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腰痛を持つアスリートたちの競技復帰:S&Cコーチとして知っておくべきこと

こちらは以前にインドのスポーツ庁でプレゼンテーションをする機会があり、日本でも一度プレゼンテーションをする機会がありました。今回それを初めて文字に起こし、そしてより改善してみました。こちらは有料ポストになります。返金設定にはしておりませんのでご購入の際はお気をつけください。メンバーシップの有料プランをご購入の方は無料でお読みになれます。 

(以下メンバーシップのお知らせ)
改めまして上記で紹介した有料のメンバーシップコミュニティーを開設しました。

スタンダードプラン:月額¥1500(税込)

内容:
1) 有料記事記事が無料になります。 (月2−4回)
2)スポーツ科学・医療に関するアップデートを紹介とディスカッション(月1-2回)
3)海外の代表チームや現在日本代表でやっていた、やっていることなどの紹介(月1回ほど)
4)海外で活躍している方々の英語のブログを翻訳したものの投稿(頻度は不明)

是非ご検討ください。

はじめに

このプレゼンテーションのテーマは日本でも、海外でもアスリート達を含め、多くの人を悩ませる”腰痛”です。そして、特に慢性的な腰痛を持った選手の競技復帰のフレイムワークの紹介です。今現在こういった考えで自分は腰痛を持つ選手に対して向かっているというものです。もちろん自分の考え方なので、今後進化はしていきます。(というか、そう願ってますし、そうでないといけないと思います。)

またここに書いてあることは医療情報が多いです。これは自分はアメリカのスポーツ医療の専門家であるアスレティックトレーナーであることもあります。自分はアメリカの国家資格を持っているので、スペシャルテストなどの怪我の評価はできます。が、一般的なS&Cコーチは医療的バックグラウンドを持たないのでやるべきではありません。またアスレティックトレーナーの勉強をして資格も持っているが役割がS&Cコーチであれば医療行為はするべきではありません。

むしろこういう知識を手に入れて、メディカルサイドとしっかりと話が出来るようになって欲しいと思っています。S&Cコーチはあくまでもフィジカルサイド、体を強くするための専門家であり、その専門家としての枠ははみ出ないようにしましょう。もしはみ出したい場合は、自分のようにアスレティックトレーナーや他にも理学療法士など医療従事者の勉強をフォーマルな学校のプログラムでやることが大事です。独学の医療は危険です。資格なしや契約なしでの医療行為は違法ですしね。

では、注意書きも終わったので以下から有料コンテンツになります。

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