clouds and...!

少しだけ綴る。(ただいま休眠中) うれしいこと、よろこばしいこと、愉しいこと。 そして…

clouds and...!

少しだけ綴る。(ただいま休眠中) うれしいこと、よろこばしいこと、愉しいこと。 そして ときどきは さびしいこと、哀しいこと。 ありがたいことも。 本が好き。本を読むのが好き。 本に囲まれるのが好き。 料理、庭仕事、音楽、 何かを書く、封筒をつくることが好き。

マガジン

  • 詩、のような

  • おいしい、は うれしい!

  • permanent vacation

    気分は、永遠にバケーション❣️ 見てくださったかた、 読んでくださったかた、 の 息抜きになれば、 うれしいな🤎

  • たからびと

    見てくださって、ありがとう。 つくるのが楽しくて、できたものを 載せています。 つくった人は、たからびと。 撮るのは、clouds and…! 。 たからびとの 趣味は、 プラモデル、ミニ四駆、LEGO、fortnite。 毎日、じゃなく、ときどき投稿していきます。

  • 寿々 と 弾 の 物語 .

    A5サイズのツバメノートに書きとめた、 寿々(じゅじゅ)と弾(だん)の物語。 いつまで続くか、わかりませんが、 この二人に愛情を注げたら嬉しいな、 と思い、はじめます。

最近の記事

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信じてる。本は、人生を変えうる、と。

もし、この世界に 本 というものが なかったとしたら。 無味乾燥、とか、そんな言葉では、 いい表せないくらい _____ __ だ。 本を読むこと、 紙の本に触れること、 は、生きる糧だから。 或いは、 生きる糧とは言わないまでも 誰かを救う、ほんの一瞬の、 光となる。 子どもころ、 学校が終わるとよく 図書館に出かけた。 棚を埋める本の間で息をして、 少しずつ大人になった。 十代のころ、 よく行ったのは 地元の書店。 ちょっと大人な気分を味わうなら、 伊勢佐

    • たどりつかない? あるいは、ようやく たどりつく

      不思議な日である。 初めに乗った電車を気分よく降り、 次の電車に乗る。 気分のよさから ふと覚めて、 駅の名前に目をやると 反対に進んでいることに気づく。 が、気づいたのが遅く、 もうひとつ先の駅へ。 終点の駅でよかった…。 下手したら、ずっと先まで行って気づき、 落ち込んでたかも。 よかったね、と自分をなぐさめる。 いったん逆流して 初めの乗り換え駅を通り過ぎて、順走。 次なる乗り換え駅で、 これはいい、待たずに済んだ、 と来た電車に乗る。 が、次の駅のアナウ

      • 読書する居場所。今ここにいる偶然

        電車に乗った。 電車には、週に数回乗るので、 とくに変わったことではない。 が、違った。 このあたりが空いていそう、 と 車両に足を踏み入れたとき、 一人の青年に目を奪われた。 本を読んでいる。 その人は、車両の連結部に近い 三人掛けの席の端に座り、 姿勢よく、本を読んでいる。 暑いのか、上着を脱いで膝の上に置き、 (上着の畳みかたも人柄が出ているふうだ)。 本の世界に浸っている。 軽い笑みをたたえ、しあわせそうに。 その空気を、勝手に分かち合いたくなり、 その人と ひ

        • 縁があって、舞茸。

          秋に美味しい きのこたち。 肉厚なしいたけを がぶりとするとき、 しあわせになる。 一週間ほど前。 いつものスーパーマーケットで ブラウンマッシュルームを、 お手ごろな値段で見つけた。 ベーコンを添え、 アヒージョにして いただく。 美味しい! でも、マッシュルーム、の味わいって、 しあわせになる、のとは違う(私見です)。 どんなふうに美味しいのか、 言葉で表すのが難しいけれど、 脇役っぽい主役、 という感じが近い。 近ごろ、うれしかったのは、 舞茸を知ったこと。 (な

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        記事

          プラタナス。心に添う景色が、そこに

          ずいぶんと前、職場が、 神保町にほど近い、そのビルにあった。 隣りは、フランス語学校で、 階段を降りると、カフェテリアがあり、 ちょっとした読みものも 置かれていたように記憶している。 その学校の学生ではなかったが、 売店で何かを買ったこともある。 御茶ノ水駅から下った界隈は、 トチノキやプラタナスが 並木となって景色をつくっている。 それは少しだけ、 現実から遠のく時間をくれる。 職場のある建物が面した通りは、 マロニエ通りと呼ばれていた。 実際に陽光を浴びて立っていた

          プラタナス。心に添う景色が、そこに

          月の輝く夜に。何を食べよう

          考えてた。寝ても覚めても。ここ数日、 なかなか答えのでない問いが頭に浮かび、 答えを探してる。愉しんでる。 それは、 月の輝く夜に。 煌々と輝く月の美しい夜に 似合うのは、どんな料理だろう。 という、 あまり役に立たない、 けれど、 考えるに値すること。 たわいのない遊びを始めたら、 これが、意外に 答えのでない難問でした。 たとえば、 森のくまさん一家なら、 ほっくほくのじゃがいもが ごろんと入ったシチューと胡桃のタルト。 がいい。 まん丸なお月さまの光が

          月の輝く夜に。何を食べよう

          色づく葉に耳をすませば。

          ………! 風を受けて落ちた葉は、乾いた音がする。 色づいた後に、 物言わぬまま地面を飾る。 踏むと、思い思いに音を立て、 小気味よく耳に響く。 この音を聴くたびに、 この音を聞いて嬉しくなった 幼いころの自分と会える。 色づく葉の美しさに目を奪われる、 今このとき、 耳をすませば、 聴こえるだろうか。 乾いた音にひそむ 温かな ささやきが。 ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆ できれば、写真や絵、 音や映像の力は借りず、 筆一本(つまりは、左の

          色づく葉に耳をすませば。

          "雑"誌。という贅沢

          久しぶりに、 本当に久しぶりに 雑誌を買った。 ムックでもなく、文芸誌でもなく。 学生時代から いつごろまでだろう。 よく見て、よく読んだ ある雑誌。 特集に惹かれて、手にしてた。 このたびも特集に惹かれて、手にした。 表紙をめくり、見返しの広告を見て、 ゆっくり中身をすくいとりながら 読み進めていく。丁寧に。 空いた時間に楽しむ、というより 読むための時間をつくる、 という向き合いかたで。常に。 そして、 最後(裏表紙の広告)まで たどり着いたあと、 今度は

          "雑"誌。という贅沢

          新しい手帳、を読む。

          2022。 久しぶりに使いたい、と思い、 森でダンスを踊る絵の描かれた手帳を 買った。 紙 でできた手帳。 ハードカバーのウィークリー、1年もの。 2021年の11月から始まる手帳には、 月の満ち欠けも載っている。 パラパラと頁をめくっても、 そこには 何も書かれていない。 何も書かれていない手帳は、 穏やかだ。 頁をめくるごとに、 深い森に誘われ、しーんとする。 やがて、じんわり。 じんわりと 新しい年への光を感じ、 目を閉じる。 目を開けて、 この手帳

          新しい手帳、を読む。

          秋の宵を抜けて。

          しんみりしたり、もの哀しくなったり。 もの思う季節に 足を踏み入れた感 ほぼ100%、 な 秋の入り口を 通り抜け、 10月も半ばに入ろう としている。 (秋の入り口 の 寂しさといったら!) 愁いを帯びた心持ちの 一幕は終わり、 豊穣のときを素直に喜ぶ 秋、半ば。 色づく景色に うっとりする。 豊かな味わいに ほっこりする。 凍えて首をすくめる季節まで、 ゆるりゆるりと 過ごせるように。 うつろう一瞬の差し色を、 見逃すことのないように。 大切に…。 #秋 #

          秋の宵を抜けて。

          サイドミラー越しの空

          車で走ってた。 車線を変えようと、サイドミラーを見る。 映ったのは、真っ青な空 と つかめそうな雲。 一瞬で、世界が変わった。 小さなフレームに切りとられた空は、 切りとれるわけがないくらいの強さで 飛び込んできた。 広がる、 広がる。 圧倒的な美しさ。 ちっぽけな 鏡に映ったのは、 ちっぽけな わたし? こんなふうに…。 空と会う時間は、 ふいに 訪れることもある、のです。 #空 #サイドミラー #ちっぽけ #一瞬で変わる世界 #宇宙の底力 ☆☆☆

          サイドミラー越しの空

          空と会う時間

          空を見上げる。 交差して、薄っすら広がる雲の間に 白い月。 空のほか、何も目に入らないほど首をまげ、 天を仰ぐ。 一日が始まる。 日本時間、05時47分。 今 この空を見ている人は 世界にどれくらい いるんだろう。 この空を仰ぎ、 「今 この空を見ている人は 世界にどれくらい いるんだろう」と 考えている人は、 どれくらい いるんだろう。 空と会う時間のなかで、 遠い どこかの 誰かと 出会っているのかもしれない。 出会っていることを祈る。 #空 #月

          空と会う時間

          心揺れる、食欲の秋。

          ポテチはお好きですか? わたし、好きです、ポテトチップス。 そして、密かに決めてます。 食べるなら、K屋のポテチと。 でも。でも、ですね。 今日は、迷いました。 いつものスーパーマーケットで。 見つけたのです。 花藻塩味のポテチを。 正確には、じゃがいもチップス 花藻塩味。 C社のもので、瀬戸内の海水を使い、 海藻からでた旨みを凝縮してつくられた 塩を使っているそう。 うーん、食べてみたい。 塩好きとしては、食指が動く。 ちょっと恥ずかしいけれど……、 きれいに並

          心揺れる、食欲の秋。

          小さくて 大きな生命。

          こっちの端から、あっちの端まで。 丁寧に見る。 ゆっくり見る。 さあ、今日も、 朝いちばん、 庭と語らう時間だ。 晴れの日も、雨の日も。 庭は、毎朝、違う顔をしている。 と、同時に こちらの心模様が 晴れでも、雨でも、曇りでも、 変わらずに迎えてくれる。 この夏は、 若苗色のルドベキアが気に入って、 手をかけていた。 ある朝、見ると ルドベキアの花びらが千切れている。 どうした?と思いながら、 しばらく そのままにしておくと、 数日後、 小さなバッタが

          小さくて 大きな生命。

          夢見る 夢子さん。

          その人は、 わたしより 少しと少しの半分くらい年上。  穏やかで、物腰もやわらかく、 それでいて、見るとこを見ててくれ、 さらりと励ましの言葉をくれた。 夢子さん。 ときどき、どうしてるかなぁ と思う。 当時、夢子さんは事務を担当していた。 あまり口には ださないが、 仲間と楽しむお喋りのなかで、 美術にくわしい様子が垣間見られた。 夢子さん、 と (心の中で)呼ぶようになったのは、 ご本人が、 「わたしは 夢見る夢子 だから」 と 言ったのが きっかけだ。 たぶん

          夢見る 夢子さん。

          大きな夢の木の下で。

          夢。 眠っているときに みるほうでは なくて、 胸(の内)に抱くほうの。 ここに来て、 夢を叶えたい と思うようになった。 思い描くのは、 大きな木。 幹は太く、枝葉が分かれる 大きな木。 大きな夢の根幹から、 幹が伸び、力いっぱい枝葉を広げる。 わたしは、 毎日、水やりをする。 枝葉についた 小さな夢たちは、 風にそよいだり、 日差しを受けたり、重なったり。 雨が降れば、 雫となって、遠くまで運ばれていく。 大きな夢の木の下は、 気分がよくて、嬉しくて。 大きな

          大きな夢の木の下で。