見出し画像

踊り場のダンサー

夏至の前後から今日まで、あれこれあったような気がするのだけど、いろんなことをすぐに忘れてしまうようになって、なかなか文章にする機会を捉えられないまま、8月が終わろうとしています。

特に大きなアップダウンは、あったような、なかったような。でも炙り出されるものはたくさんあった3ヶ月間でした🩵

中には感覚的に残っていることもあるので、それをここnoteに記しておきたいなと思います。




わたしが日々の生活の中でずっと気になっていたことがあって、それがエアコンの汚れだったのですが、もう夏が来るから時期がギリギリ!という夏至前のタイミングで、重い腰を上げて洗浄に来てもらうことにしました。

パッと見た時の宣材写真とナチュラルクリーニング洗剤を使ってくれるところに惹かれた会社に問い合わせをすると、直近で空いているのがちょうど夏至の日、ということで、夏至の日にエアコンクリーニングかぁ…と、正直あまりテンションの上がらない感じだったのですが、それでも夏至以降に持ち越してこれ以上モヤモヤしたくない気持ちの方が勝り、その日にお願いすることにしました。

結果、来てくださったのは爽やかなスタッフさんで、懸念していた作業時間も、ありがたいことに思っていたより早く終わって(以前別のところに頼んだ時はすごい時間がかかった記憶が残っていた)、終わった後は想像以上に心身がすっきりして、エアコンと一緒にわたしまでキレイになったようでした。

そんなあまりの解放感に茫然と脱力していたとき、電話は鳴りました。

スマホの画面に表示されたのは、来年2月、上野の森美術館に出展する際にお世話になる会社の担当者の方の名前だったので、作品提出の進捗状況の確認かな…と思って電話に出ました。

お相手はいつもの担当者Rさんの上司の方だったのですが、結論から言うと、フランス・パリの展覧会へのオファーでした。

これまで他からもお誘いを頂いてきたパリへの出展。

うれしいけどあまりピンとこなくて、スルーしてきたパリへの3度目のお誘い。

Rさんのおすすめで、わたしの作品をインスタで一通り観てくださったそうで、絵から感じたことを熱っぽく語ってくださり、まるで過去の自分に接客されているような勢い全開でありながらも細やかなトークが面白くも乗せられて、出展費用などさまざまな条件がわたしの限界ギリギリOKラインだったこともあり、覚悟を持って参加を決めることが出来ました🩵

作品もその方の指定で、noteの記事にもアップしている【Eternal Light〜はじまりの朝〜】を出すことになったのですが、この絵は、数々アップした中でも、特にたくさんの方に観て頂けた絵で、そんな観てくださった方の温かいエネルギーの積み重なりが、わたしの挑戦を後押ししてくれたんじゃないかなと感じています。

ご覧頂いたみなさま、本当にありがとうございます🌻✨



そして、ここからがわたしの気付きであり、いちばん描きたかったことなのですが、モヤモヤするほど気になっていたこと(今回はエアコンクリーニング)を終わらせた直後に、望んでいた現実がスピード感を持って流れ込んできた、ということです。

わたしは人生で起こることは決まっているという考えを採用しているので、パリのことは死ぬまでにいずれは挑戦することになるだろうと思ってはいたのですが正直、何が何でも!というものでもなく、最近はどっちでもいい感じでした。

そんなタイミングで舞い込んできた機会。

普通に考えたら、エアコンクリーニングとパリへの挑戦が繋がっているとは思いません。

でも、全てはエネルギーだから、出来事が何なのかは本来関係なく、ただ目の前にある気になることを片付けて、今この瞬間、自分の感覚に忠実に心地よくなる選択をしていく。

その手放しの積み重ねで出来た空白に、すでに待機しているエネルギーが現象として流れ込んできたというのが、体感としてすごくリアルに腑に落ちました。


あくまでわたしの解釈ですが、わたし自身、あまり行動をたくさん起こすタイプではないので、できるだけ必要最低限な動きしかしないのですが、それでも、ポイントを押さえていれば、ちゃんと循環していくということを感じられた気がします。

とにかくまずは、自分のこと、目の前のこと、ささやかなことほど、心地よさを大切に選択していく。

それが最も現実世界に直結しているから。

深い場所で、心地よさを感じられているのであれば、あとは自動で流れ込んでくる、と言うのはそういうことなのだなと。

もちろんその中で、自分自身の奥へと意識を向けて、理解を深めていくことは不可欠だし、その理解が軸となって、目の前の現象をどんな物語として捉えていくのかが変わってくるので、目に映るすべてを自分として諦め受け入れて観ていくことは一生続きます。

だけど、生きていく中で、夢が叶うということはおまけというか、ご褒美というか、ひとつの通過点なんだと思ったんですよね。

本来の自分じゃないものを、手放し、軽くなり、理解を深めて螺旋を昇っていった先の箸休め的な一時のよろこびであって、例えるなら、階段の踊り場みたいな場所なんじゃないかなって。

それは先日、お盆にMrs.のドームLIVEを観た時にも感じたことであって、かつて彼らの夢だったドーム公演も、やはり過ぎた今はひとつの(奇跡からの)軌跡であり通過点なのです。

そう考えると、人生って本当にうまく出来てる。
自分で設定した課題を、自分で設定したご褒美を指標にすることでクリアしていくという、終わりのない究極の一人遊びなんだもんなぁ。

そりゃぁ答えは自分しかわからないですよね💎

でも目の前の人、この世界、目に映るものすべてが自分なんだとしたら…答えはいつも常に今、探さなくても手の内にあるんだから、気付けるときまでのんびり構えていたら、いつだって大丈夫!結局は大丈夫!なのでしょう。(by ダンスホール)

この世界はダンスホール、わたしたちは踊り場のダンサー💃✨




というわけで、書く前はこんな記事を書くつもりだったわけじゃないのに、他に書きたいことがあったはずなのに、なんでこうなった感はありますが、きっとそれも必然。せっかくこうして記事として完成させることが出来たので、誰かお一人でも何かの気付きに繋がったらうれしいです。

ただ、わたし自身、このことがあったから、上野の森美術館に出展するF20作品(描いたことない大きいサイズ)を、締め切り3週間前に手をつけ始めたにも関わらず、焦ることなく、2週間で完成させられたのかなと感じています。

その後の、画材屋さんでの巨大な額縁選びから決定、配送までも、全てがスムーズで、時間がない!と勘違いして慌てたりせず、落ち着いて取り組めて、ひとまず出展までの任務は完了出来たこと、ホッとしました🫧

(お世話になったみなさま、その節はありがとうございました🙏)


なるようになる。結果は決まっている。
だからケセラセラ。

だから、いいよ、もっと自由でいいよ。(by Magic)

というわけで、しめはやっぱりMrs.で🫶

 

LIVEバージョンです🩵
大阪城ホールに観に行きました🩵
生の声はもう、たまらなくよかったです。
【私は最強】で、ほんものだぁ〜って感極まって泣きました🥹


Mrs.の好きな楽曲はたくさんあるけど、今の自分にピッタリくる感覚が心地よく、芯まで深く響いてくるのはなぜかこの曲💜
オトナなスタジオセッションバージョンも、ふつふつと静かに湧き上がるような力強さが素敵です。

Mrs.に出逢えてほんとによかったなぁ〜🫶


さて、今日は2本記事を書いたので、よかったらこちらもぜひご覧になって頂けるとうれしいです。


のんびり心地よく観ていただけるLoveをテーマにした絵画作品になっております。



最近は、自分自身をアップデートする機会があったので、またそのことについても綴りたいなと思っています💎


それでは、今日も最後までお読みいただき感謝です💜

この記事が参加している募集

最近の学び

この経験に学べ

ご覧いただきありがとうございます✨ 読んでくださったあなたに 心地よい風景が広がりますように💚