おばんでございます。カクテルです。懐かしい昭和の深夜ラジオをイメージして製作した、わたくしどものコントのポッドキャストFRUITPUNCH AUDIO MIDNIGHTがYouTubeでも聴けるようになりました！

『驚異の的中率！中国四千年・小銭占い』↓

　うちの前のタバコのポイ捨てがひどくて気を揉んでおります。すでに私、コヨーテが門前にフンをした、いわく同じく荒野に暮らす者として、キレイにさせていただこう、という心持ちへシフトしようと努力しております。
どうぶつだから仕方ないーーそうでも思わないと、人様に掃除をさせる不躾者のせいで怒りまくって自分が参るばかり、そんな損失、ビタ一文受け取らない気概でございます。

　一番の予防策としましては、うちの塀に黒スプレーで『ポイ捨てした者100萬円払え』と殴り書きするのが効果的では、ーーそう考えます。

　わたくしが中学生だった昭和の時代、学校の近くに『XXのおいさん』と呼ばれる、農業用のため池を管理している名物男がおられまして、まさに戦後のドサクサを体現したような方でした。
おいさん所有の山に入ったら鎌を振り上げて追いかけて来たとか、小学生相手に「犬のキンタマ取って来たら100円やるぞ」とか恐ろしい事を平気で言うような方だったのですね。何と言っても家の軒先に仕留めたイタチをぶら下げていたのが大きな衝撃であり、おいさんの型破りな行動を裏付ける説得力の象徴でした。

で、おいさんは管理する農業用のため池に錦鯉を放していたのですが、池を囲うガードレールに黒のスプレーで『鯉を獲ったら100萬円』という殴り書きをしておりました、たくさん。
『萬』ですよ、萬！この時点でかなりアンタッチャブルな空気が流れています。
そう、フニャけた令和の時代にマナーを守らせるには、この戦後のドサクサ感で荒療治、それしかないようにさえ思います。

黒スプレーで『ポイ捨てした者100萬円払え』、自宅の塀にそう殴り書きして、イタチーーイタチはちょっと…アレですが、アンタッチャブルな雰囲気を醸し出してマナー知らずを震え上がらせたい、と妄想を膨らませて溜飲を下げるのでございます。さすがに実際にペイントする勇気はございません！

　では今夜も最後まで、昭和のドサクサテイスト満開のFRUITPUNCH AUDIO MIDNIGHTをお聴きくださいませ。今回はなんと新コーナー、昭和の映画紹介フルパンレイトショー、『女子寮VS看護婦学園寮』がございます。お楽しみくださいませ！
■