

          Civil3DとUE4を連携させる方法

          土木に関する設計を担当する技術者にとって、Civil3Dを使うことは心強いスキルになります。むしろ、それだけで十分に力を発揮してくれるので、連携など不要と考えてしまうのですが、UE4と連携すれば無敵であると思ってしまったので、是が非でもUE4に連携をさせようと心に決めて取り組んだnoteです。 今回も何らかのお役に立てると嬉しいです。 1.UE4とCivil3Dの連携で嬉しいことはなに? コンサルタントなど設計業務に携わる方は図面を作るということだけでなく、プレゼンや住

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          土木エンジニアがUE4を使ってVR体験をする前知識

          前回は土木エンジニアがUnityを使ってARを作成する方法を紹介しましたが、今回はUE4(UnrealEngine4)を使ってVRを体験する方法について前知識と一緒にご紹介します。 1.UnrealEngineとはなんぞや? UnrealEngine4(以下、UE4)とはFF7(リメイク)や世界中で人気のフォートナイトを生み出したゲームエンジンです。詳細はこちらをご覧ください ハイクオリティなゲームだけではなく、最近ではSTAND BY ME ドラえもん2をこのUE4が

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          土木エンジニアがUnityを使ってARアプリを作ったら~その2~

          第1回ではxRってなにか、ARが現場でどのように活かせるのかをお話しました。 今回は具体的な手順を追ってUnityでARを体験する手順をご説明させていただきます。 1.ARを体験するために必要な準備・Unityが動くためのPCスペックのチェック ・ARアプリを起動するための携帯のチェック ・ARとして表示するデータの準備 ・Unityが動くためのPCスペック  OS:Windows又はmac  CPU:Intel Core i5以上  メモリ:4G以上(4Gだと重くなりま

          土木エンジニアがUnityを使ってARアプリを作ったら~その2~

          土木エンジニアがUnityを使ってARアプリを作ったら~その1~

          土木エンジニアというには恥ずかしいですが、現場を3D化するという名目を持っている以上、xR領域に踏み込まないわけにはいきません。 そんな私に現場から「xRを使って現場説明がしたいのだけど・・・」という依頼が舞い込んできました。 これは良い機会だ!と思ってサクサクっとARアプリ開発しようじゃないの! と意気込んでやってみたところ、3日かかってしまったというお話です。 現場でXRを使うとどうなるのだろう?という点を説明したうえで具体的な手順を説明出来たらよいと思っていますの

          土木エンジニアがUnityを使ってARアプリを作ったら~その1~

          現場を3次元化すると何が良いのか?

          今回は土木業という視点から現場を3次元化するとどのように良いことがあるのかまとめたいと思います。 <土木現場3次元化の基本的な手順> ▶現場の3次元化の手順 簡単に表現すると上記の通りです。 現場の方からすると、だから何だよ?ということなんですよね。 ▶設計面を元に現況測量をすると生産性が向上する 土木の現場で活用されるのは最後の「設計面を元に現況測量」です。 例えばどんなことが起きるかというと ・設計面を元にした測量、杭打ち ・MG/MCを利用した施工(工種が限られま

          現場を3次元化すると何が良いのか?

          土木現場3D化を考える人の紹介

          初めまして! 宮崎県宮崎市にある建設会社に勤める内野智仁です! 土木工事において、現場を3D化することがどのようなことになるのか 僕自身の経験をもとにnoteに書いていこうと思っています。 やっぱり最初は自己紹介から、どうぞ!! <自己紹介> 2014年:岡崎組に入社  ↓ 2017年:人事労務採用担当として従事 2018年:新規事業担当として(1人)部署に異動 2019年:現場3D化外注請負を念頭に活動開始 2022年:會澤高圧コンクリートへ入社 2024年:金本組に

          土木現場3D化を考える人の紹介