Paviaのお城の中にある市民博物館でSant'Agostinoの絵画を鑑賞する
先日、PaviaのCastello Visconteo(子爵城)の中にある市民博物館を訪れた。
市民博物館だけあり、サイトは市が運営しているようで、一般的な美術館のサイトのように充実してはいないが、一応リンクを載せておこう。
https://museicivici.comune.pv.it/site/home/i-musei.html
Castello Visconteo
住所: Viale XI Febbraio, 35, 27100 Pavia
今回の見学の目的は、常設展ではなく、Sant'Agostinoという画家の展示である。
お城は3階建てで、各階にだいたい2セクションずつ、時代やタイプ別の展示が行われており、このSant'Agostinoの展示は地上階のインスタレーションと、常設展の一部に取り込まれた関連する時代の画家の作品の展示、となっている。
展示は、まずはインスタレーションから始まる。
暗室を出て、お城の広い中庭を左手に見つつ、展示室へと移る。
まずは、考古学的な展示物としてローマ時代の土器や石器の部屋から始まるが、それらはお気にいりの作品の後に紹介することにする。
では、土器石器へ。
主にお墓から集められたもののようだ。
2階へ移ろう。
宗教的な題材の一連の絵画の後は1700年代~1800年代の各種絵画、食器等の展示になる。
絵画が終わると、宮廷の図書室という名の隠れ家的部屋が待っているが、映像のみで展示はない。
3階へ。
3階は風景画と彫刻(主にFirenzeのUffizi美術館の作品のレプリカ)がメインのようである。
お城の中だけあって、展示物の数も歩数も結構だった。
私はこの朝既に10km以上の散歩をしていたため、午後はいささか疲れており、一番興味が薄かった2階は息も絶え絶えな感じでササっと見て、3階で少し息を吹き返した感じだった。
見学し終わった後、監視員の30代後半から40代前半と思われる男性に、「ここは見たか、あそこは見たか」と確認され、「うん、うん」と素っ気なくうなずいたら、最初は親しい二人称「Tu」で話されていのに、それが気に食わないと思われたのか、丁寧な二人称「Lei」に替えられた😅
そんなことどっちでもいいわよ、と言ったら、「あっそう」とすぐに親しい二人称に替えられたが、私の前に出て行った男性には「出口はあちらですよ」としか言わなかったのに、全くイヤらしい男だな、と思った。
そういう風に思う時点で、私もかなり悪くイタリア人化した日本人のおばさんだと自覚した😂
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