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-ときめき-

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美しい港町の風景
文明開化を思わせる赤煉瓦浪漫
ここに来れば 自然と気分浮き立つ
気持ちを寄せる君となら なおさらだ
今日は「好きだよ」って、伝えられるかな

ときめきはある日突然
やってくるって言うけれど
ひょっとしたら 今日なのかもしれない
そう思いたい そう願いたい
ねえ美味しいもの食べよ
そうだ中華街に行ってみよう

豚まん 小籠包…あ、ちまきもあるよ
どれにしよっか
とりあえず食べたいもの買って、半分こ
「はい、あーん 」ってなんてさ、言えなかった
でも嬉しかった
美味しそうにもぐもぐしている姿を見れて

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お次はどこ行こうか
海辺の景色を見に行こっか
ほら見てすごい綺麗
かもめもたくさん翔んでるよ
ちょっと公園の座るとこに腰掛けて
ゆっくり話そ あんなことやこんなこと
おしゃべりしてると
君と心が通じ合っている感覚になる
うちらって、結ばれてる?
なんてほんの少しだけでも思いたかった
目と目を合わせるだけで、心が揺れ動く
あゝ恋心を込めて、言葉を綴りたい


時計の針はもう夕方の6時
最後に観覧車に乗ろうか
夕陽と夜景の駆け引きに心惹かれた
自然と手と手を繋いでた
一緒に見渡した都会のきらめき
その美しさに見惚れるように
君をぎゅっと包み込みたい 思いっきり
目を瞑ってもらった
耳元で「想い」をささやくために
わあ思わず微笑んだ
ときめきを感じずには いられなかった
もう観覧車が1周しちゃう
何周も何周も回っていたい
だってずっとそばにいたいから

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帰り際 目の前を歩く男女が寄り添ってた
ねえあんな風に接して
恋愛日和なんだから
日を落とした道の足元を照らしながら
駅に向かって歩を同じくする

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