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1歳11ヶ月、発語ゆっくり。ケセラセラ

1歳11ヶ月になった息子。来月にはもう2歳となる。
0歳から1歳になるよりも、1歳から2歳になる成長過程の方が目に見えて大きくて、あっという間だ。

先日、子育て支援施設で親子ヨガに参加してきた。
これまで息子は最年少~中間くらいだったけれど、前回参加した時はなんと最年長だった(!)
時の流れと我が子の成長を実感した瞬間だった。

年が明けてから、乗り物に興味を持つようになった息子。
バスやトラック、ミキサー車を見つけると「あ!」と指をさして教えてくれる。
特に、消防車とクレーン車がお気に入り。
これまではホイールローダーの名前や形も知らなかったけれど、息子のお陰で乗り物の名前に詳しくなってきた。

運動能力は高く、指先は器用だと思う。
ボールをキャッチして投げたり、走ったり。
お散歩が好きで、自分の足で1km以上も歩けるようになった。
最近なんて、鉄棒に20秒近くぶら下がることができた。
既にわたしより運動神経あるぞ。このまま成長しておくれ。

月に2回、図書館で8冊ほど絵本を借りてくる。
乗り物が出てくる絵本は勿論、こぐまちゃんシリーズがとてもお気に入りのようで、何度も手渡ししてくる。
購入して家にある絵本も含めて、毎日10冊以上の絵本を読んでいる。
発語は少ないけれど、一生懸命伝えようと宇宙語でたくさん話すし、大人が話していることは殆ど理解している様子。
絵本を読むことは語群を増やすこと!と信じて継続していきたい。

よく話す言葉は「あった」「これ」「あと、これ」「いや」「はっぱ」「ぶーぶ」「はい」「はい、どーぞ」「でた」「パパ」。
大人が言った言葉を真似して言うことも増えてきた。昨日は「あか」と「だいじょーぶ」をオウム返ししてくれた。

踏ん張り顔をしていた後に「全部でた?」と聞くと「でた!」と言い、新しいオムツとおしり拭きを持ってきてくれる。
全部出ていない場合は言わないので、賢いなあと感心する。

「パパ」に関しては、一緒に遊んでいる時も「パパ!」と真正面から言われる。
「ママです〜」と答えるけれど、何度もパパと連呼されると心にグサッと突き刺さる。ママ、目の前に居るのになあ。
すっかりパパっ子になってしまった。
ママは当たり前のように傍にいるから安心しきって、パパって言っているんだろうなと頭では分かっているのだけれど。しょんぼり。

料理中やお皿洗いなど、どうしても手が離せない時はテレビを見せている。
Eテレのお陰で家事が出来ている。ありがとう、Eテレ!
先日、長時間見せ過ぎたせいか、面白いからもっと見たいよ〜と昼寝もせず2時間近くギャンギャン泣きの不機嫌になった。息子もわたしも本当に大変だった。
YouTubeは暫く封印する。義父にも通達。頼みます、本当に…。乗り物チャンネルにのめり込みギャンギャン泣き続けてお手上げ状態になってしまったよ…。

ギャン泣きを浴びせられ続けると心の余裕がなくなり、感情的に怒ってしまう。
本当はこんなに声を荒げたくないのに。
どうしてこんなに小さな愛する我が子に、こわい声色と顔で言葉を掛けてしまうのを止められないのだろう、と怒りながら自分に絶望してしまう。
勝手に余裕が無くなって、勝手に焦る。完全に親のエゴである。
もう無理だ、このままじゃ手を挙げてしまう…と、助けを求める気持ちで実母に電話をした。
母は、うんうんと話を聞いてくれ「頑張ってるね、そうだよね、そういうものだよね。」と、まさに今欲しい言葉をかけてくれた。
わたしの母は、本当に聞き上手だなあと尊敬する。母のような母になりたい。

電話を切る直前に「Mr.s Green Apple の ケセラセラを観て癒されな。」と言われた。
早速YouTubeで観てみると、ミュージックビデオに出てくる親子が自分に重なって、更に泣いた。
自分でも止められない程に泣いて嗚咽も出てしまい、息子はギョッとした顔で若干引いていたようにさえ思う(驚かせてごめん)。

知らず知らずのうちに我慢している負の感情を誰かに話したり、爆発して泣いたり怒ったあと、高確率で後悔するし親知らずの周りが腫れる。
今回も左下の親知らずが腫れた。
我が子のこころ、親知らずってか。

翌朝もお皿を洗いながらケセラセラを観たけれど、やっぱり心に刺さって泣いた。
その日の散歩は、いつもより景色が明るく見えて、足どりも軽かった。
なるようになるさ、ケセラセラ。

世の中のお母さん、いつもお疲れさまです。
いつも頑張ってて偉いよ。本当に偉い。

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