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今週読みたい本リスト2024/03/08

こんにちは! つくだ@書籍編集×ライターです。
このnoteでは、心が楽になる記事、創作に役立つ記事などを中心に、
お届けしています。

今日は、Xやnoteや書店、そして人からの紹介で知って、私が「読みたいな」と思った未読本を紹介いたします。

人文・社会科学、小説・エッセイ、文章術・ことば、ビジネス書、芸術と、ジャンルわけしていますので、お好きなところからご覧ください。

週末の読書のご参考になれば幸いです。


人文・社会科学


過食やスマートフォンの使いすぎから、飲酒や喫煙、果ては依存性のある薬物の使用まで、一度習慣づいた行動をやめたくてもやめられずにいる人は多い。一方私たちは、交通ルールや道具の使い方、毎日のルーチンなどが習慣になっているおかげで、いちいち立ち止まって考えずに行動できている。本書では、こうした習慣のありようを最新の科学的知見に基づいて定義づけ、その詳細に立ち入っていく

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なぜ習慣は止められないのか、逆に習慣はどのようにして生まれるのか。結局、習慣とは何なのか。そうした謎を、スタンフォード大学心理学部教授の著者が、神経科学や心理学の最新知見を用いて解き明かしてくれます。

世界史と地理は高校の科目で別々に扱われているが、じつは多くの「接点」があります。
そのような両者の接点に着目して世界史と地理を同時に学ぶと、
世界史と地理の知識をより深めることができるようになるのです。

そこで本書では、公立高校の現役の社会科教員で、かつ大人気教育YouTuberでもある著者が、
世界史と地理の「接点」がある世界の出来事や事象を取り上げ、
世界史の観点と地理の観点の両方から解説します。

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確かに、歴史上の出来事や事件というのは、その場の地理に影響されていることが多いです。著者は『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』の、山崎圭一さんです。より世界史の理解が深まるかも、と思って選びました。


小説・エッセイ


オカルト、宗教、デマ、フェイクニュース、SNS。あなたは何を信じていますか? 
口さけ女はいなかった。恐怖の大王は来なかった。噂はぜんぶデマだった。一方で大災害が町を破壊し、疫病が流行し、今も戦争が起き続けている。何でもいいから何かを信じないと、何が起きるかわからない今日をやり過ごすことが出来ないよ――。飛馬と不三子、縁もゆかりもなかった二人の昭和平成コロナ禍を描き、「信じる」ことの意味を問いかける傑作長篇。

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角田さんの本は、どちらかというとエッセイの読者なんですが、設定に惹かれてこれは読みたくなりました。「源氏物語」の現代訳という偉業を経て、取り組む角田さんの物語というのにも非常に興味があります。

文章術・ことば


20万部突破『文章術のベストセラー100冊のポイントを1冊にまとめてみた。』の著者がはじめて自らの執筆メソッドを全部公開!ベストセラーは本書のスキルを使って書かれていた!

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2色刷りで、文章のビフォアアフターが紹介されているのは、読者に優しいつくりだなと感じました。
また、コラムとして、ベストセラー編集者、作家、出版プロデューサー、デザイナー、校正者といった各ジャンルのスペシャリストにも、企画・構成・執筆・推敲のキモとコツを取材をしていらっしゃるのが面白いですね。

なぜあなたの文章は読みづらいのか
理由は、ただひとつ。「書きすぎ」です。

伝えたい内容をあれもこれも詰め込むことにより、
言葉に贅肉がつきパフォーマンスが悪化。
その結果、読みにくくなってしまうのです。
なので、解決方法もただひとつ。
ムダな要素を削ぎ落とすこと。つまり「言葉のダイエット」です。

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文章の基本は、「一つの文に、一つの意味」だと心に命じつつも、書いてると「あれも入れたい」「これも入れたい」が出てきて、贅肉がついてしまうんですよね。私はつい書きすぎてしまうので、この本は読んでみたいと思いました。

ビジネス書


これまでに読破したビジネス書は30,000冊。
元Amazonのカリスマバイヤーにして、メールマガジン『ビジネスブックマラソン』編集長。
日本随一のビジネス書の目利きとして知られる著者による「最速で成長するための」ビジネス書ガイド。

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「ブックガイド」好きとしては外せない一冊だと思って選びました。これまでに読んだビジネス書30,000冊というのもすごいですよね。

本書は「Departure──マインド&準備編」「Flight──スキル&Time Management(スキルと時間)」「Transit──転職&起業」「Arrival──お金持ちになるには&お金持ちになったら」の4 章に分けられてて、各項目ごとに2冊紹介されています。

「Arrival──お金持ちになるには&お金持ちになったら」という章が、この手のビジネスガイドブックのなかでは新しいと思いました。

「メンバーが衝突しチームが分裂した」「業績が悪化し事業の撤退を余儀なくされた」「メンバーの横領がバレた」……さぁ、あなたならどうするか? 大企業からベンチャーまで1,000社以上の企業変革を支援してきたエッグフォワード代表の徳谷智史氏が、組織マネジメントで起こるトラブル・苦難を赤裸々に告白。経営者はもちろん、マネージャークラスでも直面し得る実例を盛り込み、著者がどう切り抜けたか、解決したかを生々しく紙上で再現する。 トップの孤独と、会社員視点では得難い「やりがい」、表現しがたい「充実感」を明かし、「社長はつらい、だから楽しい」という中毒とも言える、経営の醍醐味を疑似体験できる一冊。

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上記『ビジネスブックマラソン』でも最近紹介されていたので、興味を持ちました。経営者感覚は、私のようなフリーランスはもちろん、ある意味で会社員全般にも求められるように感じます。経営者マインドを学ぶためにはいい本のような気がして、選びました。

IT長者が一晩で巨万の富を手に入れる現象、保育士や介護士の低賃金、メタバースやWeb3.0、NFTに対する社会の不安や不信感、政府推進の都市計画や地域活性化への違和感、イーロン・マスクによるTwitterの買収、スマートフォンの普及と国会の現場開催の是非など、現代社会特有の疑問や問題に触れています。

本書はこれらの問題を背景に、社会が急速に、かつ複雑に分化している現象を「三つの世界」として捉え、それぞれの世界がどのように構築され、どのように機能しているかを詳しく説明しています。具体的には、資本によって動かされる「キャピタリズム」、データがネットワーク上を駆け巡る「ヴァーチャリズム」、そして地域に根差し自然のリズムで人々が協力して生活する「シェアリズム」です。

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「キャピタリズム」「ヴァーチャリズム」「シェアリズム」という世界が、どのような関係にあるかに興味があります。

たとえば3つの世界は同格の関係で存在しているのか。それとも「キャピタリズム」の足りないところを補完するために「シェアリズム」があるのか。その関係のしかたによって、今の世界というものが見えてくるように思えて本書を読みたいと思いました。

芸術


この本は、クラシック音楽の歴史を数時間で読めるものを作ろうという、かなり無謀な試みである――(「はじめに」より)。対象はルネサンス時代から、ごく最近の音楽まで、広義のクラシック音楽を扱う。音楽家たちはどのような社会・経済構造のなかで、音楽を生み出したのか。本のページの進行と大きな時間の流れとをほぼ一致させ、人物や事件、あるいは概念・専門用語といった99のトピックごとの一話完結スタイルで綴る。

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このところ、Amazon music unlimited を利用して、音楽を流しながら仕事をしたりnoteを書いたりしています。そこでハマったのがクラシック音楽です。聞いているともっと詳しく知りたくなってきて、そこで読みたいなと思ったのが、本書です。

一話完結で読みやすそうですし、著者はクラシック音楽専門誌「クラシックジャーナル」を創刊し、長年にわたってクラシック音楽の魅力を広めてきた人物ということで選んでみました。


今週は、9冊ご紹介しました。
お役に立てますと幸いです。


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