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元エンジニアが作る組織の仕組み、効率化×再現性が生んだナレッジの循環。|5月度SJN受賞者インタビュー


FLEXY部の独自文化醸成

ハイクラスの業務委託エンジニアと企業の経営課題をプロジェクト化し解決するサービスを提供している「FLEXY」。
2016年からサービスを提供開始し、7年目となる今、所属メンバーは現在約50名の組織となっています。

そんなFLEXYの組織醸成に貢献しているのが、FLEXY One 通称 「FOne(エフワン)」チームです。

・ITフリーランスマーケット業界No.1を目指す
・FLEXYメンバー全員は、いつどんなときも一緒である(繋がっている)

2つの意味を込めて、「FOne」と名付けられました。

FLEXYnote第1弾の前編では、FOne誕生秘話と現在の取り組みについて、
後編では、組織醸成への想いとFLEXYが創造したい未来について、各メンバーにインタビューを実施しました。

【FLEXY部独自の組織醸成チーム“FOne”って何?MVGやMVPを生み出す「チーム力」の仕掛けとは|前編】

【FLEXY部独自の組織醸成チーム“FOne”って何?MVGやMVPを生み出す「チーム力」の仕掛けとは|後編】

本記事ではSJN受賞者にインタビューを実施し、感動する仕事がどのように生まれたのか、どんな想いで企業・プロ人材と向き合っているのか、を深掘りしていきたいと思います。

SJNとは仲間のがんばっている姿、目に見えない感動する仕事を称賛する賞です。正式名称は「そんなことしたらジョニーさん泣いちゃうで賞」。
※ジョニーさん:FLEXY部 部長の柳田直人さんのことで、ジョニー・デップに似ていることから「ジョニーさん」と呼ばれている。

SJN受賞エピソード

5月度SJN受賞者は「じゅんさん」こと大川 純平(おおかわ じゅんぺい)さん。
2022年8月サーキュレーションに中途入社。前職ではエンジニアとセキュリティコンサルタントを経験し、 FLEXYではキャリアコーディネーターとして、主にエンジニアの方々のキャリア支援や稼働後フォローを担当。
あだ名は「じゅん」。趣味は一眼レフを持って写真を撮りに出かけること。カメラ仲間募集中です!

ーー5月度SJN受賞おめでとうございます!受賞した率直な感想をお願いします!

じゅんさん(以下 じゅん 敬称略):
照れます。受賞が発表された日が誕生日だったので、いいプレゼントになりました!

ーー業務効率化の仕組み創りをしながらコンサルタントのサポートや勉強会の開催など、多岐に渡り活躍していた姿に泣ける!との声が多かったですが、組織貢献をする上で意識していることは何でしょうか?

じゅん:
プロセスに対する効率化、成果に対する再現性です。
社内には魅力的な方々がたくさんいると思っていて、そんな方々が本来時間を割くべきではない業務にリソースを取られてしまっていたり、成果が単発で終わってしまうのは非常にもったいないなと。そこを僕がちょっとした仕組み化をすることで強い組織に近づくのであれば、喜んで協力したいです。

ーー成果を再現するためには、結果を出すまでのプロセスの型化ができるようになることが大切かと思いますが、そのための具体的な行動と仕組み化の詳細を教えてください。

じゅん:
入社してすぐに、組織の仕組みがうまく整備されていないことが気になりました。自分なりのやり方を見つけて成果を出している人のナレッジが共有されていなくて、どういうプロセスで成果に繋げているのか、細かく確認して組織に還元したいと思ったんです。
キャッチアップに時間をかけてほしくなかったので、やり方を覚えてもらう「How to」を伝えるより、欲しい情報だけを抜き出せるような一覧データを抽出しました。

ーー元エンジニアということで、データを使った仕組み創りが得意なんですね。

じゅん:
そうですね。データ自体は簡単に作れるんですけど、社内にどんな課題があってどんな情報があれば解決できるのか、という部分を把握するところは特に力を使います。
やり方とか何も考えなくていいからこのデータを使ってね、という状態にしたかったので、コンサルタントから「作業効率が上がった!」という声をもらえるようになってよかったです。

ーーじゅんさんの開催する勉強会の内容が気になります。

じゅん:
世の中のIT化が進むにつれ、Pythonを用いたデータ活用のニーズが増えてきているので、基礎的なIT知識とPythonの理解を深めるコンテンツを用意しました。僕がエンジニア出身ということもあり、リアルな現場のイメージを交えながら進めていきました。

ーー新卒も中途も参加が多かったと思いますが、勉強会を開催する上で気を付けていたことはありますか?

じゅん:
個人で勉強すると結局「勉強」になっちゃうので、つまんないんですよね。なので、年次関係なく接しやすい雰囲気で、みんなで楽しく学んでいくことを心がけていました。
身近に勉強している仲間がいると興味の幅も広がりますし、お互いでディスカッションしたり、いい循環が生まれるんじゃないかなと。

ーーじゅんさんの取り組みに助けられてるメンバーがたくさんいると思います。次は私も参加してみたいです!

サーキュレーションでの働き方

ーーなぜエンジニアからキャリアコーディネーターにキャリアチェンジしたんですか?

じゅん:
昔から格闘技をしていて、賞を獲るまで諦めないとか、苦手なことを得意にする瞬間と向き合っていた経験がある前提で話しますね。
実は元々コーディネーターを希望して就活をしていたんです。最終選考までいったんですけど、過去の経験から、今の自分が一番苦手なことってなんだろう?と考えて。
当時はパソコン作業が全く出来なかったので、「エンジニアに挑戦しよう」と決めて就職しました。5年間エンジニアをしていたんですけど、乗り切ってよかったと思いますし、今の仕事にも活きるところがたくさんあると感じています。

ーーそうだったんですね…!エンジニアの経験がFLEXYのキャリアコーディネーターとして活きているのはどんなところですか?

じゅん:
まず、エンジニアの経験を活かしプロ人材目線で話ができるので、より現場に近い意見が出せるところです。
お客様からいただいた案件内容に対して、シチュエーションごとに現場のイメージを付けながら具体的に話すことができるので、過去の経験が役立っていると思います。

あとはエンジニア時代に、業界の構造上どうしても進みたいキャリアに進めなかった知人をたくさん見てきたんです。
叶えたいキャリアパスを描くための必要なスキルは何かを考えていましたし、力になれないもどかしさを知ってるからこそ、叶えたいキャリアに向けて逆算を行う力は今の仕事に活きていると思います。

ーー今、FLEXYには「ToCチーム」と呼ばれるキャリアコーディネーターチームが存在しますが、今後どんなチームにしていきたいと考えていますか?

じゅん:
FLEXYの守護神のようなチームでありたいなと。
社内の誰よりもプロ人材のパーソナリティや想いを知っているであろう僕たちが、プロ人材の皆さんに活躍していただける貴重な機会を創出することにプライドを持っていたいですね。

ーーToCチームに感謝している人は社外・社内問わずたくさんいると思います!プロ人材との関係構築で大切にしていることは何でしょうか?

じゅん:
想いです。何か一つでもいいから目の前の方に持ち帰ってもらえるものを用意したい、という気持ちが伝わるようなコミュニケーションが取れるよう意識しています。

ーー印象に残ったプロ人材とのエピソードがあれば教えてください。

じゅん:
担当していたプロ人材に、FLEXYってどんなサービス?と聞かれたときのエピソードですかね。
多重受け構造を解決して、プロ人材が働きたいと思える環境を支援したいということを、僕の想いと重ねて伝えました。
結局その方は正社員で働くことになったので、案件のご紹介はできなくなってしまったんですけど、「もっと早く出会えていたらなぁ」という言葉をいただいたんです。
そのときはご縁がなくても、プロ人材の人生の一歩に寄り添いたい気持ちが伝わったことがすごく嬉しくて、やりがいを感じました。

ーー想いが伝わった素敵なエピソードですね。今後プロ人材に何をGiveしていきたいですか?

じゅん:
ご登録いただいている幅広い専門領域のプロ人材の皆さまに、より活躍していただける環境創りに取り組んでいきたいです。
先ほど社内の仕組み化の話をしましたが、それはまだ60点の仕事だと感じています。いくら仕組みがあっても、プロ人材に還元するためにはまた別の打ち手が必要なんですよね。
活躍いただける機会や環境を創り出す仕組みを、個人のキャリアに向き合う僕たち目線でお手伝いしていきたいです。

ーー自身のキャリアについて、考えていることがあれば教えてください!

じゅん:
サーキュレーションの「知のめぐりをよくする。」というコーポレートキャッチがすごく好きなのですが、これは社外の方々だけでなくサーキュレーション社内の方々にも言えることだと思っています。FLEXYという組織が強くなるほど、ステークホルダーの皆さまへ還元できるものも掛け算で増えていきますし、「知のめぐりをよくする会社の知のめぐりをよくするプロ」になりたいなと画策しているところです。

ーー今後社内で進めたい施策や勉強会はありますか?

じゅん:
正直、組織が強くなればなんでもいいと思っています。勉強会ってあくまで手段であってゴールではないので。仕組み化ももちろん楽しいですが、そこがすべてではなくて、組織や会社が強くなっていく過程を楽しみたいんですよね。この過程で僕が目立つ必要はないので、縁の下で支えていくポジションでいたいです。

あなたにとってFLEXYとは?

ーー最後に、あなたにとってFLEXYとはどんな存在か教えてください。

じゅん:
若く、人間味に溢れる組織だと思います。
いまは特に様々な試行錯誤を繰り返していて、失敗しながらも一歩ずつ一生懸命前に進もうと努力しているなと。だからこそ伸びしろがありますし、その伸びしろを裏方で支え背中を押していきたいです。

ーー人間味を感じる瞬間は具体的にどんなときですか?

じゅん:
いい成果が出たときは本当に嬉しそうに笑うし、上手くいかないときはすごく悔しそうな顔をしてるんですよ。年齢問わず、みんなそうなんです。そういう素直なところを見ると、応援したくなりますし、一生懸命な姿が尊いなと思います。

ーー自分の力を最大限発揮するための工夫があれば教えてください。

じゅん:
業務の全体像を必ず把握して、ボトルネックがあるかを常にチェックしています。スモールスタートで改善し始めて、上手くいったら全体に展開してみる、1から10が繋がって大きな影響が生まれることを逆算していくのはポイントですね。
僕が手を加えたときに、どこに一番大きいインパクトを与えられるかを考えています。

ーーじゅんさんの活躍をこれからも楽しみにしています。貴重なお時間ありがとうございました!

じゅん:
こちらこそ、ありがとうございました!

最後はFLEXYの【F】ポーズ

構成・文:
FLEXY部 東 佳菜子 / HIGASHI KANAKO

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