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子育て

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音楽と発達支援

最近のお仕事で思うこと…。

音楽のいろいろな要素や、音楽を学んでいく過程は、発達支援に繋がっていると実感しています。3〜5歳児さん、特に5歳児さんにお勧めです。

例えば、幼児向けの音楽ワーク。目的は、音符〜楽譜が読めるようになったり、音感を養ったりすることなのですが、その過程で、音符を書くのために練習する色塗りや、直線や波線、円を描くワークは、そのまま小学校に入学前後の、ひらがなの学習につなが

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タイミングが上手く合わないAちゃん

タイミングが上手く合わないAちゃん

幼稚園のお遊戯や、音楽の時間に、みんなと一緒のタイミングで動いたり、手拍子や楽器の音をみんなと一緒のタイミングで出せない、集団行動では、いつもワンテンポ遅れて動いているのが、お母さまの悩みでした。

音楽療法と心理療法をミックスして、Aちゃんが興味を持ったピアノのお稽古でタイミングの練習をしました。幼稚園では、先生の合図で、自主的に動く、音を出しますが、音楽療法やピアノレッスン、音楽教室等では、個

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自信や自己肯定感の源

自信や自己肯定感の源

自信のない人や自己肯定感の低い人には、共通点があります。
どこかの記事にも書いてて、そうそう、なるほど…読み進めました。

その共通点とは、、、
褒められた経験がないこと。

この「褒められた経験がない」と言うのは、なかなかに複雑で、、、、
本当に、褒められたことがない人もいれば、実際は褒められているのに、タイミングや心の動きの波が合わず、褒められたこととして、受け止められていない場合も含まれます

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主体性の回復

主体性の回復

歌の悩み、声の悩み、自己肯定感や自信やら、自分の心の悩みが、このところ少しずつ解消していく中で、そして、心理士としての仕事をしている中で、感じ、思うこと。。。

私自身の悩みが解消していく過程については、実は長い長い文章を書き溜めてはいるのだけれど、今は、まだ出すべき時期ではないのかも知れないと思い、眺めては書き直し、下書きに保存し…と繰り返しています。笑

そして、今、行き着いているところは、今

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気持ちと行動

気持ちと行動

スクールカウンセラーのお仕事の中で、先生方にちょくちょくアドバイスさせていただいたり、子育て中の保護者の方に話させていただくのが、気持ちと行動を切り離して考えてみることです。
気持ちは十分に受け止めた上で、よくない行動、危険な行動は断固止めることも、時には必要です。

例えば、「いや!いや!」といろんなことを拒む子どもに、無理矢理行動させたり、逆に、こどもの気持ちを尊重しているように見えるけど、実

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セルフイメージを上げる

セルフイメージを上げる

今、私のテーマは、セルフイメージを上げること。

そうなんです。私、セルフイメージが低い。とても。。。。
低いと気付けたのは転機かもしれません。
セルフイメージを上げるとか何とか言われたり、話題になったりしても、いやはや、私なんて、何にもないのに、セルフイメージ上がる理由や根拠がない!と。
ますますドツボ。穴にめり込んで行ってました。汗

こないだ、花咲爺さんの本の紹介をしてから、こうちゃんのメル

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憧れのヒーロー大作戦

憧れのヒーロー大作戦

子育てママに、時々するアドバイスです。

お子さんが困った行動をしてしまう時。(この困った行動も、いろんな視点があって、こどもさん自身が困っているのか、保護者が困っているのか、それとも、保護者が時間に追われて焦っているだけだったり、保護者が周りの目を気にして困っていたり…。また別の記事が書けそうです…)

お子さんが大好きな憧れのヒーローを登場させてみましょう。幼少のお子さんに適しています。

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現在地の確認

現在地の確認

自分の現在地がわかっているかどうか…。

この現在地が明確にわかっていることで、できるようになった事がきちんと把握でき、今は何に取り組むべきかわかるので、不必要に焦らなくてすむ。

今までの自分は、理想や妄想の音楽を頭に浮かべたり、上手な人と比べたりして、それと同じように歌えないから、自分はダメだと落ち込んで、今、現時点の自分の姿をきちんと正視することから逃げてきた、自分から目を逸らせてきたのだと

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人と比べてしまうこと

皆さんは、自分と人と比べてしまうことってありますか?

私は、すっっっっごく!あります。苦笑

人と比べてても仕方ない…と頭ではわかっているのに、日々の暮らしの中でも、音楽、歌でも、人と比べてしまって、落ち込んだり、悔しがったり、妬んだりしてしまいます。…で、人と比べてしまう自分に、これまた落ち込んで、自分を責めて…悪循環。蟻地獄。。。苦笑

きっと誰でも多かれ少なかれあると思います。

そこで、

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自己肯定感

自己肯定感

愛着の記事の続きになるでしょうか…。

いつも、私事というか、暴露というか、カミングアウトばかりで、ほんと恐縮というか、私って、なんて生きにくい人間なんだろう…と、自分に呆れますが、、、
それにも、理由や原因があったり、自分でそうなってしまっていたり…。

で、何を言いたかったかと言うと、私は自己肯定感がとても低いです。
たまーに、少しupする瞬間はあるのですが、普段はひたすら低い。それゆえ、とて

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自信について

自信について

自信がない。
私にとって、大きな課題でした。まだ、克服できているわけでもなく、今もです。

相談の仕事は、今までの職場に恵まれ、相談者の方にも恵まれ、少しずつ育てていただき、成長させていただいて、本当に感謝の連続でした。今も、日々共に分かち合い、悩み、考え、共に成長させていただいています。

さて、自信のなさは、特に歌。。。
歌は下手。容姿が悪い。愛想がよくない。音楽性がない。頭が悪いので理論や楽

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信じる 信じ切る ということ

信じる 信じ切る ということ

相談員をしていた時、いろんな相談を受けました。
子育てママの悩みや、重いものでは児童虐待の対応まで…。
いろんなご家庭の、いろんな悩みや問題の相談を受け、寄り添い、一緒に考え、共に歩んできました。

その中で、確信を持ったのは、人は誰でも良い方向へ向かう力を持っているということ。どんなどん底に見える状態にいても、心の中には光を秘めているということ。悩み事や困りごと、重大な問題も、その人自身が必ず解

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困った子?

困った子?

困った子、気になる子、やりにくい子の相談が結構多いのですが。

困った子は、案外、本人は困っていないことも多い。
でも、中には、本人が本当にとても困っていることもあるし、その時点では困っていないけれど、ゆくゆくは困るだろう子もいます。

困った子の多くは、周りが困っている、子だったりします。
気になる子、やりにくい子も同じく。

本人が困っているのか、周りが困っているのか、周りがさらにその周りを気

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