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基礎学習法 生物(暗記法)

こんにちは!今田です。
私は、大学受験で
生物選択ではありませんでした。
しかし、先日某国家試験を受け、
生物系の暗記を行ったので、
その際に感じたコツや感想を基に、
大学受験にも役立つ事柄を
書かせていただきたいと思います。
今回書くのは、
生物の暗記方法についてです。

①図や表をそのまま「画」として覚える

暗記法には、様々な方法があります。
実際、私自身も今までの人生を通して
沢山の方法を試みました。
繰り返し書く、音読する、
マーカーとチェックシートを使う...
など様々ですが、
自分に合う方法を見つけるまでも時間を要し、
心が折れかけますよね...。
私も暗記はとても苦手で、
記憶力が悪く、定着しにくいのが
ずっと悩みでした。
その中でも、比較的取り組みやすく、
効率が良い方法があるので
ご紹介したいと思います。
皆さんは、「写真的記憶法」という方法を
聞いたことがあるでしょうか。
この方法は、まるでカメラのように、
教科書に載っている図や表を
マルっと覚えてしまうという方法です。
例えば、内分泌系(ホルモン)などを
覚えたい際に、
内分泌系・放出されるホルモン・
そのホルモンの働きがまとめてある表を探し、
(もしくは自分で作成し)、
その表を、画や写真のように
覚えてしまうというものです。
人によっては、
一瞬で頭に入れることができる人も
いるようですが、
私には到底無理だったので、
繰り返し、繰り返し、繰り返し、
その表を眺め覚えるように努めました。
慣れるまでは難しい方法かもしれませんが、
単なる文字列や単語を
がむしゃらに覚えるよりは、
定着しやすいでしょうし、
効率も良い方法だと思います。

②意外とゴロは覚えやすい

私は、最初は「ゴロ」を毛嫌いしていました。
大学受験の際には、古文単語のみ
ゴロで覚えたこともありましたが、
少し邪道な方法だと思っていたので、
あまり使用していませんでした。
ゴロが生きてくるのは、
無機質な事柄の暗記だと思います。
例えば、歴史の年号、化学の原子番号などは
皆がゴロを用いて暗記をしますよね。
それと同様に、生物の分野でも、
無機質な事柄を覚える際、
もしくは、様々な方法を試したが
どうしても覚えられないような事柄などは、
いっそのことゴロで覚えるのも
一つの手だと思います。
私は、ただの数字の羅列や、
順番などを覚える際に、
自分でゴロを作成していました。
有名なゴロであれば、
ネットで検索すればあると思います。
ゴロを激押しするわけではありませんが、
食わず嫌いの私でも
意外とハマった方法なので、
暗記法の一つとして
頭に入れておくのも良いかもしれません。

③様々な方法でアウトプットする!

暗記で一番大切なのはアウトプットです。
せっかく苦労して覚えた事柄を、
短期記憶で終わらせるのではなく、
長期記憶として定着させるためには、
何らかの方法で
アウトプットすることが重要です。
例えば、
一問一答などのワークを繰り返し解く、
または、他人に説明するように
声に出して頭の中を整理する...などです。
いずれにせよ、大事なのは
繰り返し行うということです。
時間経過における
人間の脳の忘却を折れ線グラフにしたものが
「エビングハウスの忘却曲線」であり、
人間の脳は20分後には42%、
1時間後には56%、1週間後には77%を
忘れてしまうと言われています。
つまり、せっかく覚えても
20分後にはほぼ半分を忘れてしまいます。
ですが、繰り返し、繰り返し、
反復学習を行うことで
忘却率が減少していき、
脳に長期記憶として定着していきます。

このように、
暗記法には様々な方法があり、
自分に合うものは
個人個人で異なると思います。
様々な方法を試しながら、
楽しんで、勉強していきましょう!


今田先生(新)

今田先生説明

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