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飲食店のシフトは戦術だ

飲食店のシフト組みとはどう攻めていくか、戦国時代でいう軍の布陣を考えるようものだ。
しっかりとできる人が入れれば強いしそうではない弱いシフトもある。
強い人が多いチームを作り、売れる日にしっかりと売っていくことができるかが勝負だ。

そしてとても大切なことは予算に対して30%以内に組んでいくこと。
予算も夢物語ではなく現実に近いちょっと手を伸ばせば届く予算から攻略していく。
そこがあまりに非現実的だと現場の人は「無理だよ、、、」と乗ってこない。
シフト組みの段階で予算に対して30%にする。そこが最初からオーバーしていては赤字で営業しますと宣言しているようなものだ。
ただ現実的にできない、アルバイトさんにこんな時間でここまでやるのは無理だなど言われオーバーして提出されることがある。
ここで妥協してしまうと黒字にはならない。

話し合いながら変えられるところを模索する。
できないのではなくどのようにしたらその範囲でできるようになるのか。とにかく頭を使う。
どうできるか考えて迷ったら厳しいシフトで組んでいく。
そして30%以内でシフトを作り戦っていく。
戦った結果予算を超えていけばお金が残り、超えなければ赤字だ。

パティスリーとコーヒーショップを経営して2年目だが、実質ベンチャー企業のような状態だ。
一人ひとりが踏ん張っていくことで何とか黒字にできるかどうかなのだ。
シフトも役割を持たせて回していくことが重要。
そこを任せている人が心が折れそうならとにかく一緒にやり、できるまで背中を押すこと。
人は背中を押されて自分の限界以上を経験した時に一気に成長するものだと思う。
そしてその成功体験を積み、それができるとわかり、できるためにはどうするか常に考えられるようになった人が自立した人だ。
そんな人を増やしていければ自分が会社を経営する意味があると思う。

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