7024号室

95年東京 映画と音楽とどうでもいいことをポツリポツリ書いていきたいです。

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ぼくのヒーローはコンビニのおばちゃん

コンビニのおばちゃんって偉大だ。少なくともぼくにとっては。 毎朝行くコンビニがあった。仕事を始めてから毎日のように行っていたが時間帯は決まっておらず、8時の日もあれば11時の日もあったし、18時のときも24時のときもあった。 深夜~早朝にかけていつもいるおばちゃん。 割腹が良くて、めちゃめちゃ髪の毛が長くて、不愛想で、ちょっとぶっきらぼうな女性。 「毎日夜勤だし、わけありっぽそうだな~~」 なんて思ってた。 完全な偏見である。 ぼくが働いていた場所は都内の中心の方で、

    • 宇宙人ポールのはなし。

      これはごく最近の話なのだけど、人生で初めて相手から一方的に別れを切り出された。自分の「相手に対する好意」の行き場がなくなり、どうしていいかわからなくなって、ありきたりだが何をする気も起きなかったとき、友人に勧められた作品。 「宇宙人ポール」 ただのコメディだと思っていたがところがどっこい。 めちゃくちゃに素晴らしい作品だった。 SFヲタクのクライヴとグレアム(非常に覚えにくい)がアメリカ版コミケのような祭典とSF聖地巡りのためにキャンピングカーで旅をしている途中に宇宙人

      • 「愛がなんだ」

        GW最終日。10連休ではないけどなかなかに連休をいただいたGWも終わり。最終日に家でだらりと過ごすのもな、、と思い立って、映画館へ。 とても気になっていた「愛がなんだ」を鑑賞しました。 エンドロールを見つめながらぼくの脳内にあったことはひとつ… 愛ってなんなんだ~~~~ テルコは純粋だ。純粋ゆえに周りからは理解されないし、理解を得られなくても構わないスタンス。 マモルは純粋にテルコに甘えてる。 電話は絶対に出るし、夜中でも駆けつける、マモルが気持ちよくテルコを利用で

        • 羊文学という文学に出会ったはなし

          女性ボーカルの楽曲をあまり聞かなくなったのはもう中学2年生頃からだったと思う。 友達に連れられAKB48のコンサートに初めて行き、半分をすぎたあたりから高い声に耳が痛くなってきた記憶がある。 (当時ぼくはdustboxやTOTALFAT、LOW 1Qばかり聞いていた) それから女性はAvril Lavigneしか聞かないという偏りぶり。 そんなぼくが近頃ずっと聞いてしまうバンドが2組いる。 「羊文学」と「SHISHAMO」 曲調や雰囲気こそ違うし、声色も異なるのだが、とにか

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