はじめに

今回はコインコレクターが求めてやまない「20ダカット金貨」のご紹介です。
ハンブルクと共にハンザ同盟の盟主として栄えたドイツのリューベックで発行された大型の純金製コインです。
近代コインならではの美しさを、リューベックのストーリーと共に是非お楽しみ下さい。

<コインデータ>

名称:リューベック 20ダカット金貨
発行年: 1900年
発行国: ドイツ リューベック
発行枚数:不明
グレード:SP63
市場価格:330万円～
PCGS鑑定枚数:2枚
最高グレード:SP63

＜コイン概要＞

1900年にドイツのリューベック市で名誉勲章として発行された、20ダカット金貨です。
コイン鑑定機関PCGSでSP63という鑑定評価を受けた美品です。このコインでは最高グレードとなります。

表面には栄光・権威の象徴である月桂冠とファスケス(木の束)を携えた女神が、
裏面にはリューベックの紋章であり、2人の商人が助け合うことを示す鷲のレリーフが施されています。

ダカット金貨は、イギリスのギニー金貨やポンド金貨同様に固定のファンが多く、中でも20ダカット金貨は流通数・鑑定枚数が限られることから、多くのコレクターに求められる品です。

近代発行のコインであっても高額取引されるのが20ダカットという人気金貨の強みと言えます。
資産保全にも如何なく効果を発揮してくれることでしょう。

近代の高い技術で施された精緻なレリーフは非常に見ごたえがあり、美しい輝きを放ちます。
是非一度お手に取ってお確かめ下さいませ。

＜ハンザ都市・リューベックの盛栄＞

リューベックは北海・バルト海における貿易ギルド「ハンザ同盟」の一大拠点として成長し続け、金融・商業・芸術の中心地としての位置を確立してきました。

リューベックの強みはバルト海南西部のリューベック湾に面する港を有したことで、大運河を有したハンブルクとの共通性が見られます。(ハンブルクの大運河はコインモチーフにもなっています。)

リューベックの特徴はその美しい都市景観で、その町並みをたとえて「ハンザ同盟の女王」と讃えられました。
現在ではリューベックの旧市街全域が世界遺産に登録されており、往年の盛栄を色褪せることなく感じる事ができます。

機会がございましたら是非訪れてみてはいかがでしょうか。

弊社サイトにもたくさんの魅力あるコインを掲載しております。
是非ともご覧くださいませ。

COCOIN ECサイト
https://cocoin.jp/

Lubeck, Queen of Hanse