気持ちに名前をつける
幼稚園のプレがあった日の夜。
久々に ひぃ が夜泣きしました。
足が痛い!足が痛い!と泣く ひぃ。
夜中に足が痛いと言うことは以前にも何度かあり、その時は足をマッサージしてあげると再び眠りにつき、朝には治っているので、これは成長痛だろうなと思ってたのですが、
今回はいつもの感じと違っていました。
マッサージしてもなかなか泣き止まないし、泣き方もだんだん変わってきて、ウーウー唸るような、フンフン甘えるような、気になる泣き方。
痛いという場所もバラバラで、どこかが痛くて泣いてるというよりは、何か違うことで泣いているような感じでした。
うーん…
何かよくわからないけど、もやもや・そわそわするのかな?
思い当たるのは今日あったプレ幼稚園くらい。
今日は母子分離の時間が長かったからかも…
ひぃ は慣れない人や場所は苦手なので、母子分離の時間が長いとなおさらストレスも大きかったはず。
その場では平気そうにしていたけど、結構頑張ってたのね…!
最初は夜中に起こされ眠くて、
あ〜も〜早く寝てくれ〜って思ってた私も、
これはちゃんと向き合ってあげないとな…と思いました。
自分なら、もやもや・そわそわするような不安な気持ちのときはどうしてほしいだろうか…?
頭をフル回転させ、
ひぃ の肩甲骨の真ん中あたりを手の平でさすりました。
私「ここがもやもやする?」
ひぃ「うん」
私「そわそわする?」
ひぃ「うん」
私「不安な気持ちなのかな」
ひぃ「うん」
私「今日いっぱい頑張ったもんね…」
抱きしめながら、背中をさすったり足をマッサージしていると、だんだん落ち着いてきました。
やっと眠りにつけそうな状態に戻り、
「また不安な気持ちになったときはママのところにおいで。そのときはまた一緒に考えようね。」
と声をかけて再び一緒に寝ました。
きっと ひぃ にとっては、得体の知れない不快な気持ちで胸がいっぱいになり、不安だったんだと思います。
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小さい子どもは、今自分が体験している気持ちの正体がわからないことがあります。
そういうときは、
気持ちに名前をつける のがおすすめです。
子どもの気持ちを汲み取って、
【この気持ちはこういう気持ちなんだよ】と名前を教えてあげる。
すると、ぼんやりしていた気持ちの正体が少しはっきりして、
子どもは【この気持ちは○○っていう気持ちなんだな】と知ることができます。
プレイセラピーや療育でも行うテクニックの一つです。
こうすることで、気持ちを表現する言葉のレパートリーも増えてくるし、次にまた同じような気持ちを体験したときに、言葉で気持ちを伝えやすくなります。
癇癪を起こしやすいお子さんにもおすすめです♪
子どもがどんな気持ちでいるか、大人側も汲み取るのが難しいときは、
想像力をフル回転させ、この状況だとこんな気持ちかな?などと予想してみて、
今こんな気持ちかな?
こんな感じかな?
…とうざくならない程度に確認してみてください。きっと、違う時は「違う!」と教えてくれると思います。笑
小さい子どもは気持ちをうまく言葉で表現できずに違う行動で示したりすることがあって、
その行動が親にとってはあまりしてほしくない行動だったりもします。
そういうときは、一度立ち止まってみて、この子はどんなことを訴えたかったのかな?どんな気持ちでいるのかな?って考えられるとよいですね♫
これも自分の気持ちに余裕がないとなかなかできないんですけどね…!!泣
でも、こういうことを知っているだけでも心持ちが全然違うと思います♫
※寝ぼけて泣いているような夜泣きだったり、癇癪の真っ最中だと、お話どころではないかと思うので、落ち着いてからお話してみてくださいね。
【まとめ】
子どもが得体の知れない気持ちに戸惑っているときは、頭をフル回転させ、子どもの気持ちを汲み取って、気持ちに名前をつけてあげよう。
自分の気持ちを表現する言葉のレパートリーを増やしてあげよう。
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