2023.12.10 珈琲の種類②

 さて、今日はこれから僕が本格的に家でも取り組んでいこうと思っている、「エスプレッソ」に関するドリンクの説明をしていこうと思います。僕の住んでいるど田舎には数年前までエスプレッソマシンを使ってドリンクを出すカフェは本当に数えられるくらいしかなくて。そもそもエスプレッソドリンクを飲む習慣すらなくて。実際僕自身もそうでした。というか飲める場所がなかったというのが正しかった。県外とかに行った際にはそう言ったカフェで飲んでいましたが。日常的に飲むことができるような状況ではなくて。でも、ここ数年でそれも広まってきて僕の知らないところで増えてきました。そこで今回はエスプレッソについての説明をしていこうかって思います。

 まずもってエスプレッソ(espresso)って何ってことなんですけど。イタリアやフランスで最もよく飲まれている珈琲の一種です。基本的にエスプレッソに使われる豆は深煎りの豆をかなり細かく挽いたものを使用して、フィルターの中で高気圧高圧力と役90℃のお湯で20〜25秒前後の短い抽出時間でコーヒーを抽出します。ここで抽出されるコーヒーは大体1oz(30ml)ほどの少量で。コーヒーの旨みが凝縮されてとても濃い、コクのあるコーヒーになります。カナダで働いていた頃もこのエスプレッソが出ることは何度もありました。テイクアウト用のカップもしくはデミタスカップ(めちゃめちゃちっちゃいカップ)に入れての提供になります。僕自身飲む機会があったかと聞かれると、オープンの仕事に入った時はなるべくその日の最初のエスプレッソは一口飲むようにしていました。チェーン店だったので、細かく毎日機械の設定やらを変えることはできないのだけれど、それでもなんとなく今日はこういうテイストなのかっていうことを知っておくことは大事なんじゃないかって思ってなるべく一口は口にするようにしていました。

 そしてこのエスプレッソをベースに、いろいろなドリンク展開がなされていきます。一番分かりやすいのはアメリカーノ。これはエスプレッソ+お湯です。ここで問題なのはカップに対してエスプレッソとお湯のどちらを先に入れるか。そんなのどっちでもいいやんかと思ったそこのあなた。実は違うんですよね。エスプレッソって実は大きく分けて2層に分かれていて。エスプレッソのコーヒーの部分が下にあってその上にはクレマと呼ばれる部分があります。このクレマはエスプレッソの液面に浮かぶきめ細かい泡のことで、この泡の部分は味・香りを強く含む濃密な泡になります。つまりこの部分がテイストとしてはかなりの強さをもっています。なので、エスプレッソの上にお湯を注ぐ方法で作ると、このクレマを崩すことになります。しかし、お湯が入っているところにエスプレッソを落とすと、クレマが上に乗っかる感じになります。そうするとテイストとしては、後者の方が強く感じることが考えられることになります。この違いはオーストラリアに行くと全く別のドリンクとして考えられていたりもして。これはホットもアイスも同様で。アイスの場合はとにかく氷をたくさん使うこと。エスプレッソ自体は高圧高音で落とすため、それ自体を冷たいままで出すことはできないので、お湯の代わりに水と氷を使います。これが基本のエスプレッソドリンクになるのかなって思います。それに加えて、ラテ、カプチーノ、マキアートあたりが定番になってくるのかなと思いますが、これらを全て話していくにはまずはスチームミルクの話をしていかなければならなくなります。ちょっと長くなってしまいそうなのでこれらはまた明日のお話に。

 今日はドリップしている様子を動画に収めて見たんだけど、光の反射とか、そもそも画面の中に収まりきってないとかそもそも動画を撮るセンスのかけらも感じられないという状況になって。何事もぶっつけでやってしまってはダメなんだということは分かりましたよ。そもそも今まで、写真を撮るセンスも皆無。頼まれて撮ってももう少し上手く撮れないの?と言われる始末でしたよ。カナダでよく頼まれて撮る時は、数枚撮るだけではいいもの撮れやんと思って片っ端から連写してこんなけ撮れば1枚くらいいいのあるんちゃん。という感じで撮影をしていました。それに比べて僕の写真を撮ってくれていた人はセンスあって。インスタのDeep coveでの写真あれすごく気に入ってて。(メインの方のアカウントです)あれ実は自分撮られてたことすら知らなくて、あれ必死に自分は景色の写真を撮ってるところを、撮られてたっていう。すごいいい写真ですよね。ありがとうって感じ。それに見合っただけの写真撮ってあげられてたのかな笑。いっつも斜めになっててよく怒られました。まっすぐ撮ってよって笑。今はコーヒーを毎日撮影する中で、余白とかその真っ直ぐとか意識して撮影していますけど、逆にいっつも同じ構図になってしまってちょっとすでにどうしたもんかって感じで。SNS発信していくとなると、単純に珈琲の知識だけではなくそう言った知識すらも身につけなきゃなってなるんでもう頭パンクしそうです。励もう。


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