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ロングバスタイマー 湯船で本を読みたい

お風呂ですぐにのぼせてしまう。


長風呂ができない。

これは子どもの頃からの悩みだ。

なんとかならんもんかな。

そのせいで銭湯や温泉に魅力を感じない。

いや、魅力は感じるんだけど、費用対効果が悪いと感じてしまう。

すぐにのぼせて湯船から上がり、お金を払って見知らぬ人の裸を見て、好みではないシャンプーで頭を洗う。

ほらね、費用対効果悪いでしょ?


もし、のぼせない身体だったら長時間滞在してお風呂を満喫して満足もするだろう。

でも実際は数分でギブアップしてしまう。

情けない。


湯船に浸かるというのは日本人には欠かせない習慣だろう。

歴史のある良い文化だと思う。
お風呂は老若男女が好きなもの。

そして睡眠の質を高めたり、リラックス効果が期待できたりと嬉しいこともある。

でもね、それはのぼせない人の話。

のぼせる人の気持ち考えたことありますか?


僕はのぼせない人の気持ちを考えたことがありますよ?

さぞかし気持ちがいいんでしょうね。

羨ましい。


まぁのぼせやすい僕にも落ち度はある。

でも改善しようと試みたことはない。

半身浴にする?

頭に冷たいタオルを巻く?

いったん上がって休憩する?

そこまでして湯船に浸かる意味を教えて。



のぼせやすい人の意見だけど、聞いて欲しい。

湯船に浸かる気持ちよさのピークって入った瞬間だよね?

入ってすぐの「くぅ〜」ってのが醍醐味。


ビールと一緒。

初めの一口は旨い。

その後はなんだか普通。

僕も初めの「くぅ〜」は理解できる。

でも「くぅ〜」の為に湯を張るのはもったいない。

もちろんお金払って銭湯いくのももったいない。

のぼせる人は結局は損しているんだ。

世の中不公平だ。

ちくしょう。


睡眠の質や筋トレの質、食事の質などなど質を高めるためのノウハウは枚挙にいとまがない。

本もたくさんある。

でも「のぼせやすい人必見!これであなたもロングバスタイマーに!」みたいな本はない。


だれかKindleで出してくれないかな。

ここに読者がいますよ。

マーケティングが取りこぼした客がこんなところに。

お待ちしております。


のぼせなくなったら何がしたいか。

お風呂に長時間入って何がしたいか。

本が読みたい!

入浴しながら読者をするって憧れる!


防水のKindle端末もある。
読みたい本も山積みだ。

あとはのぼせない身体を手に入れるのみ。

色々試してみるしかないか。

ではまた。

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