秋のくらし、優しい間、きらきら

秋めいてきましたね。秋大好き。
夏と秋の真ん中の空気がだいすき。
今は6:4くらい、もうちょっとだね

早起き生活が復活したので、平日土日関わらず6時くらいに目を覚ましている。ベッドでごろごろするのをやめて、5分以内に起き上がるようにしてる。朝ご飯をつくったり本を少し読んだり、それだけで心は整うのだけれど、一日が長く感じるから早起きは好き。

今日は長らくほったらかしにしていたお役所missionを1.5個クリアした。私は書面や窓口を伴う手続き関連が非常に苦手。区役所ひとりで行ったの初めてだったかもしれない。税務署にも電話ができた。「はじめてのおつかい」チャレンジの4歳児の気分。ゲオで映画を2本借りて、半年ぶりにカラオケに行き(ひとりで)、おうちに帰るとまだ13:00。冬瓜のスープを冷えたまま飲んでいい気持ち。

本日2杯目のコーヒーを飲みながら、借りてきた『未来を花束にして』を観た。キャリーマリガンはあの愛らしさでいつもその世界の苦境に浸される役を演じている。
1912年のイギリス、参政権を求めて闘った女性たちが描かれた本作に、「ありがとう」以上に「私も闘い続けなければ」の気持ち。
意図して借りたわけではないのだけれど、今仕事で女性の活躍をテーマとして扱っている。
女性を含むすべての社員が遠慮や躊躇いや悲しさを持たずに働けることを目指して、立場も年齢も大きく違う社内の人々にアプローチしているのだけれど、本当に難しい。
女性ってだけでどうしていつも「ワークライフバランス」ばかり話題に上がってしまうのかな。それは女性に限らなくない?誰しも理由ができれば休む/辞めるその他どんな選択肢もありうるのにね。
「過度に女性活躍を推し進めるのは逆差別」なんて意見が出たこともあって、こちとら「平等まではまだまだ遠いな」と感じているのに、そうなる手前の段階で”過剰”と受け取られてしまうのかよ…と伝わらないことにもやもや。D&Iが謳われる現代社会の流れがまだ心には届かない層の「無意識ステレオタイプ」も重厚感があり…うーんほんとに毎日悩ましい。
とはいえ一緒に変革していこうと頑張ってくれる方々もおり、私にできることはまだまだ不十分な伝え方を見直して、きちんと届くように動き続けること。
諦めるより、嫌になるより、
やるべきことがある。

映画と自分の置かれた場所をリンクさせつつ夕方を過ごし、いつものように筋トレをし、お母さんの焼いたマルゲリータを食べた。
そうそう、今日は有休をとって電車で一時間の実家に帰ってきている。
実習の終わった妹にちょっかいをかけつつ、陽気な父の言葉を流しつつ、夜を迎えた。
一人暮らしの家も大好きなのだけど、おうちのなかに人がいる、ということがとても落ち着く。口にした言葉に返事が聞こえる。精神的にへっちゃらな時期でも、あえて時折家族と過ごす時間をとりに実家に戻るようにしている。
自分だけで完結しない生活があることで、暮らしのバランスもとれる。

毎日開くRollbahnの赤いノートに、昨日の学びの記録を付けた。
今期、『認定NPO法人PIECES』の「Citizenship for Children」というプロジェクトに参加している。安全に頼ることのできる相手がおらず孤立してしまう子どもたち。私たち大人との間に優しい間(ま)を生み、寄り添える関係づくりを目指していく。
昨日は何度目かのオンラインでの学びと交流の機会があって、また大きく心を揺らされた。
このゆらゆらはとても心地がいい。
互いのことをまだほとんど知らないのに、私にとって、開いた心で向き合える大切な居場所になっている。いつも勇気をもらえる。
私にも、子どもと、大人と、このやさしい人たちに対してできることがありますように、見つけられますように。

シャワーを浴びて、バナナの柄のパジャマを着て、この文章を書いている。
どこかでちっちっちっと虫が鳴いてる。
正真正銘秋がきてるね。

明日は東京事変のライブビューイングがあります。私の血や肉は林檎や事変でできているといっても過言ではない。予定されていたツアーも先日の土曜の夜も参加できなかったけれど私の愛に変わりはないです。(重め)
きらきらさせてもらいに行ってきます。

だから今日はもう寝るね。

おわり


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